気軽においしいコーヒーが飲めるコーヒーメーカーは頼りになります。でも使っていると「コーヒーメーカーで作ったコーヒーがぬるい…」
なんてトラブルに遭ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では…
- コーヒーメーカーのコーヒーがぬるい原因は?
- コーヒーメーカーのコーヒーを適温にする対処法は?
といった疑問にお答えします。
せひ、参考にしてください。
INDEX
コーヒーメーカーのコーヒーがぬるく感じる理由と原因
飲み頃の温度のコーヒーは60度~70度と言われています。
一般的に人間の舌は自分の体温+25度以上をちょうどよい熱さと感じるようです。
そのため60度以下になってしまうと。ほとんどの人がぬるく感じるようになります。
コーヒーメーカーは基本的にコーヒーを抽出するのに最適と言われている80度~90度前後で抽出するように設定されているため、抽出されたコーヒーは人間がぬるいと感じる温度よりはるかに高いです。
そのため、コーヒーメーカーのコーヒーがぬるいと感じる時には、コーヒーが何かの原因でぬるくなってしまっていることが考えられます。
1つずつ、紹介します。
コーヒーがぬるい原因1~コーヒーサーバーまたはカップが冷えている
コーヒーメーカーは実はよくできていて、サーバーに抽出される温度は約80度ですが、そこからマグカップやコーヒーカップにコーヒーを移すと、温度が下がり飲み頃の70度前後になるようになっています。
ただし、冬に部屋の温度も下がっていると、サーバーもコーヒーカップも冷えているため、注ぐ時にコーヒーがに冷えすぎてしまうことがあります。
「コーヒーメーカーのコーヒーがぬるい」というトラブルも実は冬の時期がほとんどです。
シロカや象印のステンレスサーバーは要注意!
特にシロカや象印のステンレスサーバーは注意が必要です。保温性能が高いため、一旦冷えてしまっているステンレスサーバーにコーヒーを注ぐと、予想以上にコーヒーの熱が奪われます。
そしてステンレスサーバーのコーヒーメーカーは保温性能が高いため、ヒーターを使った保温機能がないものが多く、結果コーヒーを注ぐと温度が下がったぬるいコーヒーになってしまいます。
コーヒーがぬるい原因2~コーヒーメーカーのヒーターの故障
ほとんどのコーヒーメーカーはマイコン制御でお湯の温度が管理されているため、基本的には抽出されるお湯がぬるくなってしまうということはありません。
ただし、ほとんどのコーヒーメーカーのヒーターは、サーバーの真下に設置されているので、濡れたままのコーヒーサーバーを使うと、浸水してヒーター部分が故障してしまうことがあります。
ヒーターはコーヒーメーカーの部品の中でも値段が高く、修理費も高額になる場合が多いです。もし無料の保証期間でないのであれば、新しいコーヒーメーカーの購入を検討したほうが良いかもしれません。
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コーヒーメーカーのコーヒーがぬるい時の対処法
コーヒーメーカーでできるコーヒーがぬるいと感じる時には、「サーバーとマグカップの予熱」が効果的です。
コーヒーメーカーのスイッチを入れる前に、あらかじめマグカップとサーバーに熱いお湯を注いで、1分ほど温めましょう。
その後コーヒーメーカーのスイッチを入れてコーヒーを作ると、サーバーに抽出する時や、サーバーからマグカップに移す時に温度変化を最小限にすることができます。
シロカや象印のステンレスサーバーは予熱で保温時間もUP!
ステンレスサーバーの場合は、あらかじめ予熱することでより長時間飲み頃をキープできます。
予熱するためにはタイマー機能などが使えませんが、冬の気温が下がる時期だけの問題なので、暖かくなれば予熱なしでも十分に熱いコーヒーが作れるようになります。
簡単にレンジでチン!
わざわざコーヒーを淹れる前に、予熱をする時間がない!なんてときもありますよね。
そんな時は…簡単に電子レンジでチンする方法もあります。
いつも通りにコーヒーを淹れて、カップに注いでからレンジで温め直すのも1つの手です。
最近の電子レンジは、飲み物にも対応しているのでコーヒーモードを選択して、サッと温めましょう。
もし、飲み物モードがなくても、カップ一杯(約130ml)なら、500wで約90秒ほどで適温になります。
冬場だけ。
忙しいときだけなら、簡単に電子レンジで温めるのもアリですよ。
コーヒーメーカーのぬるいは予熱で解決
コーヒーメーカーで作ったコーヒーがぬるいのは、サーバーやマグカップが冷えすぎてしまっているのが原因の場合がほとんどです。
冬の間は事前にお湯でサーバーとマグカップを予熱することで、温度変化を最小限にできます。
また、時間のないときはサッとレンジで温めるのもアリですよ。
ヒーターの不調でコーヒーがぬるくなってしまっている場合は、素人の修理は難しいので、サポートに問い合わせるか、新しいコーヒーメーカーの購入を検討しましょう。