
夏の暑い日には、しっかり冷えたアイスコーヒーが飲みたくなります。
ただ、自宅で作ると味が薄い、ぬるい、氷で水っぽくなると感じることがあります。
そんなときに便利なのが、手軽に使えるドリップバッグです。
ドリップバッグはホットコーヒー用のイメージがありますが、実はアイスコーヒーも作れます。
作り方は大きく分けて、すぐ飲める急冷式と、冷蔵庫でじっくり作る水出し式の2つです。
この記事では、ドリップバッグでアイスコーヒーを美味しく入れる方法、急冷式と水出し式の違い、薄くならないコツ、アイスコーヒー向きのドリップバッグの選び方までまとめて解説します。
「家に余っているドリップバッグでアイスコーヒーを作りたい」
「専用器具なしで水出しを試したい」
という人は、ぜひ参考にしてください。
- ドリップバッグでアイスコーヒーを作る2つの方法
- 急冷式アイスコーヒーの入れ方
- ドリップバッグ水出しの作り方
- 薄い・ぬるい・水っぽい味になる原因
- アイスコーヒー向きのドリップバッグの選び方
- おすすめのドリップバッグ候補
ドリップバッグでアイスコーヒーを作るなら、すぐ飲みたいときは急冷式、作り置きしたいときは水出し式がおすすめです。
わざわざ専用のコーヒーメーカーや水出しポットを買わなくても、手持ちのドリップバッグと氷があれば短時間でアイスコーヒーは作れます。
急冷式なら、少ないお湯で濃く抽出して氷で一気に冷やします。
洗い物も少ないため、忙しい朝やテレワーク中にも使いやすいです。
水出し式なら、ドリップバッグを水に浸して冷蔵庫で8〜12時間ほど抽出します。
時間はかかりますが、まろやかで飲みやすいアイスコーヒーになります。
どちらも、アイスコーヒー向きの深煎り系ドリップバッグを使うと、味が薄くなりにくくなります。
INDEX
ドリップバッグでアイスコーヒーを入れる方法は2つあります

ドリップバッグでアイスコーヒーを作る方法は、大きく分けて2つあります。
ひとつは、濃いめに抽出したコーヒーを氷で一気に冷やす急冷式。
もうひとつは、ドリップバッグを水に浸して冷蔵庫でじっくり抽出する水出し式です。
どちらも専用のコーヒーメーカーは不要ですが、味の方向性と向いている場面が違います。
スマホの方は横にスクロールできます。
| 作り方 | 特徴 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 急冷式 | 濃く抽出して氷で一気に冷やす | 今すぐ飲みたい人 | 氷で薄まる前提で濃く作る |
| 水出し式 | 水に浸して冷蔵庫でじっくり抽出する | 作り置きしたい人 | 抽出後はバッグを取り出す |
すぐ飲むなら急冷式、冷蔵庫に常備するなら水出し式と考えるとわかりやすいです。
すぐ飲みたいなら急冷式がおすすめです

急冷式は、ドリップバッグで濃いコーヒーを少量抽出し、氷で一気に冷やす方法です。
ホットコーヒーを普通に淹れてから氷を入れると、どうしても味が薄くなります。
急冷式では、最初から氷で薄まる前提で濃く抽出するのがポイントです。
急冷式の材料
1杯分の目安は以下です。
- ドリップバッグ:1個
- お湯:70〜90ml
- 氷:グラスいっぱい
ドリップバッグの内容量が8g前後なら、お湯は70ml前後から試すと濃く作りやすいです。
12gタイプなど粉量が多いドリップバッグなら、90ml前後まで増やしてもバランスを取りやすくなります。
急冷式アイスコーヒーの入れ方
- グラスに氷をたっぷり入れる
- ドリップバッグをグラスにセットする
- 少量のお湯を粉全体に注ぎ、20〜30秒ほど蒸らす
- 残りのお湯を数回に分けてゆっくり注ぐ
- 抽出が終わったらドリップバッグを外す
- 軽く混ぜて、しっかり冷えたら完成
※ドリップバッグの底が氷に直接当たって邪魔になる場合は、大きめの耐熱グラスやマグカップを使い、氷の隙間を少し作ってセットするとお湯を注ぎやすくなります。
急冷式のコツは、お湯を少なめにして濃く抽出し、氷をたっぷり使って一気に冷やすことです。
急冷式は氷の量で味が変わります
アイスコーヒーが薄くなる原因は、氷で薄まる分を考えていないことです。
氷が少ないと、コーヒーが冷える前に氷だけが溶けて、ぬるくて水っぽい味になります。
グラスいっぱいに氷を入れて、濃く抽出したコーヒーを一気に冷やすと、味が締まりやすくなります。
家庭用の氷でも作れますが、ニオイが気になる場合は市販のロックアイスを使うと、よりクリアな味になりやすいです。
作り置きしたいならドリップバッグ水出しが便利です

ドリップバッグは、水出しアイスコーヒーにも使えます。
水出し式は、お湯を使わずに水でじっくり抽出する方法です。
急冷式より時間はかかりますが、苦味や酸味が穏やかに出やすく、まろやかで飲みやすいアイスコーヒーになります。
冷蔵庫に作り置きしたい人には、水出し式が便利です。
ドリップバッグ水出しの材料
- ドリップバッグ:5個
- 水:500ml
- フタ付きポット:1つ
水100mlに対して、ドリップバッグ1個を目安にします。
ドリップバッグ1個に入っている粉量は、商品によって8〜12gほど差があります。
粉量が少ないタイプで薄く感じる場合は、バッグの数を増やすか、水の量を少し減らしてください。
ドリップバッグ水出しの作り方
- 清潔なポットに水500mlを入れる
- ドリップバッグのカップにかける紙の部分をハサミでカットする
- ドリップバッグ5個をポットに入れる
- バッグの中の空気を抜くように、水の中に沈める
- 冷蔵庫で8〜12時間ほど抽出する
- 抽出後、ドリップバッグを取り出して完成
※取り出すとき、もったいないからとバッグをギュッと絞ると、エグみや雑味まで出やすくなります。おいしく仕上げたいなら、そっと引き上げるのがコツです。
冷蔵庫で長時間抽出するため、キムチやおかずのニオイ移りを防ぐには、フタ付きの密閉ポットを使うのがおいしく作るコツです。
完成後もバッグを入れっぱなしにすると、味が濃くなりすぎたり、雑味が出たりすることがあります。
抽出が終わったら、必ずドリップバッグを取り出して保存しましょう。
急冷式と水出し式はどっちが美味しい?

急冷式と水出し式は、どちらが上というより、味の方向性が違います。
香りや苦味をしっかり出したいなら急冷式。
まろやかで飲みやすい味にしたいなら水出し式。
このように分けて考えると選びやすいです。
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| 比較 | 急冷式 | 水出し式 |
|---|---|---|
| 味の特徴 | 香りが出やすくキリッとした味 | まろやかで飲みやすい味 |
| 作る時間 | すぐ飲める | 8〜12時間ほどかかる |
| 向いている場面 | 今すぐ飲みたいとき | 作り置きしたいとき |
| 向いている豆 | 深煎り・中深煎り | 中深煎り・水出し向きブレンド |
| 注意点 | 氷で薄まらないよう濃く作る | 抽出後はバッグを取り出す |
最初に試すなら急冷式、夏の作り置き用なら水出し式がおすすめです。
ドリップバッグのアイスコーヒーが薄い・ぬるい原因

ドリップバッグでアイスコーヒーを作るときに多い失敗は、薄い・ぬるい・水っぽいというものです。
原因は、だいたい以下のどれかです。
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| 失敗 | 主な原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 薄い | お湯や水の量が多い | お湯を70〜90mlにする、水出しは水を減らす |
| ぬるい | 氷が少ない | グラスいっぱいに氷を入れる |
| 水っぽい | 普通の濃さで抽出している | 濃く抽出して氷で冷やす |
| 苦すぎる | 抽出しすぎ・絞りすぎ | 最後まで無理に落とさない、バッグを絞らない |
| 香りが弱い | 浅煎り・古いドリップバッグ | 深煎り系、個包装の鮮度が良いものを選ぶ |
急冷式はお湯を少なめにします
急冷式で薄くなる場合は、お湯の量が多すぎることが多いです。
ホットコーヒーと同じ感覚でお湯を注ぐと、氷で薄まったときに味がぼやけます。
まずはお湯70〜90mlを目安にして、濃すぎる場合だけ少し増やすと調整しやすいです。
水出し式はバッグを入れっぱなしにしません
水出し式では、抽出後にドリップバッグを取り出すことが大切です。
長く入れっぱなしにすると、味が濃くなるだけでなく、エグみや雑味が出ることがあります。
冷蔵保存する場合も、バッグを取り出してから保存しましょう。
アイスコーヒー向きのドリップバッグの選び方

ドリップバッグなら何でもアイスコーヒーにできるわけではありません。
もちろん手持ちのドリップバッグでも作れますが、美味しく作りたいなら、アイスコーヒー向きのものを選んだ方が失敗は少ないです。
深煎り・中深煎りを選びます
アイスコーヒー向きのドリップバッグは、深煎り〜中深煎りがおすすめです。
冷たいコーヒーは酸味が目立ちやすく、氷で薄まる分だけコクも弱く感じやすいです。
深煎り系なら、氷で冷やしても苦味とコクが残りやすくなります。
粉量が多いタイプはアイスに向いています
一般的なドリップバッグは、1杯分に8g前後の粉が入っていることが多いです。
アイスコーヒー用に作るなら、10g〜12g程度の粉量があるタイプの方が濃く出しやすくなります。
マグカップ用や深煎りローストタイプは、アイスコーヒーにも使いやすいです。
水出しにするなら個包装で香りが残りやすいものを選びます
水出し式では、抽出に時間がかかります。
香りの弱いドリップバッグを使うと、仕上がりが物足りなく感じることがあります。
個包装で鮮度が保たれているもの、深煎り系、アイスコーヒー向きと表記されているものを選ぶと、味が安定しやすいです。
アイスコーヒーにおすすめのドリップバッグ

ここでは、アイスコーヒーに使いやすいドリップバッグの選び方を目的別に整理します。
濃く作りたいなら深煎りローストのドリップバッグ
喫茶店風の苦味やコクを出したいなら、深煎りローストのドリップバッグがおすすめです。
特に粉量が多めのタイプなら、少ないお湯でもしっかり味を出しやすくなります。
一般的なドリップバッグは粉量が8g前後のものも多いですが、急冷式で氷に負けない濃さを出すには、10〜12g程度の粉量があるタイプが使いやすいです。
無理に8gのドリップバッグで濃く作ろうとすると、結局2個使うことになり、かえってコスパが悪くなることもあります。
カフェ工房のマグドリップ深煎りロースト12gのような粉量多めのタイプなら、1個で濃いアイスコーヒーを作りやすく、結果的に使いやすいです。
急冷式で薄くなりやすい人は、粉量12g前後の深煎りドリップバッグを選ぶと、氷に負けない濃さを出しやすいです。
水出しでまろやかにするならマンデリン系
水出し式で作るなら、マンデリン系のドリップバッグも候補になります。
マンデリンはコクや苦味が出やすく、水出しにするとまろやかで飲みやすい味になりやすいです。
ミルクで割ってアイスカフェオレにしたい人にも向いています。
水出しでもコクをしっかり残したい人は、マンデリン系のドリップバッグを候補に入れておくと満足感が出やすいです。

すっきり飲みたいならコロンビア系
苦味が強すぎるアイスコーヒーが苦手な人は、コロンビア系のドリップバッグも選びやすいです。
コロンビアはコクと酸味のバランスが取りやすく、急冷式でも水出しでも飲みやすく仕上がります。
すっきりブラックで飲みたい人に向いています。
強い苦味より、すっきり飲みやすいアイスコーヒーを作りたい人は、コロンビア系を試してみる価値があります。

余ったドリップバッグは水出しにすると使いやすいです

ギフトでもらったドリップバッグや、好みに合わなかったドリップバッグが余っているなら、水出しにしてみるのもおすすめです。
ホットで飲むと酸味が気になるものでも、水出しにするとまろやかに感じる場合があります。
特に、複数個まとめて使う水出し式なら、余ったドリップバッグを消費しやすいです。
味が弱い場合は水を減らします
余ったドリップバッグで水出しを作ると、商品によっては味が薄く感じることがあります。
その場合は、バッグの数を増やすより先に、水の量を少し減らすと調整しやすいです。
500mlで薄いと感じたら、次回は400〜450mlで試してみてください。
香りが落ちているものは早めに使い切ります
ドリップバッグは個包装でも、時間が経つと少しずつ香りが落ちます。
開封前でも、古くなったものは香りが弱く感じることがあります。
アイスコーヒーにする場合は、味がぼやけやすいので、できるだけ早めに使い切りましょう。
まとめ|ドリップバッグでもアイスコーヒーは美味しく作れます

ドリップバッグでも、アイスコーヒーは美味しく作れます。
すぐ飲みたいなら、少ないお湯で濃く抽出して氷で一気に冷やす急冷式。
作り置きしたいなら、ドリップバッグを水に浸して冷蔵庫で抽出する水出し式。
この2つを使い分けるだけで、自宅でも手軽にアイスコーヒーを楽しめます。
薄くなるのを防ぐには、お湯や水の量を減らし、氷をたっぷり使うこと。
水出しで作る場合は、抽出後にドリップバッグを取り出し、ギュッと絞らないこと。
アイスコーヒー向きのドリップバッグを選ぶなら、深煎り・中深煎り・粉量多めのタイプが扱いやすいです。
まずは家にあるドリップバッグで急冷式から試し、気に入ったら水出し式やアイス向きの深煎りドリップバッグへ広げてみてください。



















































