
デロンギの全自動コーヒーマシンを使っていると、意外と早くぶつかるのが「グラインダーって、結局どこをどう触ればいいの?」という疑問です。
豆を変えたら味が薄い。逆にポタポタしか出ない。
音が気になる。挽き目を触りたいけれど、下手に回して壊したくはない。
ここで止まる人はかなり多いです。
結論から言うと、デロンギのグラインダー調整で一番大事なのは、「作動中に」「1目盛ずつ」「2〜3杯見てから次を触る」です。
この記事では、挽き目の変え方、どっちに回せばいいか、掃除できる範囲、故障と勘違いしやすい症状まで、デロンギユーザー目線で整理していきます。
先に結論
- デロンギのグラインダー調整は、豆を挽いている最中にだけ行う
- 一気に動かさず、1目盛ずつ調整する
- 調整後はすぐ判断せず、2〜3杯抽出してから変化を見る
- 薄い・クレマが弱い時は、少し細かい方向へ
- 抽出が遅い・ポタポタしか出ない時は、少し粗い方向へ
- 豆を替えた直後は、挽き目だけで判断しない
- 掃除は、触っていい範囲と触らない方がいい範囲を分ける
- 異音・挽き時間の変化・粉量の不安定さが続く時は、設定だけで押し切らない
INDEX
まず確認|グラインダー調整の早見表

デロンギのグラインダー調整は、難しく考えすぎる必要はありません。
ただし、回すタイミングと動かす幅だけは間違えないようにしたいところです。
スマホの方は横にスクロールできます。
| 症状 | 見直す方向 | ダイヤルの考え方 | すぐにやらないこと | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| コーヒーが薄い・クレマが弱い | 少し細かくする | 多くの機種では数字が小さい方へ少し寄せる | 一気に2〜3段動かさない | 変化は2〜3杯後に見る |
| 抽出が遅い・ポタポタしか出ない | 少し粗くする | 多くの機種では数字が大きい方へ少し寄せる | 止まっている時に回さない | 細かすぎる可能性がある |
| 豆を変えたばかりで味が決まらない | 濃さ・メニュー・豆の焙煎度も一緒に見る | 必要なら1目盛だけ試す | 1杯で結論を出さない | 豆との相性も影響する |
| 挽き時間が前より短い・粉量が不安定 | 設定より先にサポート目線で確認 | むやみに極端な調整をしない | 自己流で分解しない | 摩耗や不調の可能性もある |
結論|グラインダーは「作動中に1目盛ずつ」が鉄則です
最初に答えをまとめると、デロンギのグラインダー調整は次の3つを守れば大きく外しにくいです。
- 挽き目ダイヤルは、必ず豆を挽いている最中だけ回す
- 一気に動かさず、1目盛ずつ変える
- 味の変化は最低2杯、できれば2〜3杯見て判断する
ここを外すと、「設定が合わない」より先に、無理な調整で不具合のきっかけを作ることがあります。
デロンギ公式FAQでも、通常は購入時の設定のまま使うこと、グラインダーノブは豆が挽かれている時だけ回すこと、1度に1目盛以上回さないことが案内されています。
つまり、グラインダー調整は「たくさん触って合わせる」ものではありません。
必要な時だけ、作動中に1目盛ずつ。
これがいちばん大事です。
まず前提|通常は購入時設定のまま使い始めて大丈夫です
まず大前提として、デロンギのグラインダーは、最初から細かく調整しなくても大丈夫です。
多くの機種では、通常は購入時の設定のまま使い始める案内があります。
「せっかく調整ダイヤルがあるなら、最初に合わせた方がいいのでは?」と思うかもしれません。
でも、最初から細かく動かすと、豆の影響なのか、抽出量の影響なのか、挽き目の影響なのかが分かりにくくなります。
味が薄い、抽出が極端に遅い、ポタポタしか出ないなど、必要が出た時だけ少しずつ動かすと考えましょう。
デロンギのグラインダーで覚えておきたい基本
最初にここを押さえておくと、挽き目調整で迷いにくくなります。
デロンギの全自動は、豆を挽いてからそのまま抽出するので、グラインダー設定が味や抽出スピードにかなり直結します。
多くの機種では、数字が小さいほど細かく、数字が大きいほど粗い
多くのデロンギ全自動では、数字が小さい方が細かく、数字が大きい方が粗い方向です。
そのため、味が薄い・クレマが弱いなら細かい方向へ、抽出が遅い・ポタポタ落ちるなら粗い方向へ動かすのが基本です。
ただし、表示や操作方法は機種によって違うため、最終的には自分の機種の説明書や画面表示を優先してください。
また、最初から大きく動かす必要はありません。
細かい調整の積み重ねで十分です。
グラインダーは「味」だけでなく「出方」も見て判断する
挽き目調整というと味だけを見がちですが、実際は抽出スピードもかなり大事です。
味が少し弱くても出方が安定しているなら、まず濃さ設定や豆の方向性を見直した方が早いこともあります。
逆に、ポタポタしか出ない時は、味の良し悪し以前に挽き目が細かすぎる可能性を先に疑った方が安全です。
挽き目はどうやって調整する?

ここが一番大事です。
デロンギのグラインダー調整は、回す方向よりも、まず「いつ回すか」を間違えないことが重要です。
ダイヤルは必ず「豆を挽いている最中」に回す
ここは鉄則です。
挽き目ダイヤルは、必ずグラインダーが作動して豆を挽いている最中にだけ回してください。
止まっている時にダイヤルを回そうとすると、グラインダーの刃と刃の間に硬いコーヒー豆が挟まった状態で無理やり刃を動かす形になり、負担が大きくなります。
一方で、豆が砕かれている作動中なら、内部が動いているぶん調整が入りやすく、無理な力をかけずに済みます。
「今なら静かに回せそう」と思って止まっている時に触るのが、いちばん危ないです。
注意:グラインダーノブは、必ず豆が挽かれている最中に回してください。停止中に無理に回すのは避けましょう。
一気に変えず、1目盛だけ動かす
調整は、必ず1目盛ずつです。
味が薄いからといって一気に細かくしたり、遅いからといって一気に粗くしたりすると、今度は逆方向に振れやすくなります。
グラインダーは「少し触って、少し様子を見る」の方が、結局いちばん早く決まります。
変化は最低2杯、できれば2〜3杯見てから判断する
ここもかなり重要です。
挽き目を変えても、その結果は1杯目ではまだ見え切らないことがあります。
内部に前の粉が少し残っているからです。
そのため、1回触ったら最低2杯、できれば2〜3杯は続けて見てから、次の調整に進む方が失敗を減らせます。
機種によっては、3杯以上抽出してから効果を見る案内もあります。
症状別|グラインダーはどっちに動かす?

ここでは、実際によくある症状ごとに、どの方向へ調整を考えればいいかを整理します。
大事なのは、味だけで決めず、抽出の出方とセットで見ることです。
コーヒーが薄い・クレマが弱いなら「少し細かく」
この場合は、挽き目が粗すぎる可能性があります。
まずは1目盛だけ、細かい方向へ動かしてみるのが基本です。
多くの機種では、数字が小さい方向です。
それでも変化が弱いなら、挽き目だけでなく、濃さ設定や豆の焙煎度も一緒に見直した方がまとまりやすいです。
抽出が遅い・ポタポタしか出ないなら「少し粗く」
これは、細かすぎるケースでかなり起こりやすい症状です。
まずは1目盛だけ粗い方向へ動かして、2〜3杯ほど見ます。
多くの機種では、数字が大きい方向です。
深煎りで油分が強い豆に替えた直後もこの症状が出やすいので、豆の状態も合わせて確認した方がいいです。
豆を替えた直後は、挽き目だけで決めない
豆を替えると、同じ設定でも印象はかなり変わります。
新しい豆でいきなり「この挽き目はダメだ」と結論を出すより、濃さ・メニュー・豆の焙煎度まで一緒に見る方が早いです。
たとえばエスプレッソだと強すぎる豆でも、アメリカーノならちょうどよくなることがあります。
逆に、カフェ・ジャポーネでは軽く感じた豆が、エスプレッソではちょうどよく感じることもあります。
掃除はどこまでできる?

グラインダーまわりは、触っていい場所と触らない方がいい場所を分けて考えた方が安全です。
自己流で奥まで触るより、説明書どおりの範囲だけをこまめに整える方がトラブルを減らせます。
まずは「取り外せる側」と「マシン側」を分けて考える
ここは誤解しやすいですが、同じ“グラインダーまわりの掃除”でも扱いは同じではありません。
取り外した豆ホッパー側は、内側・外側をやわらかい湿った布で拭いたあと、必ずしっかり乾かしてから戻すのが基本です。
一方で、マシン側のホッパーソケットや内部まわりは、ブラシ・やわらかい布・掃除機で整える流れです。
ここは「少し湿っていても平気」と考えず、乾いた状態で触る前提の方が安全です。
基本は「豆ホッパーまわり」と「見える粉」を整える
ユーザーがやる掃除の中心は、豆ホッパーやその周辺、見える範囲の粉残りです。
ここは水浸しにするのではなく、粉残りを丁寧に減らしていくイメージです。
もし豆ホッパーに粉を入れてしまった場合は、通常の掃除とは別で考えた方が安全です。
金属の棒や尖ったものでガリガリやらない
ここはやりがちですが、やめた方がいいです。
見える粉が気になっても、無理に奥をつつくより、ブラシや布で届く範囲だけを整える方が安全です。
「奥に粉が見えるから、細い棒でかき出したい」と思う場面もあります。
でも、マシン側の内部は、見えている以上に繊細です。
触る範囲を広げすぎない方が、結果的に安全です。
自己判断で分解や水洗いの範囲を広げない
ここも大事です。
デロンギの説明書で案内されている範囲を超えて、自己判断で分解したり、水洗いの範囲を広げたりするのは避けた方が安心です。
「きれいにしたい」が強くなりすぎると、かえってマシン側に余計な負担をかけることがあります。
グラインダーまわりは、乾いた状態で、届く範囲を無理なく整えるくらいで考えましょう。
「粉投入口」の詰まりは別で見る
全自動の“グラインダー掃除”と、“粉投入口の掃除”は少し分けて考えた方が分かりやすいです。
コーヒーが水っぽい時や弱い時は、グラインダー本体ではなく、粉の通り道の詰まりで症状が出ることもあります。
つまり、グラインダー本体が悪いとは限らず、粉投入口や粉の通り道が影響している場合もあります。
掃除しても改善しない時は、症状別に切り分けて見ていきましょう。
故障と勘違いしやすいパターン
ここでは、実際は設定や豆で起きやすいのに、「壊れたかも」と感じやすいパターンをまとめます。
もちろん本当の不具合もありますが、先に見ておくと落ち着いて切り分けしやすくなります。
キャラメル加工豆・キャンディ加工豆・生豆で不安定になる
これはかなり重要です。
デロンギでは、キャラメル加工豆やキャンディ加工豆、生豆は使わない前提で考えた方が安全です。
こうした豆はグラインダーに張り付きやすく、挽きが不安定になったり、最悪は使えなくなる原因にもなります。
また、極端に油分の多い豆も、ホッパーやグラインダーまわりに残りやすいことがあります。
まずは、普通の焙煎豆で状態を見る方が分かりやすいです。
音が変わっただけで、すぐ故障と決めない
デロンギは豆の種類や挽き目でも音の印象が変わります。
特に深めの豆や、挽き目を動かした直後は「前と違う」と感じやすいです。
ただし、金属的な異音や明らかに引っかかる感じが続くなら、別の見方が必要です。
挽き時間が以前より短くなってきたなら、設定だけで押し切らない
ここは見落としやすいです。
以前よりグラインダーの挽き時間が短くなってきた場合は、単なる設定ズレではなく、消耗や不調の可能性もあります。
この場合は、極端な挽き目調整でごまかそうとせず、一度落ち着いてサポート目線で見た方が安全です。
粉量が明らかに少ない、抽出のたびにばらつく、異音が続くといった場合も、設定だけで押し切らない方が安心です。
豆を切り替える時に気をつけたいこと

豆の切り替え方が雑だと、挽き目以前に味が混ざって判断しにくくなります。
特に豆の個性が違うものへ替える時は、切り替えの段取りまで見ておくと失敗が減ります。
リヴェリアは「Bean Switch」機能が使える
リヴェリア系では、豆ホッパーを切り替えながら、複数の豆を楽しみやすい設計になっています。
デロンギ公式のリヴェリアページでも、付け替え可能なコーヒーホッパーを切り替えることで、さまざまな豆を試せる「ビーンスイッチシステム」が紹介されています。
この機能があると、豆の個性を試しやすく、味の判断がしやすくなります。
一方で、こうした機能がない機種では、ホッパー内を使い切ってから切り替える意識の方が大事になります。
グラインダー調整で迷った時の見る順番
最後に、実際に味や出方で迷った時の見る順番を整理しておきます。
グラインダーは大事ですが、何でも挽き目で解決しようとすると、かえって迷いやすくなります。
- まずは購入時設定のまま数杯飲んでみる
- 抽出量や濃さ設定を確認する
- 豆の焙煎度や状態を確認する
- 抽出が薄い・遅いなど、症状がはっきりしてから1目盛だけ調整する
- 2〜3杯見てから、次の調整を考える
- 異音や粉量の不安定さが続くなら、設定ではなく不調として見る
この順番で見ると、どこを触ればよいかがかなり整理しやすくなります。
よくある質問
ここでは、デロンギのグラインダー調整で迷いやすい疑問をまとめます。
挽き目ダイヤルはいつ回せばいいですか?
必ず豆が挽かれている最中に回してください。
停止中に無理に回すと、グラインダーに負担がかかることがあります。
最初から挽き目を変えた方がいいですか?
通常は購入時の設定のまま使い始める方が分かりやすいです。
味が薄い、抽出が遅いなど、必要が出た時だけ少しずつ調整しましょう。
薄い時はどちらへ回しますか?
多くの機種では、細かい方向へ1目盛だけ動かします。
数字が小さい方が細かい方向の機種が多いですが、機種によって表示が異なる場合があるため、説明書も確認してください。
抽出が遅い・ポタポタしか出ない時は?
挽き目が細かすぎる可能性があります。
多くの機種では、粗い方向へ1目盛だけ動かし、2〜3杯ほど抽出して様子を見ます。
調整後、すぐ味は変わりますか?
すぐに完全な変化が出るとは限りません。
内部に前の粉が残っていることがあるため、最低2杯、できれば2〜3杯見てから判断するのがおすすめです。
グラインダーは自分で分解掃除してもいいですか?
自己判断で分解するのは避けた方が安心です。
基本は、取扱説明書で案内されている範囲で、豆ホッパーまわりや見える粉を整える程度に留めましょう。
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まとめ|デロンギのグラインダーは「作動中に1目盛ずつ」が基本です

デロンギのグラインダー調整をひとことでまとめるなら、焦って大きく触らないことです。
- 通常は購入時設定のまま使い始める
- 挽き目ダイヤルは必ずグラインダー作動中だけ回す
- 調整は1目盛ずつ
- 効果は最低2杯、できれば2〜3杯見て判断する
- 薄いなら少し細かく、遅いなら少し粗くが基本
- 豆を替えた直後は、挽き目だけで判断しない
- 掃除は「取り外した側」と「マシン側」で扱いを分ける
- 自己判断で分解や水洗いの範囲を広げない
- 挽き時間が前より短いなら、設定だけで押し切らずサポート目線で見る
グラインダーは、デロンギの味を左右するかなり大事な部分です。
ただし、難しく考えすぎる必要はありません。
作動中に1目盛、数杯見てから次へ。
この順番を守るだけで、かなり安定します。
挽き目だけでなく、豆の焙煎度、抽出量、濃さ、メニューとの相性も一緒に見ると、自分に合う1杯へ近づけやすくなります。
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