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最近、日本でもコーヒー好きの間で話題になっている「エアロプレス」
空気の力で抽出する全く新しい抽出方法です。

実際に目にする機会があまりないので、名前は聞いたことがあっても「どういう仕組みでコーヒーが淹れられるの?」と疑問に思われている方も少なくないのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、エアロプレスの仕組みから、おいしい淹れ方までわかりやすくご紹介したいと思います。

 

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歴史の浅いエアロプレス

kentaさん(@moshan.109)がシェアした投稿 -


コーヒーの抽出器具の多くは長い歴史を持ちます。
1800年ごろに今のドリップポットの原型となる器具が発明され、ペーパードリップもメリタ氏によって1908年に発明されたので、すでに100年以上の歴史を持ちます。

そんな中で、エアロプレスコーヒーメーカーの歴史は浅く、新しい抽出器具と言えます。誕生したのは2005年、それも発明したのはコーヒーメーカーではなく、ブーメランやフリスビーなどを製造・販売するエアロビー社の社長アラン・アドラー氏によって考案されました

アウトドアでも手軽にエスプレッソのような濃いコーヒーが飲めるようにすることをコンセプトに開発されたため、使い方に慣れれば自宅だけでなく、キャンプや登山など、どこでも簡単においしいコーヒーが楽しめるようになります。

まだ歴史が浅いため、コーヒー好きの方の中にも聞いたことはあっても試したことのない方が多いかもしれません。

また日本国内では、コーヒー専門店でもほとんど取り扱っていないので、道具を取り寄せてどんなコーヒーが淹れられるのか試してみることをおすすめします。

ちなみに、人間が世界一遠くへ投げられるものとしてギネス記録を保有しているのがこのエアロビー社の「Aerobie」です。飛距離はなんと406.29mだったそうです。
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エアロプレスの仕組み

理科の実験道具のような見た目のエアロプレス。

エアロとは「空気のことで、空気の圧力を利用して短時間で抽出を行うのがエアロプレスの特徴です。

エアロプレスの淹れ方

では、エアロプレスを使ったおいしいコーヒーの淹れ方を見ていきましょう。

用意するもの
・エアロプレス 一式
・お湯 160cc
・コーヒー 12g(中細挽き~中挽き)
・安定したコーヒーカップ又はサーバー
1.

チャンバーをコーヒーカップにセットします。フィルターをキャップに取り付けてお湯を通してからチャンバーの下にセットします。

*フィルターはお湯を通す(リンス)することで、ペーパーフィルターについたニオイがコーヒーに残ってしまうのを防ぐ効果があります。

2.
豆を中細挽き~中挽きで挽いた後、チャンバーにセットします。
3.

プランジャーを使ってチャンバーにお湯を注ぎます。

*エアロプレスは浸漬法の一種なので、すばやくコーヒーの粉全体にお湯をかけるのがおいしく淹れるコツです。

4.
パドルを使って5秒間撹拌します。撹拌が終わったら、気圧の力で抽出してしまわないようにプランジャーを取り付けておきます。
5.
約30秒間蒸らした後、15秒間ほど時間をかけてゆっくりと手で押しながら抽出すれば完成です。
6.
抽出が終わったら、プランジャーを押し出せば固まったコーヒーの粉がペーパーフィルターと一緒にポンッと出てくるので、後は軽くチャンバーを水ですすげば後片付けは完了です。

 

コーヒーを淹れるのに必要なのはエアロプレスとコーヒー、お湯だけで後片付けも簡単なので、キャンプや登山など、アウトドアでも重宝します。

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エアロプレスで淹れたコーヒーの味の特徴

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エアロプレスでコーヒーを淹れると、短い時間で抽出するのでさっぱりとしたコーヒーに仕上がります。

ただし、エスプレッソのように圧力をかけて抽出しているのでコーヒーの旨みはしっかりと抽出され、酸味は控えめでもコクの感じられるコーヒーになります。

スッキリとしつつもコクがあるという、他の抽出方法ではなかなか味わえないコーヒーが楽しめるのがエアロプレスの楽しさです。

また、お湯が沸いてから抽出完了までが大体1分ほどで抽出時間も短いので、すぐに手軽に飲めるのが魅力です。

道具も6,000円前後から一式が揃えられるエアロプレスもあり、比較的コーヒーの抽出器具としてはリーズナブルに始めることができます。

 

 

エアロプレスで楽しみ方の幅を広げよう

歴史の浅い新しい抽出方法として注目されるエアロプレス。
手軽に短い抽出時間でコクのあるさっぱりとした飲みやすいコーヒーを淹れることができます。

キャンプや登山などアウトドアでも、お手入れ簡単なので重宝します。

まだエアロプレスを試したことのない方は、今回の記事を参考にしながらチャレンジしてみてコーヒーの楽しみ方の幅を広げてみるのはいかがでしょうか。

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