※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
 

マキネッタのアルミ製とステンレス製

コーヒーの味はもちろん、インテリアとしてもおしゃれなマキネッタ。
大きく分けるとマキネッタには、アルミ製とステンレス製があります。

材質の違いではありますが、マキネッタ愛用者の中には、アルミ派とステンレス派にわかれるほどなのです。

理由は何でしょうか?

今回は、アルミ製とステンレス製のマキネッタの特徴の違いやメリット、デメリットについて解説します。

 

おすすめのお試しコーヒー

➊ 珈琲きゃろっと

世界が認めたコーヒー鑑定士が、こだわりの焙煎機で焙煎しその日のうちに発送。
1日限定30セット初回限定53%OFF 1,980円‼(返金保証付)

⇒ 珈琲きゃろっとレビュー記事へ

 

➋ ROKUMEI COFFEE

日本一の焙煎士が、豊かな日常をコンセプト自家焙煎のスペシャルティコーヒー専門店
お試し飲み比べセット 100g×3種 2,160円(税込)送料無料

⇒ ロクメイコーヒーレビュー記事へ

スポンサーリンク

マキネッタのアルミ製とステンレス製の違い

マキネッタ初心者のうちは、器具の材質は何でも変わらないと思われがちですが、アルミ製とステンレス製で異なる点がいくつかあります。

どちらもモカ・コーヒーを淹れられる点は同じなのですが、マキネッタ選びにおいて、材質を決めることは大事なポイントです。

アルミ製とステンレス製のマキネッタの違いを表にしてみました。

アルミ製ステンレス製
価格
手入れ
IH対応
デザイン

それぞれアルミ製とステンレス製マキネッタの違いについて詳しく見てみましょう。

アルミ製とステンレス製のマキネッタ:味の違い

ブリッカで淹れるエスプレッソ

アルミ製とステンレス製のマキネッタで淹れるモカ・コーヒーの味は、違ってくるのでしょうか?

イエス。

 

アルミ製とステンレス製では、モカ・ポットのコーヒー抽出にかかる時間に若干の差があります。
そのため、同じコーヒー豆を使っても酸味や苦味など、味の出方が変わってくるのです。

例えば、アルミ製マキネッタのメリットは、抜群の熱伝導率
早く抽出できるため、雑味の少ないまろやかなコーヒーを作れる傾向があります。

ハンドドリップでも、抽出に時間をかけすぎると雑味やエグミがでてしまうデメリットがありますよね。
その点、アルミ製のマキネッタは、適度に早くおいしいコーヒーをいれられます。

ステンレス製マキネッタで淹れたコーヒーが、味に劣るということでは決してありません。
どちらも長期間使うことで、マキネッタにコーヒーの香りと油が染み込んでおいしい味を作り出してくれます。

ところで、直火エスプレッソ本場のイタリアでは、かつてステンレス製のモカ・ポットが流行った時期がありました。
しかし、流行は長く続かなかったそうです。

味に関しては人それぞれ好みもあるため、優劣をつけることが難しいですが、アルミ製マキネッタが、廃れることなく今でも最も普及している理由は、その味にあるといえるでしょう。

アルミ製とステンレス製マキネッタ:価格の違い

アルミ製とステンレス製で、明白な違いは価格です。

マキネッタ商品を調べて探している方ならすぐにわかりますが、アルミ製よりもステンレス製のほうが割高です。

理由はシンプル。

ステンレスは、金属の腐食や汚れに強く、管理が簡単なので全体的に扱いやすいのですが、硬くて加工しにくいためコストがかかります

調理器具として加工しやすく、変形しやすいアルミ合金に対して、ステンレスはその真逆なのです。
鏡のような光沢感で上品なステンレスは、やはり割高にならざるを得ません。

それに対して、アルミ製は庶民的で味わいのあるマットな質感で、種類も豊富。
サイズ別に揃えても、懐が痛くない価格設定も魅力になっています。

価格の違いは製造メーカーによっても変わってきますが、利便性を追求するなら高くてもステンレス製を、試しに購入したいのなら、コスパのよいアルミ製がベストなのではないでしょうか?

アルミ製とステンレス製マキネッタ:手入れの違い

マキネッタを乾かす

マキネッタの手入れ方法を比較してみると、やはりステンレス製が圧倒的に楽です。

ステンレスは、アルミよりも錆びや変色に強いため、こまめにメンテナンスをしなくてもすぐに汚くなることはありません。
一方で、アルミ製は、酸化しやすく白シミや黒ずみができやすい材質

使うたびに分解してきれいに水洗いし、しっかりと乾燥させることが望ましいです。

内部に水が残ったまま放置してしまった場合や、未使用期間が長びいたときは、アルミの腐食が始まっていないか確認をして、錆びが気になる場合は取り除いたほうがいいでしょう。

ちなみに錆びや白シミは、人体には無害です。
ただ、どうしても見た目の衛生面が気になる人は、ステンレス製向きかもしれません。

コーヒーの準備、抽出からテイスティング、片付けまで楽しみたい人には、器具の手入れもその一環。
手入れするほど愛着がわいてくるのは、間違いなくアルミ製でしょう。

アルミ製とステンレス製マキネッタ:IH対応の有無

ビアレッティのマキネッタをセット

火を扱わず安全なIH(電磁調理器)。

最近は日本でもオール電化住宅などではIH調理器が設置されるパターンも増えているようです。

ただし、残念ながらIH調理器対応のマキネッタは、IH可とされた有磁性のステンレスで作られた器具のみです。
有名なものとしてヴァリラ社の「イザベラ」など。

アルミ製のマキネッタは、基本的にIH対応不可です。

もともとIH対応のマキネッタは、さほど種類が多くありませんでしたが、最近はIH対応タイプが増えてきています。
モカ・エクスプレスでも、上段はアルミでポット部分はステンレスのIH対応の器具が発売されました。

注意点としては、IH対応のマキネッタの多くが海外メーカーの輸入品で、海外仕様になること。
日本の規格に合わない可能性もあるため、購入前に確認することをおすすめします。

日本のIHは、マキネッタの底の直径が12cm以下だと、安全装置が働いて使えない事があるので、小さなサイズのマキネッタを購入予定の方は特によく確認するようにしましょう。
 

IHが使えなくても、ラジエントヒーターがある場合は、使えるマキネッタの種類が増えます。

ラジエントヒーターは、トッププレート部分の下に渦状のニクロム線を埋め込みヒーター自体を加熱させるしくみ。

電磁波で加熱するIH調理器よりも火力は弱くなりますが、通常のIHでは対応不可のアルミ鍋や鉄鍋、土鍋や耐熱ガラス鍋などの調理器に使うことができます。

そのため、アルミ製のマキネッタも当然使えます。

また、アルミ製やIH不対応のステンレス製マキネッタでもIHで加熱ができるようにするステンレス製のプレートも販売されています。
価格が約3,000円と安くないですが、IH調理器しかなくてどうしても気に入ったアルミ製マキネッタがある際には頼りになります。

 

アルミ製とステンレス製マキネッタ:デザインの違い

マキネッタのデザインは、ヨーロッパで生まれたコーヒー器具だけあり、シンプルなものから芸術品のようなものまでさまざまです。

特徴をいうと、アルミ製マキネッタは、懐かしみのあるレトロなデザインが魅力。

元祖ビアレッティのモカ・ポットをみても、定番商品だけでなくカラフルな塗装を施した可愛らしいデザインまで、コレクター意欲を刺激します。

一方で、ステンレス製は、クールな印象でスタイリッシュな商品の傾向があります。
ステンレス製の定番イルサのマキネッタの場合は、上品な光沢感が洗練されたイメージを作り出しています。

また、アート性を追求しているメーカーとしては、アレッシィ社のマキネッタが有名です。
アレッシィ9090」など、スタイリッシュさと機能性を極めた器具は、イタリアのデザイン賞を多く受賞し、根強い人気を得ています。

デザイン全般で言えることは、加工性に優れたアルミ製のほうが、幅広いラインナップがあること。
とはいえ、どちらもクオリティが高いため、コーヒータイムはもちろんインテリアにも最適です。

 

スポンサーリンク

アルミとステンレスでおすすめのマキネッタ

ビアレッティのマキネッタ

アルミ製とステンレス製でそれぞれ人気の高いマキネッタをご紹介します。

大定番のようなマキネッタなので、どちらを選んでも間違いなくおいしいモカコーヒーが楽しめます。

アルミ製:ビアレッティ モカ・エクスプレス


 

ビアレッティのアルミ製のモカ・ポット「モカ・エクスプレス」は、言わずと知られたマキネッタの定番中の定番です。

発売以降、家庭用の直火式エスプレッソメーカーとして、イタリア国内はもちろん世界シェアNO.1を誇ります。
1杯~18杯までの幅広いサイズ展開で、イタリアでは、杯数ごとに数個持っている家も少なくありません。

家で簡単に直火エスプレッソが飲めるということで、モカ・エクスプレスは爆発的な支持を得てきました。
経済的な値段で買えて丈夫で長く使えるだけでなく、交換パーツも手に入りやすいです。

創業当時から100年変わらない伝統の形状で、エスプレッソのようなクレマは作れませんが、濃厚なモカコーヒーはデミタスカップの中で砂糖を加えるとなんともいえない贅沢な風味になります。

 

 

ビアレッティ モカ・エクスプレスの口コミ評判

おしゃれで定番

同じ大きさのBialettiを、中のパッキンを2回取り替えただけで10年以上使いました。持ち手が突然折れた(たぶん熱で劣化した)ので,どうしてもまたこれが欲しくて買いました。構造が少しだけ変わった所がありますがほとんど前回と同じで,とても嬉しいです。それに安い!
楽天市場の口コミ

ステンレス製:ヴァリラ イザベラ


 

ガスコンロに電気コンロ、HI調理器具まで対応しているマキネッタなら、スペイン発ヴァリラ社の「イザベラがおすすめです。
IH対応のステンレス製マキネッタの中では一番人気が高いモデルです。

イザベラは、ステンレスの本体に握りやすい形状の樹脂製の取っ手がついています。
実用性、デザイン性と耐久性に優れたステンレスは、マキネッタの使用をより簡単にしてくれます。

4,6,10カップ用のサイズ展開のため、特に家族や友人たちと一緒に食後のコーヒーを楽しみたい方に最適。
お値段的にも、他のステンレス製マキネッタより経済的です。

もちろん、樹脂製の取っ手は、劣化してきたら別途購入も可能。
とにかく長く使いたい方におすすめの逸品です。

 

 

ヴァリラ イザベラの口コミ評判

自宅でカフェ気分

IH対応を探し、これに決めました。
デザインが好きです。
美味しく淹れる為に使用前のするべきことが丁寧に書かれています。
保証書やレシピも入り、良かったです。
使いやすい、洗いやすい、美味しく淹れてます。
楽天市場の口コミ

 

スポンサーリンク

気に入ったマキネッタを選ぼう

アルミ製とステンレス製のマキネッタの特徴と、おすすめのマキネッタについてご紹介しました。

伝統的なモカ・コーヒーの味や手ごろな価格にこだわるなら、モカ・エクスプレスをはじめとするアルミ製。
メンテナンスや扱いやすさを優先するなら、ステンレス製が圧倒的です。

マキネッタが欲しくなった方は、購入時の参考にしてください。

スタッフ
私はアルミ製とステンレス製の両方を持っていますが、個人的には、アルミ製とステンレス製どちらのマキネッタにするか迷っている方には味とコスパを考えてアルミ製をおすすめしています。

 

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事