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シロカコーン式全自動コーヒーメーカーの口コミ

全自動コーヒーメーカーで爆発的人気になったシロカ/siroca

そんなシロカから満を持して登場したのがコーン式全自動コーヒーメーカーです。

これまでのシロカの全自動コーヒーメーカーと比較すると、喫茶店などと同じコーン式ミルを採用することでコーヒー豆を均一に挽けるのが大きな特徴です。

価格的にも従来のプロペラ式との価格差が数千円なので、「コーン式全自動コーヒーメーカーにしようかな…」と迷っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、愛用者である Acts-Coffee のスタッフが実際に使用してみて感じた長所・短所をご紹介したいと思います。
口コミ評判ではわからない細かいポイントを確認するのにお役立てください。

スタッフ
ちなみに私はシロカのプロペラ式とコーン式両方を愛用しているので、簡単な比較情報もご紹介します。

スタッフ

シロカ コーン式全自動コーヒーメーカーカフェばこPROが新発売

2022年10月にシロカからコーン式全自動コーヒーメーカーカフェばこPROが発売されました。

抽出温度が選べたり、
豆と水の自動計量、
事前にサーバーをあたためておく予熱機能

などが新たに搭載された高機能全自動コーヒーメーカーです。

また、従来のコーン式コーヒーメーカーの短所も改善されています。
是非、検討してみてください!

こちらの記事も参考にしてくださいね。
シロカのカフェばこPROのこだわりや特徴~使い方やメンテナンス方法

シロカコーン式全自動コーヒーメーカーの基本情報

公式サイトより

 

現在、シロカのコーン式全自動コーヒーメーカーは、3タイプがラインナップされています。

それぞれの簡単な違いをご紹介すると…

といった感じでしょうか。

シロカのプロペラ式全自動コーヒーメーカーは、すべてメッシュフィルターでしたが、コーン式全自動メーカーではペーパーフィルタータイプステンレスフィルタータイプが選べるようになりました。

ステンレスフィルターはコーヒーオイルまで抽出できるため、コクのあるコーヒーが淹れやすいですが、「舌に粉っぽさが残るのが嫌…」という方もおられるので好みに応じて選べるのはありがたいですね。

ちなみに3タイプすべてタイマー機能やコーン式ミルの性能は同じなので、モデルの違いはサーバーとフィルタータイプの違いになります。

スタッフ
ちなみにスタッフが愛用しているのはSC-C122で保温サーバーとステンレスフィルターを組み合わせたモデルです。
あまり知られていないのですが、ステンレスフィルターモデルでもペーパーフィルターは使用可能なので、SC-C122を買っておけばステンレスフィルターとペーパーフィルターの両方に対応可能です。
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口コミではわからないシロカコーン式全自動コーヒーメーカーの長所・短所

では、ここからは実際にシロカコーン式全自動コーヒーメーカーを使ってみて感じた長所短所についてご紹介していきたいと思います。

シロカのコーン式全自動コーヒーメーカーは、楽天市場で口コミ評価を確認すると☆5段階中平均評価が4.38とかなり評価は高いです。

使っていても満足度の高いコーヒーメーカーではありますが、短所がまったくないわけではないので、これから購入される方のために辛口でご紹介したいと思います。

1.「ぬるい…」の低評価口コミは問題なし!

通販サイトなどでコーン式全自動コーヒーメーカーの口コミ評判を確認していると、次のような口コミをよく見かけます。

ぬるくて抽出が十分に行えない

2回だけ使ってみましたがまったく使い物になりませんでした。
出てきたコーヒーがぬるい。とにかくぬるい。
Amazonの口コミ

これは、真空二重ステンレスフィルターを採用しているSC-C121SC-C122でよくある口コミ評判です。

ガラスサーバーのSC-C111では今の所見たことないです。

保温サーバーを採用しているコーヒーメーカーだと、シロカに限らず「ぬるい…」という口コミをよく見かけます。

実際にコーン式全自動コーヒーメーカーで作ったできたてコーヒーの温度を計ってみました。

ちなみにホットコーヒーの飲み頃とされているのは68℃~70℃くらいです。

コーヒーの飲み頃 飲む環境などにも左右されますが、コーヒーの場合、ホットなら68~70℃

 

特に何も工夫もせずに、普通にコーヒーを作ると、サーバー内のコーヒーの温度は65℃

ここからカップに注ぐと、61℃まで下がりました。

ポジティブに見ればガブガブ飲みやすい温度ですが、正直ぬるいですね…。

そのため、普段からコーン式全自動コーヒーメーカーを使う時に必ず行っているのが「予熱」です。

お湯をちょっと沸かして、ステンレスサーバーとマグカップにお湯を注いで温めておきます。

水筒などに温かい飲み物を入れる時に予熱する方は多いと思います。原理は同じですね。

実際に予熱した後にコーヒーの温度も計ってみました。

今度はサーバー内で77℃カップに注いでも71℃でした。

71℃だと、飲むとかなり熱々なコーヒーという印象です。

ちょっと面倒でもシロカの保温サーバータイプのコーン式全自動コーヒーメーカーを使う場合は、お湯で予熱するようにしてあげると、熱々のコーヒーがいただけます。

ただし、大きな問題が一つだけ…。

この方法は予約機能では使えません。

予約時間に合わせて予熱するのだと予約の意味がないです。そのため、「予約機能をフル活用して朝に贅沢なコーヒーの香りを目覚まし代わりに使いたい」なんて方は、迷わずガラスサーバーモデルのSC-C111をおすすめします。

SC-C111だけは、ガラスサーバーなので保温機能が搭載されていて、抽出後30分間は自動で熱々をキープしてくれます。

実売価格もコーン式全自動コーヒーメーカーの中では一番お手頃です。

2.「こぼれやすい…」の口コミは本当…

シロカのコーン式全自動コーヒーメーカーの口コミを確認していると、「ぬるい」と並んでユーザーの方が不満を持っているのが「サーバーからのこぼれやすさ」です。

以下のような口コミがあるので、購入前に気になる方もいらっしゃるかもしれません。

安い買物ではないので

確かにカップに注ぐ時はこぼれてしまう事もあります。でも注ぎ方を少し注意するだけで全く気になりません。味や濃さ、ぬるさは個人差等あると思いますが、何故、今まで毎日コンビニで買っていたんだろう。もっと早くこちらの商品を買っていれば良かった。と私は思いました。
Amazonの口コミ

この口コミは残念ながら本当です。

注ぎ口の形状が悪いのか、急いで注ごうとすると、サーバーをつたって机にこぼれてしまうことがあります

解決方法は簡単で「ゆっくり注ぐこと」

ゆっくり注げば、こぼれるようなことはありません。

ただ、いまだに朝急いでいる時にコーヒーを淹れると、焦ってこぼしてしまうことがあります…。

3.給水タンクは次回モデルで改良希望!

コーン式全自動コーヒーメーカーは、最大一度に4杯分までコーヒーが作れます。

それも箱型のカフェばこは一度使うと洗って乾かさないと2回目が使えませんが、コーン式全自動コーヒーメーカーの場合、コーヒーかすを捨てればすぐに2回、3回と使えるので、大人数で使う際にも便利です。

ただ、給水タンクにはご注意ください。

コーヒーメーカーの給水タンクには必ず水を入れすぎて故障の原因にならないように、過剰分の水を吐き出す吐出口が付いています。(保温機能などが付いたコーヒーメーカーは、水の入れすぎでサーバーからコーヒーが溢れるとショートして故障の原因になるためです)

シロカコーン式全自動コーヒーメーカーにも吐出口が付いているんですが、なぜか4杯分の水量のラインのすぐ上に付いているんです。

そのため、4杯分のお水を入れる場合は、かなり気をつけてコーヒーメーカーのところまで持っていかないと、吐出口から水がこぼれやすいです。

セロハンテープで閉じちゃってもいいのですが、メーカーさんで簡単に解決できるはずなので次回モデルで改良していただくのを期待しています。

4.操作メニューは長所&短所

シロカコーン式全自動コーヒーメーカーは、1万円台後半からというリーズナブルな価格というのもあり、初めての全自動コーヒーメーカーで選ばれることの多いモデルだと思います。

ただ、全自動コーヒーメーカーとしては、かなり高機能で使いこなすのにはちょっとコツが必要です。

杯数を設定したり、リッチ・マイルドから好みの風味を選択、豆の粒度を調節したりなど、操作するボタンは他の全自動コーヒーメーカーと比べても少なくありません。

コーヒー好きにとっては、自分の好み通りの味をハンドドリップのように追求できる大きな長所ですが、「面倒な作業なしでおいしいコーヒーが飲みたい」というタイプの方には扱いにくいかもしれません。

手軽に使える全自動コーヒーメーカーということなら、同じシロカの全自動コーヒーメーカーのカフェばこのほうが、常にボタン一つで挽きたてコーヒーを楽しませてくれるので手軽です。

コーン式全自動コーヒーメーカーは「ハンドドリップにもこだわりがある」みたいなコーヒー好きの方に嬉しいモデルです。

5.真空ステンレスサーバーは夏&冬に大活躍

熱々のコーヒーが飲みたい方には保温機能が付いたガラスサーバーモデルのコーン式全自動コーヒーメーカーがおすすめですが、真空ステンレスサーバーも使ってみると本当に便利です。

保温機能を使うと、しばらくしてコーヒーを飲むと煮詰まったような味になってしまいますが、ステンレスサーバーなら飲み頃(若干ぬるめではある…)をキープしてくれて、コーヒーの味も損ないません

それも夏はアイスコーヒーが飲みたくなりますが、真空ステンレスサーバーの中に氷をたくさん入れれば、抽出したばかりのコーヒーを急速に冷やしてくれるのでスッキリとしたおいしいアイスコーヒーが楽しめます。

スタッフ
普段は使う前にお湯で予熱するひと手間はありますが、もう一度ガラスサーバーかステンレスサーバーを選べるとしても、断然真空ステンレスサーバーです!!

6.2万円以下の全自動コーヒーメーカーの中ではダントツでミルが高性能!

シロカコーン式全自動コーヒーメーカーの何よりの魅力はミルです。

1万円台の全自動コーヒーメーカーはプロペラ式がほとんど。
おいしく抽出はできますが、どうしても微粉が発生しやすいミル方式なので、コーヒーの風味にエグみなどの雑味が混ざりやすくなります。

その点、コーン式全自動コーヒーメーカーなら、微粉の発生を抑えて、粒度も自分好みに自由に変えられるので、市販の安いコーヒー豆を使ってもすっきりとおいしく淹れられます。

ミルは無段階調整とありますが、全体的に粗めな印象で、雑味を抑えたすっきりとした風味のコーヒーを抽出するのが得意なコーヒーメーカーの印象です。

最近流行りの浅煎りのスペシャリティコーヒーなんかと相性が良いと思います。

7.お手入れが楽!

コーン式全自動コーヒーメーカーの口コミ評判でそんなに取り上げられていないですが、個人的に愛用していて気に入っているのが「お手入れの手軽さ」です。

特に、シロカの箱型の全自動コーヒーメーカーから乗り換えると、その差にびっくりします。

一番人気の箱型の全自動コーヒーメーカーだと、上の画像のように毎回使用後にすべて取り外して水洗いしてあげないと次に使えません。

ですが、コーン式全自動コーヒーメーカーなら、抽出後はステンレスフィルタータイプならコーヒーかすを捨てるだけ、ペーパーフィルタータイプでも、フィルターごとコーヒーかすを捨てるだけで完了です。

他に特に洗うものはなく、ミルのお手入れも気になった時に軽くブラシでカスをはらう程度で、月に1,2回です。

さらに、コーン式全自動コーヒーメーカーは豆の自動計量機能が付いているので、コーヒーを作るのにキッチンスケールを出してくる必要がありません。

少しオーバーに言えば、水をセットするだけなのでほとんどドリンクバーの機械のような手軽さです。

全自動コーヒーメーカーは、お手軽においしいコーヒーを飲むための道具だと思っているので、本来の目的を考えるとパーフェクトです。

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シロカコーン式は人が選べる高性能さが魅力!

コーン式全自動コーヒーメーカー

口コミ評判ではわかりにくいシロカコーン式全自動コーヒーメーカーの長所や短所について辛口でご紹介しました。

シロカコーン式全自動コーヒーメーカーは、”ワンタッチでいつでもコーヒー”みたいなシンプルな全自動コーヒーメーカーではありません。

コーヒー豆の粒度を選んだり、コーヒーの風味を調整したりなど、いろいろな機能があります。
ただ、それこそがコーン式全自動コーヒーメーカーの魅力だと思います。

4万円~6万円台の全自動コーヒーメーカーだと、同じように多機能なモデルはたくさんありますが、1万円台後半から手が届くリーズナブルさでこの高性能なことを考えると、神コスパの全自動コーヒーメーカーであることは間違いありません。
「コーヒーメーカーでもおいしさは譲れない」というようなコーヒー好きの方にこそおすすめしたい全自動コーヒーメーカーです。

 

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