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豆を挽いたり、ドリッパーを用意したりといった手間なく、手軽にレギュラーコーヒーが飲めるドリップバッグ

便利で重宝しますが、中には味がちょっと物足りない…と思われている方もいるかもしれません。
そんな方に今回ご紹介するのが、ドリップバッグのコーヒーの味をしっかり引き出す入れ方の5つのコツ

参考にしながら、手軽に満足度の高いコーヒーを楽しみましょう。

 

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ドリップバッグのコーヒーがおいしくなる入れ方の6つのコツ

コーヒーカップにドリップバッグをセットしたら、お湯を注ぐだけ。コーヒーが出来上がったら、ドリップバッグごとコーヒーカスはゴミ箱へ。

こんな手軽にレギュラーコーヒーが飲めるようになると、インスタントコーヒーやコーヒーメーカーを準備するのが面倒くさくなってきますよね。

お手軽なコーヒーの淹れ方のイメージがありますが、実はポイントをしっかり確認するだけでドリップバッグのコーヒーだってハンドドリップに負けないくらいおいしくなるんです。
コーヒーの入れ方は奥が深く、おいしい淹れ方のポイントはキリがないほどたくさんあります。

でも、ドリップバッグの何よりの魅力は手軽さですよね。

そこで今回は普段のドリップバッグのコーヒーの淹れ方からほとんど手間や道具を必要としないコツだけ厳選してご紹介します。

手軽に今日から実践できるドリップバッグの入れ方のコツは6つだけです。

ドリップバッグの入れ方のコツ
  1. お湯の量はしっかり守る
  2. カップを一回湯通し
  3. お湯の温度がおいしい入れ方の秘訣
  4. 蒸らしで香りとコクを引き出す
  5. ドリップバックをコーヒーに浸けない
  6. ドリップバッグの最後の一滴は落とさない

1.お湯の量はしっかり守る

1つ目のドリップバッグの淹れ方のコツはお湯の量
です。

ドリップバッグのコーヒーを飲んだ感想としてよく聞くのが「味が薄い…」「香りがない…」というもの。

もちろん包装されてから時間がかなり経ってしまったドリップバッグの場合、酸化が進んでしまっていて、どんなに工夫してもなかなかおいしく入れられません。

ただし、多くの場合、ドリップバッグのコーヒーが薄かったり、香りがしなかったりするのは、お湯の量が多すぎるのが原因です。

ドリップバッグの包装の裏にはお湯の量が記載されています。コーヒーの粉とお湯の量の理想は1:15です。

コーヒーの粉とお湯の量のバランス
  • ドリップバッグの粉の量 8g:お湯の量 120ml
  • ドリップバッグの粉の量 9g:お湯の量 135ml
  • ドリップバッグの粉の量 10g:お湯の量 150ml
  • ドリップバッグの粉の量 11g:お湯の量 165ml
  • ドリップバッグの粉の量 12g:お湯の量 180ml

例えば、ドリップバッグと言えばブルックスですが、ブルックスのドリップバッグの基本は10gです。
ブルックスのホームページでも、お湯の量は140ml~160mlが推奨されています。

150mlって大きなマグカップに注ぐと、大体半分くらいです。意外と少ないですよね。

当然お湯の量が多すぎれば、抽出されるコーヒーの味は薄くなってしまいます。

また、お湯の量が多くなると抽出にも時間がかかるようになります。
コーヒーに含まれるエグミなどの雑味成分は抽出時間が長くなればなるほど、お湯に溶け出す性質を持ちます。

そのため、お湯の量が多すぎると、味が薄くなるだけでなく、雑味までしっかり抽出されたおいしくないコーヒーが出来上がります

普段使用しているカップで、ドリップバッグに表示されているお湯の量を入れるとどのあたりまでくるのか確認してみましょう。
ちなみに自宅に計量カップがなければ、「おーいお茶」のペットボトルには100ml単位の線が刻まれているので活用できますよ。

2.カップを一回湯通し

2つ目のドリップバッグの淹れ方のコツはカップの湯通しです。

スターバックスなどでコーヒーを注文した時に見たことのある方も多いかもしれませんが、コーヒーを抽出する前には一回コーヒーカップを湯通しするようにしましょう。

コーヒーは温度が下がると一気に香りと風味が損なわれます

特に冬の時期やエアコンが常時稼働していてい冷え切ったカップにコーヒーを注ぐと、あっという間に飲み頃の温度以下になってしまいます。

また一回湯通しすることでコーヒーの温度が急激に下がるのを防げるため、普通に入れるより長時間飲み頃の温度がキープできます

3.お湯の温度がおいしいコーヒーの入れ方の秘訣

3つ目のドリップバッグの淹れ方のコツはお湯の温度です。

普段、何でドリップバッグのコーヒー用のお湯を沸かしていますか?

電気ケトルを使っている方は要注意です。
沸騰したばかりのお湯をすぐにそのままドリップバッグに注いでいないでしょうか?

コーヒーの理想の温度は、82℃~90℃くらいとされています。

お湯の温度が高すぎると、コーヒーに含まれる雑味までしっかり抽出されて渋みやエグミのあるコーヒー になってしまいます。

ハンドドリップでコーヒー淹れる際には、ドリップケトルにお湯を移すと大体ちょうどいい温度になるのですが、ドリップバッグでわざわざドリップケトルを使う人も少ないですよね。

おすすめの方法は、沸騰したお湯をマグカップに注いで、電気ケトルに戻す方法です。
簡単にお湯の温度を下げることができます。

また、沸騰してから大体1~2分くらいでちょうどいい温度に下がるので、まず電気ケトルでお湯を沸かして、それからドリップバッグでコーヒーを入れる準備する方法もOKです。

4.蒸らしでコクと香りを引き出す

4つ目のドリップバッグの入れ方のコツは蒸らしです。

コーヒー豆の粉は顕微鏡で覗き込むと、ミクロの穴がたくさん空いた構造になっています。
そのため、最初にお湯を注いで数十秒の時間置いておく蒸らしが重要なんです。

少量のお湯を最初に注ぐことで、コーヒーの粉全体にお湯を染み渡らせて、お湯の通り道を作ります
こうすることでコーヒーの粉全体からコーヒーの旨み成分をしっかりと引き出せるようになります。

 

そしてコーヒーの入れ方で面白いのが、蒸らしの時間によって抽出するコーヒーの味をコントロールできる点です。

様々な書籍や焙煎士の方の講演を聴いても、“完璧な蒸らし時間”というものはなく、専門家でも推奨している蒸らし時間は結構異なります。

自分好みのコーヒーが作れる蒸らし時間がどのくらいなのか探してみるのもコーヒーの楽しみ方の一つです。

蒸らし時間の違いによるコーヒーの味の変化

短い長い
酸味強くなる弱くなる
苦味弱くなる強くなる

一般的によくすすめられている蒸らし時間は20秒~1分ほどです。

  • コーヒーのスッキリとした酸味が好き…短め
  • コーヒーの深い苦味が好き…長め

といった具合に、自分好みのコーヒーが淹れられるように、蒸らし時間を調節してみましょう。

少しじれったい時間かもしれませんが、この間にコーヒーのアロマ成分も抽出されやすくなり、コーヒーの良い香りもしてきます。
コーヒーの香りにはリラックス効果もあるので、じっくりと香りを楽しみながら待ちましょう。

5.ドリップバッグをコーヒーに浸からせない

5つ目のドリップバッグの入れ方のコツはコーヒーに浸からせないです。

コーヒーカップでドリップバッグを入れると、カップの淵にセットするので、高さが足りません。

コーヒーを入れている間に、徐々にドリップバッグがお湯に浸かってしまいます。
そうすると、コーヒーの雑味まで抽出されるので、美味しくなりません。

コーヒーバックが浸からないように高さのあるマグカップを使うと、お湯に浸からないので誰でも簡単に美味しいドリップバッグを入れられます。

6.ドリップバッグの最後の一滴は落とさない

6つ目のドリップバッグの入れ方のコツは最後の一滴を垂らさないです。

よく紅茶では“ゴールデンドロップ”と呼ばれ、「最後の数滴が一番おいしいからしっかり最後まで注ぐように」と言われますよね。

コーヒーにはゴールデンドロップはありません。むしろ逆です。
最後のお湯までカップに注ぐと、コーヒーはまずくなります。

ドリップバッグでお湯を注ぐ時にコーヒーの粉の層を見ると、上の方にブラウンカラーの泡ができています。

この泡の色の正体はコーヒーを挽く時にでる微粉です。
微粉は本来のコーヒーの粉よりはるかに細かく、コーヒーの抽出にとっては敵です。

というのも粉が非常に細かいため、コーヒーの旨みだけでなく、エグみなどの雑味までしっかり抽出されてしまうんです。
そのため、お湯と一緒に微粉の含まれる泡がドリップバッグの底まで落ちてしまうと、雑味の混ざったコーヒーになってしまいます。

お湯を注ぎながらドリップバッグに記載された抽出量のところまできたら、ドリップバッグにお湯が残っていてもカップから外してしまいましょう。

スタッフ

最後にドリップバッグを絞るように挟んでコーヒー液を落とす方もいますがもってのほかです!

ちなみにコーヒーミルは、微粉を少なく、同じ粉のサイズで豆が挽けるものほど品質が良いということになります。

関連記事:【喫茶店の味を出す】4タイプのコーヒーミルの選び方

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ドリップバッグのおいしい入れ方の手順


5つのコツをしっかりと取り入れつつ、ドリップバッグでおいしいコーヒーを入れる手順をおさらいしておきましょう。

1.お湯を電気ケトルでしっかりと沸騰させます。一度沸騰させることでカルキなども抜けるので、クリアなコーヒーが入れられます。
2.お湯を沸かしている間に、ドリップバッグを準備しておきます。
3.お湯をマグカップに注いでマグカップを温め、お湯の温度も適温まで下げます。
4.電気ケトルにお湯を戻し、ドリップバッグをマグカップにセットします。
5.しっかりとお湯を粉全体に染み渡るようにかけて、美味しさを引き出せるように蒸らします。
6.残りのお湯を注いで、必要な量が抽出できたらドリップバッグを外して完成です。
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おいしいドリップバッグコーヒーを入れるためのおすすめのアイテム

あると便利なアイテムは、ドリップバッグスタンドです。

コーヒーカップの上にスタンドをセットして、そこにドリップバッグの取っ手をひっかけて使うものです。

ドリップバッグがお湯に浸からないので、クリアな味わいのおいしいコーヒーが入れられます。
そして、お湯の量も上からチェックしやすく、蒸らしもやりやすくなります。
なにより、最後の一滴が落ちる前にサッと引き上げられるので、誰でも簡単においしいドリップバッグコーヒーが入れられます。
 

お手頃価格のおすすめを2つ紹介します。

燕三条のこだわりオークスドリップバッグホルダー

対応カップサイズ:75mm~90mm

便利なスタンドトレー付き!
なので、スタンドをサッと外すことができます。

珈琲考具のドリップバッグスタンド

対応カップサイズ:70mm~85mm

汚れ・におい移りもしにくいステンレス製なので、安心して使えます。

おいしいコーヒーを入れるのにおすすめのドリップバッグ

おいしい入れ方にこだわっても、ドリップバッグのコーヒー豆自体の品質が低かったり、焙煎から時間が経って酸化してしまっていたりしたら、どんなに工夫してもおいしいコーヒーは作れません。

おすすめは、やはりブルックスのコーヒーです。

窒素充填で酸化を抑えるため、いつでも新鮮なコーヒーが楽しめます。
味の好みに応じていろいろなコーヒー豆のラインナップがあるので、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

最安値をチェック

愛用者の口コミ

他のドリップコーヒーも飲んだりしましたが、やっぱりブルックスは美味しい。
ドリップバッグの形もシンプルでカップにセットしやすい。
飲みたい時にすぐに飲めて重宝しています。
色んな種類が楽しめるこのセットは、お気に入りです。

入れ方のコツを確認してドリップバッグでおいしいコーヒーを飲もう


手軽に飲めるのがメリットのドリップバッグですが、中には味に満足できない方も少なくありません。

ただし、6つの淹れ方のコツを守るだけで、ドリップバッグでもおいしくコーヒーを入れることができます。

簡単にまとめておきましょう。

ドリップバッグの入れ方のコツ
  • お湯の量はしっかり守る
  • カップを一回湯通し
  • お湯の温度がおいしい入れ方の秘訣
  • 蒸らしで香りとコクを引き出す
  • ドリップバッグをコーヒーに浸からせない
  • ドリップバッグの最後の一滴は落とさない
今回ご紹介した6つの入れ方のコツは、特別な道具や手間も必要なく簡単に実践することができる方法です。
ぜひ今日から実践して、ドリップバッグで手軽においしいコーヒーを楽しみましょう。
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