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ドリップバッグは、お湯さえあればすぐ飲めるのが魅力です。

ただ、手軽な反面、「なんだか薄い」「香りが弱い」「最後に苦くなる」と感じることもあります。

でも実は、ドリップバッグは淹れ方を少し変えるだけで、味の満足度がかなり変わります。

この記事では、ドリップバッグコーヒーをおいしく淹れる6つのコツと、あると便利なアイテムをわかりやすくまとめました。

先に結論

  • お湯の量は、まずパッケージ表示どおりにする
  • カップを温めて、お湯は熱すぎない温度で使う
  • 蒸らしは20〜30秒とる
  • お湯は2〜3回に分けて細く注ぐ
  • バッグを液面に浸けっぱなしにしない
  • 最後に絞らない
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ドリップバッグが「薄い・苦い」になりやすい理由

ドリップバッグが物足りなく感じやすい原因は、だいたい次の3つです。

  • お湯を入れすぎて薄くしている
  • 沸かしたてをそのまま注いで雑味を出している
  • バッグを浸けっぱなしにして後半の苦味まで出している

逆にいえば、ここを直すだけで味はかなり安定します。

ドリップバッグは「簡易版ハンドドリップ」なので、少しだけ丁寧に扱うと、ちゃんとおいしくなります。

 

ドリップバッグコーヒーをおいしく淹れる6つのコツ

 

1.お湯の量は、まずパッケージ表示を守る

いちばん大事なのは、お湯を入れすぎないことです。

ドリップバッグは商品ごとに粉量が違うので、まずはパッケージの推奨湯量をそのまま守るのが基本です。

10g前後のドリップバッグなら、140〜160mlくらい指定の商品が多いですが、ここは自己流より表示優先で考えたほうが失敗しにくいです。

 

大きなマグカップだと見た目に少なく感じますが、そこでお湯を足すと、一気に薄くなります。

最初は計量カップやスケールで量って、いつものカップのどこまで来るか覚えるのがおすすめです。

 

また、世の中のドリップバッグには1杯8g前後のものも多いですが、10g前後の粉量が入ったタイプはコクを出しやすく、薄さを感じにくいです。

ドリップバッグで「物足りない」と感じやすい方は、粉量が多めのタイプを選ぶだけでも印象が変わります。

コクの出やすいドリップバッグを探している方は、こちらも参考になります。

 

2.カップを温めて、お湯は90〜95℃くらいで使う

カップにお湯を入れて温めている様子

味がぼやけるときは、カップの冷たさと湯温の高すぎが原因になりやすいです。

まず、抽出前にカップへお湯を入れて軽く温めておくと、香りが逃げにくくなります。

特に冬場は、このひと手間だけで体感がかなり変わります。

お湯は沸騰直後をそのまま使うより、少し落ち着かせた90〜95℃前後のほうが、苦味や雑味が暴れにくいです。

 

いちばん簡単なのは、沸騰したお湯を一度カップ(または計量カップ)に注ぎ、それをもう一度ケトルに戻す方法です。

これだけでお湯の温度がサッと下がりやすく、温度計がなくても雑味を防ぎやすくなります。

 

3.開封前に粉を下に落とし、セットしたら平らにする

地味ですが、かなり効くポイントです。

開封前にドリップバッグを軽く振って、粉を下に落としてから開けると、粉がこぼれにくくなります。

セットしたあとも、カップをそっと揺らしたり軽くトントンしたりして、粉の表面をなるべく平らにしておくと、お湯が偏りにくくなります。

最初に真ん中だけ深くえぐれてしまうと、そこばかりお湯が通って、味が出にくくなったり、逆に一部だけ濃く出たりしやすいです。

 

4.最初は20〜30mlだけ注いで、20〜30秒蒸らす

最初は20〜30mlだけ注いで、20〜30秒蒸らす

ドリップバッグでも、蒸らしはかなり重要です。

最初に粉全体がしっかり湿るくらいまで、少量のお湯を注ぎます。

目安は20〜30mlくらいです。

そこから20〜30秒待つと、粉がふくらみやすくなり、香りとコクが出やすくなります。

 

ここを省いていきなりドバッと注ぐと、香りが弱く、味も平坦になりやすいです。

早く飲みたいときほど省略したくなりますが、ここは残したい工程です。

 

5.残りは2〜3回に分けて、粉の中心へ細くゆっくり注ぐ

残りは2〜3回に分けて、粉の中心へ細くゆっくり注ぐ

蒸らしのあとは、一気に全部注がず、2〜3回に分けるのがおすすめです。

注ぐときは粉の中央あたりへ、細く小さく円を描くように注ぐと安定しやすいです。

勢いよくフィルターに直接当てると、うまく抽出されず、薄くなったり雑味が出たりしやすくなります。

紙のフチにお湯が当たっている写真

特にやってはいけないのが、外側の紙のフチに直接お湯をかけることです。

お湯が粉を通らず、そのままカップに落ちてしまうので、一気に味が薄くなります。

あくまで「粉の中心の小さな円」にお湯を置いていくイメージで淹れると失敗しにくいです。

 

目安としては、蒸らし後の残り湯量を「多め → 中くらい → 少なめ」と注いでいくイメージで大丈夫です。

慣れないうちは、ドリップポットや細口ケトルがあるとかなりやりやすくなります。

 

6.バッグを浸けっぱなしにせず、最後に絞らない

バッグを浸けっぱなしにせず、最後に絞らない

ドリップバッグで味が濁りやすい大きな原因がここです。

抽出が進むと、カップの液面が上がって、バッグの底がコーヒーに浸かりやすくなります。

こうなると後半の苦味や渋みが出やすくなるので、できるだけ浸けっぱなしにしないのが基本です。

 

また、必要な量まで落ちたあとに「もったいないから」とバッグを絞るのもおすすめしません。

最後の数滴まで無理に出すと、えぐみっぽさが乗りやすいです。

迷ったら、狙った湯量まで落ちたら、少し中に残っていても外すくらいの感覚でちょうどいいです。

 

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おいしいドリップバッグコーヒーの淹れ方手順

ここまでのコツを、手順でまとめるとこうなります。

  1. カップをお湯で温める
  2. ドリップバッグの粉を下に落としてから開ける
  3. カップにセットし、粉を軽く平らにする
  4. 20〜30mlのお湯を注いで20〜30秒蒸らす
  5. 残りは2〜3回に分けて、粉の中心へ細く注ぐ
  6. 狙った量まで落ちたら、浸けっぱなしにせず外す

 

これだけで、ただお湯を注ぐより味が安定しやすくなります。特に湯量・蒸らし・浸けっぱなし回避の3つは、優先して意識したいポイントです。

 

あると便利なおすすめアイテム

ドリップバッグは手軽さが魅力ですが、道具を1つか2つ足すだけで、かなり淹れやすくなります。

 

1.ドリップバッグスタンド

いちばん相性がいいのは、やはりドリップバッグスタンドです。

カップのフチに直接かけるより高さが出るので、バッグの底が液面に浸かりにくくなります。

お湯の残り具合も見やすく、最後にサッと外しやすいので、今回の6つのコツの中でも特に「浸けない」「絞らない」を実践しやすくなります。

ドリップバッグをもっと安定して淹れたい方は、まずここから揃えるのがおすすめです。

 

燕三条のこだわりオークスドリップバッグホルダー

対応カップサイズ:75mm~90mm

スタンドトレー付きで、使い終わったあとにサッと外しやすいのが便利です。

 

珈琲考具のドリップバッグスタンド

対応カップサイズ:70mm~85mm

ステンレス製なので、におい移りや汚れが気になる方にも使いやすいです。

 

2.細口ケトル

ドバッと出るケトルだと、お湯のコントロールが難しくなります。

細口ケトルがあると、蒸らしの少量注湯も、2〜3回に分けたゆっくり抽出もやりやすくなります。

ハンドドリップほど本格的なものじゃなくてもいいので、注ぎ口が細いだけでかなり違います

 

よくある質問

 

ドリップバッグが少し浸ってしまっても大丈夫?

少し触れる程度ならすぐに大きく味が壊れるわけではありませんが、長く浸けるほど苦味や渋みは出やすくなります。

なるべく液面が上がりすぎる前に外せるよう、マグカップのサイズやスタンドを見直すと楽になります。

 

最後の一滴まで落とし切った方がいい?

紅茶のように「最後までがおいしい」とは考えず、ドリップバッグでは狙った量まで落ちたら外すくらいが無難です。

特に絞るのは避けたほうがスッキリ仕上がりやすいです。

 

マグカップしかないときはどうすればいい?

背の高いカップを使う、湯量を守る、早めに外す、の3つを意識すると失敗しにくいです。

いつものマグが浅めなら、スタンドを1つ持っておくとかなりラクになります。

 

まとめ|ドリップバッグは“少し丁寧”でちゃんとおいしくなる

まとめ|ドリップバッグは“少し丁寧”でちゃんとおいしくなる

ドリップバッグは手軽さが魅力ですが、ただお湯を注ぐだけでは本来の味が出にくいこともあります。

今回のポイントをもう一度まとめると、次の6つです。

  • お湯の量は、まずパッケージ表示どおりにする
  • カップを温めて、お湯は90〜95℃くらいで使う
  • 粉を平らにしてから淹れる
  • 最初は20〜30秒蒸らす
  • 残りは2〜3回に分けて、粉の中心へ細く注ぐ
  • バッグを浸けっぱなしにせず、最後に絞らない

特別な技術はいりません。

まずは湯量・蒸らし・浸けっぱなし回避の3つから意識するだけでも、味はかなり変わります。

「ドリップバッグは便利だけど、味はそこそこ」と感じていた方ほど、ぜひ一度試してみてください。

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