普段何気なく使っているコーヒーメーカー。
でも「仕組みや内部構造はどうなっているんだろうか?」と疑問に思ったことはありませんか?
そこで今回の記事では、実際にコーヒーメーカーの仕組みについてわかりやすくご紹介したいと思います。
コーヒーメーカーの仕組みと内部構造
*今回の記事では、パナソニックから発売されている全自動コーヒーメーカー「浄水沸騰コーヒーメーカー」の画像を公式サイトから引用しています。
一般的なコーヒーメーカーの内部構造は、水タンク・ヒーター・給水管・吐出口の4つからできています。
画像のように全自動コーヒーメーカーの場合、それにミルの機構が加わります。
コーヒーが抽出されるまでの内部の仕組み
水タンクに入ったお水は、スイッチを入れると重力によって給水管を通ってヒーター部分へと流れていきます。
そしてヒーターで加熱されると、給水管内部の圧力が上がり、お湯はコーヒーメーカー上部の吐出口へと向かいます。
ポンプなどが搭載されてお湯を引き上げているのではなく、お湯の圧力を利用しています。水タンク内の水圧の方が高くなるように設定されていたり、お湯が逆流しないように逆止弁が取り付けられたりしているので、沸騰したお湯が水タンクの方へと逆流してしまうことはありません。
圧力が高くなって逃げ場のないお湯は上へ上へと押し上げられて吐出口からシャワー上にお湯が排出されてコーヒーを抽出する仕組みになっています。
保温機能の付いたコーヒーメーカーの場合、お水を沸騰させたのと同じヒーターによって抽出されたコーヒーが加熱されて保温されます。そのためほとんどのコーヒーメーカーのヒーターはガラス製サーバーの真下に配置されています。
パナソニックの浄水沸騰沸騰コーヒーメーカーは浄水機能付き
今回画像を引用しているパナソニックの浄水沸騰コーヒーメーカーは、機種名からもわかるように、お湯を煮沸させてカルキを90%以上除去する浄水機能が付いている数少ないコーヒーメーカーです。
▼抽出の流れを動画で確認▼
沸騰したお湯はコーヒーメーカー上部へと引き上げられると、もう一度活性炭フィルターの付いた水タンクへ戻されて、水タンク→ヒーター→水タンクと、お水が循環することで浄水する仕組みになっています。
浄水が終わると、自動で切換弁が開き、水タンクにはお湯が戻らずに直接吐出口へとお湯が排出されます。お湯が排出されると使用したミルを通過してコーヒーを抽出するため、ミル内部も毎回お湯で自動洗浄されてお手入れの手間を他メーカーと比べると格段に軽減しているのもパナソニックの全自動コーヒーメーカーがベストセラーになっている理由の一つです。
価格は変動しますので最新価格はこちらから
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仕組みがわかるとコーヒーメーカーがもっと楽しくなる
今回の記事では少しマニアックでしたが、普段何気なく使っているコーヒーメーカーの仕組みや内部構造についてご紹介しました。
意外とリーズナブルな価格で販売されているコーヒーメーカーはシンプルです。パナソニックの全自動コーヒーメーカーなど、さまざまな機能が搭載されるにつれて中の内部構造も複雑になります。
次回コーヒーメーカーでコーヒーを抽出する時には、コーヒーができるまでの仕組みについてもちょっと考えながらコーヒーの出来上がりを待ったら、いつもよりおいしくコーヒーが飲めるかもしれません。