ビアレッティの使い方

100年に渡りイタリアの家庭のコーヒーのシンボルになってきたビアレッティ

日本でも「マキネッタといえば“ビアレッティ”」という印象が強いですよね。

今回は、ビアレッティを使ったエスプレッソの作り方について解説していきたいと思います。

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新しいビアレッティを使う前に

ビアレッティのマキネッタ部品

新しいビアレッティのマキネッタが届いたら、すぐに使ってモカコーヒーやエスプレッソが淹れたくなりますよね。

ただし、ビアレッティをはじめマキネッタは使い始める前に下準備が必要です。

捨てコーヒー

それが「3回の捨てコーヒー作り」

購入したばかりのビアレッティのマキネッタでいきなりコーヒーを淹れると、コーヒーに金属のニオイが混ざってしまいます。

そのため、ビアレッティのマキネッタとコーヒーをなじませる必要があります。

方法は簡単で、マキネッタでコーヒーを3回作ってそのまま捨てるだけです。

コーヒーの作り方はこれからご紹介する使い方を参考にしてください。

高級豆を使う必要はまったくなく、どうせ捨ててしまうので安い豆で大丈夫です。

この作業をしっかりするだけで、コーヒーに含まれるオイル成分がビアレッティのマキネッタとよく馴染んで金属臭がなくなります。

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ビアレッティの使い方

ビアレッティのブリッカ

今回使用したのはビアレッティのブリッカです。

伝統のモカエキスプレスは、発売当時からほとんどデザインが変わっていませんが、ブリッカはそのモカエキスプレスの改良版

特殊圧力バルブを使用することで、これまでのビアレッティのマキネッタでは作れなかったエスプレッソならではのクレマが作れるようになったのが特徴です。

ビアレッティでエスプレッソの作り方

用意するもの
  • ビアレッティのマキネッタ
  • コーヒー豆
    2カップ 13g
    3カップ 20g
    4カップ 26g
    *細挽き、ブリッカは極細挽きも可

  • 2カップ 100ml
    3カップ 150ml
    4カップ 200ml
  • デミタスカップ
  • 砂糖
    お好みの量
  1. ボイラーに水をセットする。
    ビアレッティのサーバーで水をはかる
    ボイラーに水をセットします。
    水の量は計量カップを使ってもいいですし、サーバーに水のラインがわかるように印が付いているので、そこまで水を入れてボイラーに移す方法でも構いません。
    *ビアレッティのマキネッタは、マキネッタよりも少ない杯数分は上手く作れません。2カップのマキネッタなら2杯、4カップなら4杯分を作るようにしましょう。
  2. バスケットにコーヒーの粉を入れる
    すりきりでコーヒーを入れる
    バスケットにすりきり一杯のコーヒーの粉を入れます。
    エスプレッソですが、タンピング(押し込み)は不要です。
    スプーンでならしてすりきりにする程度にします。
    *この時に縁にコーヒーの粉が付着したままにすると、うまくサーバーが取り付けられず間からお湯が漏れる原因になります。
  3. サーバーをセットしてコーヒー抽出
    ビアレッティのマキネッタをセット
    サーバーを取り付けて、コンロにかけましょう。
    火力は中弱火くらい。
    中心から少しずらして、取っ手が熱で溶けないようにしましょう。
    *コンロの五徳が上手く合わない場合は、マキネッタ用のサポートリングが純正でありますし、100均の金属製の網でも対応可能です。
  4. シューと音がしたら完成
    マキネッタでコーヒーが抽出
    マキネッタは抽出が完了すると蒸気が出る「シュー」という音が鳴ります。ブリッカはバルブに一定以上の圧力がかかると一気にコーヒーがサーバーに上がってくるため普通のマキネッタより高い音がします。
  5. デミタスカップに注いで完成
    ビアレッティのマキネッタ
    砂糖をお好みの量入れたデミタスカップに作りたてのエスプレッソ(モカコーヒー)を注いで完成です。
    ブリッカの場合はクレマが無くなる前に飲み切るようにしましょう。

使い終わった後のビアレッティの洗い方

マキネッタを洗う

ビアレッティのマキネッタでコーヒーを入れ終わっら、マキネッタを片付けましょう。

マキネッタの洗い方ですが、原則として“洗剤を使用しません”

ビアレッティのアルミ製のマキネッタは、革製品のように使い込むことで表情が少しづつ変化するエイジングが楽しめます

イタリアでは、嫁入り道具の一つとして新品のビアレッティのモカエキスプレスを購入して、長い年月で表情を変化させるマキネッタを見ながら夫婦で一緒に過ごした歳月を感じるなんて習慣があるそうです。

また、アルミ製という特性上、洗剤を使ってしまうと洗剤のニオイがつきやすいというデメリットもあります。

そのため、気にならなければビアレッティは基本、水洗いです。

どうしても衛生的に気になるという方は、少しの洗剤で洗ってしまっても問題ありません。

ビアレッティの洗い方は以下の通りです。

  1. ビアレッティが冷めるのを待つ

    抽出が終わったばかりのビアレッティのマキネッタはかなり熱くなっています。
    淹れたばかりのコーヒーを楽しみながら冷めるのを待ちましょう。
  2. サーバーとボイラーを水洗い
    マキネッタを洗う
    サーバーとボイラーそれぞれを水洗いします。
    サーバーの裏側のパッキン部分を忘れやすいのでご注意を。
  3. ろうとの豆を捨てる
    ろうとの豆を捨てる

    ろうとのコーヒーの粉は、ひとかたまりになっているので、ポンポンすればきれいに落ちます。
    燃えるゴミにそのまま落としましょう。
    *撮影のためにトレーに落としています。
  4. しっかり乾かす
    マキネッタを乾かす
    マキネッタは洗い終わった後、すぐに組み立てるのではなく、しっかりパーツごとに乾かすようにしましょう。
    濡れたままの状態にしておくと、アルミのパーツが黒ずむ原因になります。

ビアレッティの使い方についてのQ&A

ビアレッティでいれたエスプレッソ

ビアレッティを使う上でよくある質問にもQ&A形式でお答えします。

ビアレッティは種類によって味が変わりますか?
ブリッカ以外に関しては、抽出のタイミングなど若干の違いはありますが、レシピ通りに作れば出来上がりの味に大差はありません。
クレマができません…
ビアレッティに限らず、構造上クレマは作れません。ブリッカに関しては、分量とタイミングを間違えなければ、エスプレッソマシンで淹れたのに近いクレマが作れます。
何カップ用を選べばいいか?
マキネッタは、それぞれサイズ通りのカップ数しか抽出できません。そのため大は小をかねないので、いつも2人なら2カップ、4人なら4カップと普段使う量を選びましょう。
ただし、1カップ分は約50ccになるので、ちょっと多めに飲む方なら1カップ分大きいサイズを選んでもいいかもしれません。
コーヒー豆はどんなものを選んだらいいか?
深煎りのコーヒー豆を細挽きにして使用しましょう。
ブリッカに関してはエスプレッソ用の極細挽きでも構いません。
IHは使えますか?
ビアレッティのマキネッタは、基本的にIHでは使用できません。
ただし、IH調理器に併設されているラジエントヒーター(赤く発熱する熱源)であれば、アルミ製・ステンレス製問わず使用できます。
ビアレッティのマキネッタで消耗品はありますか?
サーバーに取り付けられているゴムパッキンは消耗品です。
使用頻度によりますが1,2年で交換が必要になります。
使っていて隙間から蒸気やコーヒーが漏れるようになったら交換のサインです。
交換用のパーツはAmazonなど通販サイトで購入できます。

ビアレッティで手軽にエスプレッソのある生活を

ビアレッティのマキネッタを使えば、何万円もするエスプレッソマシンを購入しなくても自宅で手軽にエスプレッソが楽しめます。

またマキネッタがあるだけで本格的なカフェラテやカプチーノも作れるので、コーヒーの楽しみ方の幅がぐっと広がります。

イタリアでは30年、40年モノのマキネッタが普通にあり、一度購入すれば一生モノのコーヒー器具です。

じっくりとコーヒーを楽しむのにビアレッティのマキネッタを使ってみるのはいかがでしょうか?

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