普段、コーヒー豆はどこで買っていますか?
カルディなどのコーヒーショップや焙煎したての豆を販売しているコーヒー豆専門店、ネット通販など、いろいろだと思います。
ただ共通して言えるのは、「コーヒー豆はこだわりだすと高い…」ということ。
頻繁に飲んでいると、結構な金額になりますよね…。
そんな方におすすめしたいのが自分で自家焙煎する方法です。
安い&うまいが魅力の自家焙煎
『コーヒーの自家焙煎』なんて聞くと、すごくハードルが高いように感じる方も多いのではないでしょうか?
でも実は、生豆さえ購入してしまえば、初めての焙煎は家にある道具だけでもできてしまうんです。
そして何よりの魅力が安いこと。
一例を見てみましょう。
注文毎に生豆から焙煎してすぐに新鮮な豆を発送してくれる楽天のFRESH ROSTER 珈琲問屋さんでは、生豆の販売もしています。
グアテマラSHBの場合、焙煎してある豆500gの価格が970円なのに対して、生豆の価格は1kgで1,326円と、約3割ほど安い金額で購入することができます。(価格は2018年11月時点)
*SHBとは、ストリクトリーハードビーンズの略で、グアテマラで一番標高の高いところで栽培されたコーヒー豆のグレード規格です。
ほとんどの生豆の値段は、同じ種類の焙煎してある豆よりも大体3割~5割ほど安いのが一般的です。
自家焙煎するのにも、ほとんど費用をかけずに(少量のガス代だけ)リーズナブルにコーヒーが楽しめます。
自宅で自家焙煎するのに慣れてくると、コーヒーの豆代が安く済むので、
- いつもの銘柄を安く楽しむ
- ちょっといい銘柄をお得に楽しむ
といった楽しみ方ができるようになります。
実際に自家焙煎だとどれくらい安い?
自家焙煎でいれたコーヒーがどれくらいお得なのか、1杯あたりの値段でご紹介します。
- カルディ グアテマラの場合
販売価格は200g 760円。 1杯あたり…38円 - FRESH ROSTERで焙煎済みのグアテマラSHBの場合(生豆時の価格なので400gで計算)
販売価格は500g 1,000円。1杯あたり…20円 - FRESH ROSTERで生豆を買い、自家焙煎の場合
販売時の価格は1kg 1,840円。
生豆から不良豆のピッキングをし、焙煎すると水分が抜けるため、1kgが大体800gになります。 1杯あたり…18.4円
このように1杯あたりにしてみると、カルディなどコーヒーショップのような実店舗で普段からコーヒーを買っている方なら、同じ銘柄(カルディはSHBではないですが…)が1杯あたり半額で飲めることがわかりますね。
自家焙煎ははじめるとやめられなくなるおいしさ
もちろん自家焙煎で業務用のコンピューター制御された焙煎器を用意するわけではないので、焙煎のクオリティではプロの販売するコーヒー豆には劣ります。
しかし、それでも多くの人が自家焙煎をはじめるとやめられなくなるが、新鮮なコーヒーが楽しめるから。
コーヒーは焙煎と同時に酸化が始まるため、どんなに保存状態に気をつけても、焙煎から2週間もすると味が劣化してしまいます。
チェーン店で焙煎してすぐのコーヒーを販売してくれるショップはほとんどなく、普通は個人経営の専門店を探さないといけません。
そのため本当に新鮮でおいしいコーヒーを飲んだことのある人は、実は少ないんです。
自家焙煎なら、自分が飲みたい量を1週間に1度や、2週間に1度焙煎することで、常に新鮮なコーヒーが飲めるのが大きな魅力です。
焙煎の質では少し劣るかもしれませんが、新鮮なコーヒーがお得に飲めるのは、コーヒー好きにとってうれしいメリットです。
また少量の焙煎でもプロの焙煎士の腕に近づける便利な焙煎器も3,000円前後から購入できます。
安いくてうまい自家焙煎をはじめよう
コーヒーの自家焙煎はハードルが高いように感じますが、いざチャレンジしてみると思ったより簡単に始めることができます。
また試行錯誤しながら繰り返している内に、段々と納得できるようなコーヒー豆に焙煎できるようになります。
お手頃においしいコーヒーを楽しむために、自家焙煎をはじめてみるのはいかがでしょうか?