“自家焙煎”…コーヒー好きにとって魅力のある魔法の言葉ではないでしょうか。
一度は、「自宅で大好きなコーヒーの自家焙煎にもチャレンジしてみたい」と思ったことのある方も少なくないと思います。
最近は自宅でもコーヒーの自家焙煎が簡単にできるグッズが多く揃ってきているので、誰でも気軽に本格的な自家焙煎が楽しめるようになりました。
そこで、はじめて自宅で自家焙煎にチャレンジする方におすすめしたいおすすめのコーヒー焙煎機をそれぞれの特徴やメリット・デメリットを交えつつご紹介します。
4タイプに分かれるコーヒー焙煎器
自宅でも使いやすいコーヒーの家庭用焙煎器は大きく分けると…
小型網タイプ |
小型陶器/金属タイプ | 手回し式 | 自動式 |
(出典:楽天市場)
の4つのタイプに分けることができます。
それぞれのタイプによって特徴が異なるため、メリット・デメリットをしっかり理解した上で選ぶようにしましょう。
小型網タイプ | 小型陶器・金属タイプ | 手回し式 | 自動式 | |
価格 | ★ ★ ★ | ★ ★fa-star-half-empty | ★ ★ ☆ | ★ ☆ ☆ |
使いやすさ | ★fa-star-half-empty☆ | ★ ★ ☆ | ★ ★fa-star-half-empty | ★ ★ ★ |
メリット |
・いわゆる“直火焙煎”ならではの独特の香味が味わえる ・リーズナブルに始められる |
・焙煎器表面の熱と内部の空気中の熱で焙煎するため焼きムラができにくい ・リーズナブルに安定した焙煎が可能 |
・ドラム型のチャンパーを回すため炎との距離が一定で安定した本格焙煎が可能 ・一度に焙煎できる量が多い |
・生豆を入れるだけで自動で焙煎ができる ・チャフ除去機能など多機能な焙煎器もある |
デメリット | ・炎の熱が直接あたるため、豆を上手に撹拌しないと焼きムラができやすい ・チャフ(薄皮)でコンロが汚れる |
・中が見にくいため、狙い通りの焙煎には慣れが必要 ・一度に焙煎できる量が少ない |
・焙煎器が場所を取る ・ハンドルを回すだけで作業が単調 |
・価格が高い ・火力不足な自動式焙煎器も… |
こんな人におすすめ | とにかくリーズナブルに自家焙煎にチャレンジしてみたい! | リーズナブルでも本格焙煎のコーヒーが飲みたい! | 高品質な本格焙煎のコーヒー豆を安定して作りたい! | 時間はかけたくないけど焙煎したてのコーヒーが飲みたい! |
それぞれのタイプの家庭用焙煎器の特徴やメリット・デメリットについてご紹介することができました。中にはフライパンで焙煎する方法などを紹介しているブログなどもありますが、安定した焙煎が難しいため、あまりおすすめしません。
家庭用焙煎器ランキング10選
では、早速コーヒー好きの間で人気の高い家庭用焙煎器をランキング形式で見ていきましょう。4タイプの焙煎器の中から特にコーヒー通に人気の高いアイテムをご紹介します。
木柄ごま煎り器
サイズが小さいので一度に1人~2人分しか作れませんが、はじめての自家焙煎でも軽くて手が疲れにくいのが特徴です。一回分の量なら焙煎にも時間はそこまでかからないので、一人暮らしの方がちょっとおいしいコーヒーを飲みたい時にもおすすめです。ごま煎り器で焙煎に慣れたらもう少し大きな焙煎器を購入しても良いかも知れません。
焙煎職人13cm
コンパクトサイズで、一度に約40gのコーヒーを焙煎することができます。コーヒー焙煎専用の設計で、コンロを使って焙煎中にも手元が熱くならないように木製の取っ手が付いていたり、豆がこぼれないようにフタ部分にロック機能が付いていたり、自家焙煎で使いやすい工夫がされています。
OTTIMO(オッティモ) 家庭用焙煎器
「簡単に焙煎したてのコーヒーが飲みたい」という方にピッタリな自動焙煎器です。焙煎設定ダイヤルを回して焙煎温度と焙煎時間を選べば、後は焙煎器が自動で仕上げてくれます。気になる焙煎中の煙をカットするアフターバーナー機能や低騒音モーターを搭載しているので、マンションやアパートでも安心して使用できます。
ダイニチ カフェプロ MC-503
「おいしいコーヒーを自宅で飲みたいけど、面倒なのは嫌だ」という方にピッタリなグッズです。焙煎段階も3段階から選べるので、好みや豆に合わせて最適な味わいのコーヒーを楽しむことができます。焙煎だけでなく、ドリップまでを全自動で行ってくれる数少ない家庭用のコーヒーメーカーです。家庭用だけでなく、小規模なオフィスや店舗にもおすすめです。
ユニオン 手動ロースター
専用のロートが付属するので簡単に生豆をドラムの中にセットできます。焙煎中は中の様子が見えないため、専用のテストスプーンを差し込んで豆を取り出して確かめましょう。ドラム内には2枚のブレードが設置されているので、ハンドルを回すだけで効率よく豆が撹拌され、煎りムラができにくいのが特徴です。チャフが飛び散るので、事前にコンロ周りにアルミホイルなどをひいておくと掃除が楽になります。
ハリオグラス/HARIO 焙煎器 コーヒーロースター・レトロ RCR-50
見た目にも高級感があるアンティーク調で、コーヒー好きのインテリアとしても絵になります。雰囲気から楽しみたい本格派の人におすすめしたい焙煎器です。 耐熱ガラスで中の焙煎の様子もわかりやすく、好みの焙煎加減がひと目でわかるのでタイミングを見逃しません。またガスや電気を使わないので、どこででも焙煎したてのコーヒーを楽しめます。
手網コーヒー焙煎器 RCP
2つの網を合わせて使用するので、生豆を入れるのも簡単で、こぼしてしまう心配もいりません。火があるところならどこでも使用でき、自宅のコンロや、アウトドアでバーベキューの後に焙煎したてのコーヒーを楽しむことだってできちゃいます。
網タイプの焙煎器なら、炭を使った炭焼き焙煎にも挑戦できます。ただし、焙煎中はフタがロック式ではないので豆がこぼれないように注意が必要です。
セラミック焙煎器 いる・いる
発明工房 煎り上手
3次元捻り回転電動焙煎機 GENE CAFE (ジェネカフェ)
家庭用焙煎器で自家焙煎にチャレンジ
家庭用焙煎器の中でも特に人気の高い焙煎器を口コミと一緒にご紹介しました。気になる焙煎器は見つかったでしょうか。焙煎器は大きく分けると
・小型網タイプ
・小型陶器/金属タイプ
・手回し式
・自動式
の4タイプに分けることができます。
それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なりますが、自分に合った家庭用焙煎器を用意すれば、焙煎したばかりのコーヒーだけが持つ香り高い味わいを自宅で楽しむことができます。自宅での自家焙煎にチャレンジして、コーヒーの奥深さをより一層楽しみましょう。