コーヒーの入れ方~円錐式ドリッパーでおいしく抽出してみよう

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ハンドドリップは、抽出の自由度が高いのが魅力の1つ。

使用する道具の違いで、抽出されるコーヒーの味わいも変化します。

特に多くの方に人気があるのが円錐式ドリッパー

中には、「購入してみたけれど、入れ方は普通と違うの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?

そこで、一般的な2種類の円錐ドリッパーのそれぞれの特徴と、円錐ドリッパーの特性を活かした入れ方をわかりやすくご紹介します。

 

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2種類の円錐式ドリッパーの魅力

円錐式のドリッパーは現在2つのメーカーから発売されています。

それぞれ少しずつ特徴が異なるので、確認してみましょう。

コーノ式の特徴

1つ目が珈琲サイフォン株式会社から発売されているコーノ式と呼ばれる「名門フィルター」

実は円錐式ドリッパーを48年に発明したのがこのメーカーなんです。ネルドリップの良さをペーパードリップで実現することを目的に発明・改良されてたどり着いた形が円錐式ドリッパーでした。

下部に大きなリブが取り付けられているのが特徴で、抽出速度はハリオ式より速く、スペシャルティコーヒーのような上質な豆のおいしさを凝縮させつつもスッキリとしたコーヒーを抽出できます。

抽出速度が速いため、慣れが必要でちょっと玄人向けではありますが、その分一般の方からプロまで絶大な信頼を集めています。

 

ハリオ式の特徴

珈琲サイフォン株式会社が取得していた円錐式ドリッパーの特許が切れて、ハリオから発売されたのが通称ハリオ式と呼ばれるハリオの「V60ドリッパー」です。

螺旋状のスパイラルリブが特徴的で、抽出速度はコーノ式よりもゆっくりなため、程よいコクを引き出すのが得意で、比較的初心者の方でも使いやすいドリッパーと言えます。

名門ドリッパーはプラスチック樹脂製のものがほとんどですが、ハリオのV60ドリッパーはセラミック製や銅製、耐熱ガラス製など、見た目にもインテリア性がある商品が多いのが魅力の1つです。

 

 
 
 

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円錐ドリッパーの入れ方

コーノ式とハリオ式の2種類の円錐ドリッパーがありますが、共通して言えるのは、

  • ネルドリップのようなまろやかで甘味と酸味のバランスに優れたコーヒーがいれられること
  • 注ぐお湯のスピードで味の調節ができること

細くお湯を注げば抽出速度はゆっくりになり、コーヒーの成分がしっかり抽出され、太くお湯を注げば逆に抽出速度は速くなり、スッキリとした味わいのコーヒーが抽出できます。

実際にコーヒーの入れ方を確認してみましょう。

円錐ドリッパーを使ったコーヒーの入れ方

【一杯分の入れ方】

  1. 抽出するコーヒーの量は120ml。ドリッパーに10g~12gのコーヒーの粉をセットします。
  2. 粉を平らにして、粉全体が湿る程度にお湯を注いで30秒間蒸らします。
  3. 500円玉くらいの大きさで小さな円を描きながらお湯を注いでいきます。
  4. 120ml分の抽出ができたら、すぐにサーバーから取り外して完成です。

スタッフ

ドリッパーの上部にできる泡には、コーヒーに含まれる雑味が含まれているので、注湯する際には、泡が下部まで沈む前にお湯を足します。

最後も泡がドリッパー上部にある内に、サーバーから取り外しましょう。

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円錐式ドリッパーでまろやかな甘味のあるコーヒーを楽しもう

円錐式ドリッパーは、手軽にネルドリップのようなまろやかな甘味が感じられるコーヒーをいれられるのが特徴です。

注湯スピードで抽出されるコーヒーの味が変化するため、少し慣れが必要ですが、何度も試しながら思い通りの味が引き出せるようになりましょう。

 

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