
デロンギの全自動コーヒーメーカーで、急に「電源が入らない」「ボタンを押しても無反応」「画面が真っ暗のまま」となるとかなり焦りますよね。
ただ、本当に本体が故障しているケースばかりではありません。
コンセント、電源タップ、本体の主電源、受け皿やドアまわりの装着状態など、意外と基本的なところで止まっていることもあります。
この記事では、修理に出す前に確認したい順番で、デロンギの電源が入らないときの見直しポイントを整理します。
先に結論
- まずは「完全に無反応」か「表示は出るけど動かない」かを分けて考える
- 完全に無反応なら、コンセント・電源タップ・主電源スイッチ・電源コードを先に確認する
- 表示が出るなら、警告表示、受け皿・カス受け・給水タンク・ドアまわりの装着状態を見る
- 何をしても無反応、または一瞬だけ点いて落ちるなら修理相談を考える
INDEX
まず確認したいのは「完全に無反応」かどうか
このテーマで最初に分けたいのは、本体がまったく反応しないのか、それとも電源は入っているのに先へ進まないのかです。
ここを混同すると、故障だと思い込んで遠回りしやすくなります。
完全に無反応のケース
たとえば、次のような状態です。
- 電源ボタンを押してもランプがつかない
- ディスプレイが真っ暗のまま
- 動作音がまったくしない
- コンセントにつないでも変化がない
この場合は、まず電気が本体まで届いているかの確認から入るのが基本です。
電源は入るけど動かないケース
一方で、ランプはつく、画面は出る、でもコーヒーが淹れられない、すすぎに進まない、途中で止まる、というケースもあります。
こちらは「電源が入らない」のではなく、別の部品の装着状態や安全装置で待機していることがあります。
完全な電源トラブルとは切り分けて考えた方が早いです。
完全に無反応のときに最初に見る場所
ここは本当に基本ですが、いちばん見落としやすいところでもあります。順番に確認すると、無駄に悩まずに済みます。
コンセントが抜けかけていないか
まずは本体のプラグが壁のコンセントにしっかり差さっているかを確認してください。
掃除や移動のあとに少し緩んでいるだけでも、まったく反応しないことがあります。
見た目では刺さっているようでも、差し込みが甘いことは意外とあります。
いったん抜いて差し直す方が確実です。
電源タップや延長コード側に問題がないか
次に、電源タップや延長コードを使っているなら、そこが原因になっていないかも見ます。
- タップのスイッチが切れていないか
- ブレーカー付きタップが落ちていないか
- 同じ差込口で別の家電が動くか
ここで別の家電も動かなければ、本体ではなく電源側の問題の可能性が高いです。
本体の主電源スイッチがオフになっていないか
デロンギの全自動モデルは、前面の電源ボタンとは別に、機種によって本体背面や側面側に物理的な主電源スイッチがあるタイプがあります。
前面のボタンだけ押しても、この主電源がオフのままだと完全に無反応です。
掃除や移動のときに手が当たって切り替わっていることもあるので、ここは一度しっかり確認したいポイントです。
電源コードが本体側で浮いていないか
壁コンセント側だけでなく、電源コードのコネクタが本体背面の差込口にしっかり入っているかも見てください。
デロンギのサポートでも、電源が入らないときは、この本体側ソケットへの差し込み確認が案内されています。
壁側だけ見て安心してしまうと、ここを見落としやすいです。
電源コードに傷みや折れがないか
コードが家具に挟まっていたり、強く折れ曲がっていたりすると、給電が不安定になることがあります。
見た目に明らかな傷みがあるなら、そのまま使い続けるのは避けた方が安全です。
「電源が入らない」と思ったら、実は待機しているだけのケース
ここは初心者ほどハマりやすい部分です。
ボタンを押しても先へ進まないと「壊れた?」と思いがちですが、実際は安全のために止まっているだけということがあります。
警告表示やランプが出ていないか
電源ボタンを押してランプや画面は出るのに動作しない場合、警告表示やアラーム表示が出ていないかを先に見てください。
デロンギの機種別サポートには、alarm lights や frequent and alarm messages が用意されています。つまり、故障ではなく、「確認してほしい条件があるので待っている」ケースがかなり多いということです。
表示の内容までは読めなくても、まず「完全な電源故障ではなさそうだ」と切り分けられるだけで、かなり判断しやすくなります。
受け皿・カス受け・ドアまわりが正しく戻っていない
掃除のあとに多いのがこれです。受け皿、カス受け、サービスドアまわりのどれかがきちんと収まっていないと、動作に入らないことがあります。
デロンギのマニュアルでも、grounds container や drip tray が正しく入っていない、side door が閉まっていないといった状態が alarm message の原因として案内されています。
見た目では閉まっているつもりでも、少し浮いているだけで先へ進まないことがあります。
いったん全部抜いて、順番にまっすぐ戻すと改善しやすいです。
掃除後に受け皿まわりの違和感が出ているなら、受け皿に水がたまるときの見分け方もあわせて見ておくと、戻し方の確認がしやすいです。
抽出ユニットが正しく入っていない
抽出ユニットを外して掃除したあとに多いのが、ここで止まるケースです。
マニュアルでも、brewing unit が戻っていないと alarm message の原因になることが示されています。
「昨日掃除したあとからおかしい」というときは、まずここを疑った方が早いです。
奥まで入っているつもりでも、最後まで収まっていないことがあります。
給水タンクが正しく入っていない
給水タンクも、差し込みが浅いと本体側がうまく認識できないことがあります。
水は入っていても、タンクが奥まで収まっていないと、起動後のすすぎや抽出準備に進めないことがあります。
一瞬だけ点く、途中で落ちるときに考えたいこと
完全に無反応ではないものの、電源が一瞬だけ入って落ちる、途中で消える、再起動っぽくなるときは、単なる押し間違いより一段深く見た方がいいです。
コンセント側の接触不良
まず疑いたいのは、本体そのものよりコンセントやタップ側です。
差し込みが甘い、接触が不安定、タップの内部が弱っている、といった理由で、起動時だけ落ちることがあります。
壁のコンセントに直接つなぎ直して変化を見ると切り分けしやすいです。
本体内部の不具合
何度やっても一瞬で落ちる、異臭がする、いつもと違う音がするなら、本体内部の電気系統の不具合も考えた方がいいです。
この段階では、自分で何度も通電を繰り返すより、使用を止めて相談寄りで考えた方が安全です。
やっておきたいリセット的な確認
すぐ修理と決める前に、いったん落ち着いてやっておきたい確認があります。
電源を切って、数分おいてからつなぎ直す
本体が一時的にうまく立ち上がっていないだけなら、いったんコンセントを抜いて少し待ち、もう一度つなぎ直すだけで戻ることがあります。
慌てて何度もボタンを押すより、このやり方の方が落ち着いて切り分けできます。
直前に外した部品を全部見直す
前日に掃除した、抽出ユニットを外した、受け皿を洗った、という記憶があるなら、その作業がきっかけになっていることもあります。
「昨日までは普通だった」のに急にダメになったなら、直前に触った部分から疑うのがいちばん早いです。
こんなときは修理相談を考えたい
次の状態なら、家庭内で確認できる範囲を超えている可能性があります。
- 壁コンセントに直接つないでも完全に無反応
- 主電源を確認しても変化がない
- 本体側ソケットまで差し込んでも無反応
- 一瞬だけ点いてすぐ落ちるのを繰り返す
- 焦げたようなにおい、異常音、発熱がある
- コードやプラグに傷みがある
この段階では、無理に使い続けるより相談した方が安心です。
よくある質問

最後に、このテーマでよく出る疑問をまとめます。
前まで普通に使えていたのに、急に電源が入らなくなることはありますか?
あります。
ただし、すぐ本体故障と決めつけるより、まずはコンセント、タップ、主電源、部品の戻し方を順番に確認した方が早いです。
電源ランプがつかないなら、もう故障ですか?
まだ断定は早いです。
電気が来ていないだけ、本体の主電源がオフ、本体側ソケットの差し込み不足、という可能性もあります。
表示は出るのにコーヒーが淹れられません
その場合は「電源が入らない」のではなく、別の動作条件で止まっている可能性があります。
基本設定や初期操作を整理したいときは、デロンギの最初の標準設定をまとめた記事もあわせて見てみてください。
自動すすぎに進まないのも電源トラブルですか?
必ずしもそうではありません。
電源の問題ではなく、自動洗浄や内部動作側の問題として見た方がいいケースもあります。
すすぎや洗浄まわりの動きが気になるなら、自動洗浄が動かないときの確認ポイントも参考になります。
まとめ
デロンギの電源が入らないときは、いきなり故障と決めつけず、まずは「完全に無反応なのか」「表示は出るけど動かないのか」を分けて考えるのが近道です。
- 完全に無反応 → コンセント、タップ、主電源、本体側ソケット、コードを確認
- 表示は出る → 警告表示、受け皿、カス受け、給水タンク、ドアまわりを確認
- 一瞬だけ点いて落ちる → 壁コンセント直結で再確認
- 異臭や異音がある → 使用を止めて相談
特に、掃除や移動のあとに起きた電源トラブルは、部品の戻し方や差し込みの見直しで直ることもあります。
焦って修理と決める前に、まずは基本の確認を順番に試してみてください。
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