
デロンギ全自動コーヒーマシンを見ていると、「カフェ・ジャポーネって何?」「普通のコーヒーとどう違うの?」と止まりますよね。
名前だけだと少し分かりにくいですが、結論から言うと、カフェ・ジャポーネはデロンギが日本向けに寄せた“レギュラーコーヒー寄りのメニュー”です。
エスプレッソのように小さなカップでキュッと飲む一杯ではなく、もっと普段使いしやすい飲み方です。
とはいえ、ただのお湯で薄めたコーヒーでも、普通のドリップコーヒーそのものでもありません。
デロンギ公式では、カフェ・ジャポーネを「エスプレッソのうまみとドリップのキレが融合されたコーヒー」として案内しています。
この記事では、カフェ・ジャポーネとは何か、普通のコーヒーやエスプレッソ、アメリカーノとどう違うのか、どんな人に向いているのかを整理していきます。
先に結論
- カフェ・ジャポーネは、デロンギの日本向けレギュラーコーヒー寄りメニュー
- 味の方向は、エスプレッソの旨味+ドリップのすっきり感
- 普通のコーヒーに近い飲みやすさがあるが、ただのドリップとは少し違う
- 濃いコーヒーをあとからお湯で薄めただけではない
- エスプレッソより量が多く、朝の1杯や普段使いに合わせやすい
- 搭載は全機種ではなく、一部モデルのみ
INDEX
まず確認|カフェ・ジャポーネと普通のコーヒーの違い早見表
カフェ・ジャポーネは、エスプレッソでも普通のドリップでもない、少し中間的な立ち位置のメニューです。
まずは、エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、ハンドドリップ系のコーヒーの違いをざっくり見ておきましょう。
スマホの方は横にスクロールできます。
| 比較項目 | エスプレッソ | カフェ・ジャポーネ | ハンドドリップ系のコーヒー |
|---|---|---|---|
| 量のイメージ | 少なめ。約30mL前後が目安 | 普通〜やや多め。機種によって約100〜250mL前後の範囲で調整できるものがある | 普通〜多め。マグカップで飲みやすい量 |
| 味の方向 | 濃厚で、旨味を凝縮した味 | コクがありつつ、後味はすっきり寄り | 軽めで飲みやすく、スッと入りやすい |
| 抽出の考え方 | 小さく濃く抽出する | 蒸らしを意識した間欠抽出で、レギュラーコーヒー寄りに仕上げる | お湯を注ぎながら抽出する |
| 向いているシーン | 食後、短時間で気分を切り替えたい時 | 朝の1杯、普段使い、マグカップで飲みたい時 | ゆっくり飲みたい時、お菓子と合わせたい時 |
デロンギのカフェ・ジャポーネとは?
カフェ・ジャポーネは、デロンギ全自動の中にあるレギュラーコーヒー寄りの専用メニューです。
公式の商品ページでは、カフェ・ジャポーネについて「日本人好みの深蒸しレギュラーコーヒー」と案内されているモデルがあります。
また、デロンギ公式FAQでは、カフェ・ジャポーネはエスプレッソのうまみとドリップのキレが融合されたコーヒーで、ハンドドリップのように豆を蒸らしながら入れる間欠抽出を使うメニューとして説明されています。
デロンギ公式FAQのコーヒーメニュー説明でも、カフェ・ジャポーネの特徴が紹介されています。
つまり、エスプレッソマシンの延長にあるメニューではあるものの、狙っている味は「小さい濃い一杯」ではありません。
普段日本で飲み慣れている、マグカップで飲みやすいコーヒーの方向へ寄せたメニューと考えると分かりやすいです。
公式の表現を言い換えると、濃さだけを押し出すのではなく、香りと旨味を残しながら、後味は重くしすぎない一杯です。
普通のコーヒーとの違い
ここでいう「普通のコーヒー」は、ハンドドリップや一般的なコーヒーメーカーで淹れるレギュラーコーヒーをイメージすると分かりやすいです。
カフェ・ジャポーネは、その方向に近い飲みやすさを持ちながら、デロンギらしいコクも残しています。
ドリップみたいに飲みやすいのに、味は少し厚い
デロンギ公式では、カフェ・ジャポーネを「エスプレッソのうまみとドリップのキレが融合されたコーヒー」と案内しています。
ここがいちばんの違いです。
ハンドドリップのコーヒーは、口当たりが軽くてスッと飲みやすい一方で、豆によっては少し物足りなく感じることがあります。
逆にエスプレッソは旨味が強いけれど、毎朝マグカップで飲むには少し濃すぎると感じる人もいます。
カフェ・ジャポーネは、その中間を狙った味です。
普通のコーヒーよりコクがありやすく、でもエスプレッソほど重くなりにくい。
このバランスが魅力です。
「ただのお湯で薄めたコーヒー」ではない
ここは誤解しやすいところですが、カフェ・ジャポーネは濃いコーヒーをあとからお湯でのばしただけの飲み方として考えない方がいいです。
デロンギ公式FAQでは、カフェ・ジャポーネはハンドドリップのように豆を蒸らしながら入れる間欠抽出を使うメニューとして説明されています。
一方、カフェ・アメリカーノは、エスプレッソ約30mLをお湯約80mLで割ったものとして説明されています。
つまり、ざっくり分けると次のようになります。
- アメリカーノ:エスプレッソをお湯で割る飲み方
- カフェ・ジャポーネ:豆を蒸らしながら入れる間欠抽出を使うレギュラーコーヒー寄りメニュー
だから、ただエスプレッソを薄めた時とは違って、後味のまとまり方が変わります。
雑味を増やしにくくしながら、香りと旨味を残して、マグカップで飲みやすい一杯に寄せているイメージです。
量もエスプレッソより“普通のコーヒー側”
カフェ・ジャポーネは、エスプレッソよりも量が多いメニューとして考えると分かりやすいです。
たとえばデロンギ公式FAQでは、カフェ・ジャポーネの初期設定が約180mLの機種があり、設定した抽出量によって抽出回数や使用する豆量が変わると案内されています。
デロンギ公式FAQの抽出量説明では、カフェ・ジャポーネの抽出量と豆量目安も紹介されています。
エスプレッソの約30mL前後と比べると、かなり日常のコーヒー寄りです。
「小さなカップでちびちび飲む」より、朝にマグでしっかり飲みたい人に向いているのはこのためです。
エスプレッソとの違い
エスプレッソとの違いは、ひとことで言うと飲み方の場面です。
- エスプレッソ:小さく濃く、香りとコクをキュッと楽しむ
- カフェ・ジャポーネ:もっと量があり、普段の1杯として飲みやすい
もちろん、どちらも豆から挽きたてで楽しめるのがデロンギの良さです。
ただ、エスプレッソは「濃さを楽しむ」方向、カフェ・ジャポーネは「普段のコーヒーとして続けやすい」方向です。
同じマシンでも、朝はカフェ・ジャポーネ、食後はエスプレッソ、という使い分けの方がしっくりきます。
カフェ・ジャポーネはどんな人に向いている?
エスプレッソは濃すぎるけれど、普通のドリップでは物足りない人
いちばん相性がいいのはこのタイプです。
カフェ・ジャポーネは、軽さだけでもなく、濃さだけでもありません。
そのため、エスプレッソほど濃くなく、普通のコーヒーより少しコクがある一杯を探している人にハマりやすいです。
朝にマグカップでしっかり飲みたい人
エスプレッソはおいしいけれど量が少ない、と感じている人にも向いています。
カフェ・ジャポーネなら、全自動の手軽さのまま、もっと“普段のコーヒー”に近い一杯になります。
朝のパンや軽い朝食と合わせるなら、エスプレッソよりカフェ・ジャポーネの方が自然に感じる人も多いはずです。
家族で飲み方の好みが分かれる家
家では普通のコーヒー派、でも自分はエスプレッソ系も好き、という家庭にも相性がいいです。
1台でメニューを分けられると、満足度がかなり上がります。
ブラック派、ミルク派、エスプレッソ派がいる家では、カフェ・ジャポーネのような“中間メニュー”があると使いやすいです。
どのデロンギにも付いているわけではない
ここは意外と大事です。
カフェ・ジャポーネは、デロンギ全機種に必ず付いている共通メニューではありません。
現行の日本向け商品ページでも、一部のマグニフィカ系ではホットコーヒーメニューとして「カフェ・ジャポーネ」が案内されています。
たとえば、マグニフィカ スタート ECAM22020Wの公式ページでは、ホットコーヒーメニューとしてスペシャルティ、エスプレッソ、カフェ・ジャポーネが掲載されています。
一方で、デロンギ全自動なら何でもカフェ・ジャポーネが飲めると思って選ぶと、メニュー違いでズレることがあります。
購入前は、商品ページのドリンクメニュー欄で「カフェ・ジャポーネ」があるか確認しておきましょう。
味がしっくりこない時の見直しポイント
カフェ・ジャポーネは便利ですが、最初の1杯でいきなりベストになるとは限りません。
しっくりこない時は、いきなり挽き目を大きく動かすより、まずは抽出量と豆量から見る方がやりやすいです。
まずは抽出量を見直す
「なんだか薄い」と感じる時は、量が多すぎることがあります。
逆に「重い」と感じるなら、量を少し増やすと飲みやすくなることがあります。
カフェ・ジャポーネは、機種によって抽出量を変えられる場合があります。
最初から「この味は合わない」と決めず、まずは少し量を変えて試すと印象が変わりやすいです。
次に豆量を見る
デロンギ公式FAQでは、ECAM22020のカフェ・ジャポーネについて、抽出量が120mL以下のときは豆量目安が約5〜9g、120mLを超えるときは約10〜18gと案内されています。
つまり、カフェ・ジャポーネは単純に「多いお湯を1回分の粉に通すだけ」のメニューではありません。
抽出量によって、抽出回数や使用する豆量が変わる前提で作られています。
このあたりがあるので、「マグカップ1杯だと、ただ薄くなるだけ」とは言い切れません。
量に合わせて抽出の組み方が変わる前提で作られているので、まずは抽出量と豆量から整える方が自然です。
豆選びと挽き目も一緒に見る
抽出量や豆量を見直しても味がしっくりこない時は、豆選びと挽き目も一緒に見てください。
カフェ・ジャポーネは、軽すぎる豆だと物足りなく感じることがあります。
逆に、油分が強すぎる深煎り豆では抽出が重く感じたり、豆の流れが悪くなったりすることもあります。
カフェ・ジャポーネ搭載モデルを先に見たい人へ
ここまで読んで「普通のコーヒー派の自分には、カフェ・ジャポーネ付きが合いそう」と感じたなら、次は搭載モデルの比較を見た方が早いです。
カフェ・ジャポーネは全機種共通ではないので、価格だけで選ぶとメニュー違いで後悔しやすいです。
比較記事では、価格やミルク機能だけでなく、搭載メニューの違いも見ておくと選びやすくなります。
よくある質問

カフェ・ジャポーネは普通のコーヒーメーカーの味と同じですか?
同じではありません。
方向としてはレギュラーコーヒーに近いですが、デロンギ公式では「エスプレッソのうまみ」と「ドリップのキレ」を合わせた味として案内されています。
そのため、普通のドリップよりコクを感じやすい人もいます。
カフェ・ジャポーネは薄いですか?
最初の設定しだいです。
量が多すぎると薄く感じやすいので、まずは抽出量と豆量から見直す方が早いです。
豆が軽すぎる場合は、カフェ・ジャポーネ向きの中煎り〜中深煎りの豆へ替えると印象が変わることもあります。
どのデロンギでもカフェ・ジャポーネが飲めますか?
いいえ。搭載は一部モデルです。
購入前は、商品ページのドリンクメニュー欄で「カフェ・ジャポーネ」があるか確認してください。
カフェ・ジャポーネとアメリカーノは同じですか?
同じではありません。
アメリカーノは、エスプレッソをお湯で割る飲み方です。
カフェ・ジャポーネは、豆を蒸らしながら入れる間欠抽出を使う、レギュラーコーヒー寄りのメニューです。
カフェ・ジャポーネは朝のコーヒーに向いていますか?
向いています。
エスプレッソより量があり、普通のコーヒーに近い感覚で飲みやすいので、朝のマグカップ1杯として使いやすいメニューです。
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まとめ|カフェ・ジャポーネは「普通のコーヒー寄り」だけど、ただのドリップではない
デロンギのカフェ・ジャポーネは、ただ名前が変わったコーヒーではありません。
公式の説明をもとにまとめると、日本人好みの深蒸しレギュラーコーヒーで、エスプレッソの旨味とドリップのすっきりした後味を融合したメニューです。
- カフェ・ジャポーネは、レギュラーコーヒー寄りの専用メニュー
- 普通のドリップとまったく同じではない
- エスプレッソをお湯で割るアメリカーノとも違う
- 豆を蒸らしながら入れる間欠抽出が特徴
- エスプレッソより量が多く、朝や普段使いに向いている
- 搭載は一部モデルなので、購入前にメニュー欄を確認する
- 味がしっくりこない時は、抽出量・豆量・豆選び・挽き目を順番に見る
しかも、ただお湯を通すだけでなく、給湯と蒸らしを繰り返す間欠抽出や、抽出量に応じて回数や豆量が変わる設計が採用されている機種もあります。
だから、ただエスプレッソを薄めたコーヒーとは考えない方が実態に近いです。
エスプレッソほど濃すぎず、普通のドリップより少しコクがある。
そのちょうどいい真ん中を狙いたい人に向いています。
デロンギを買ってもエスプレッソしか使わないのはもったいないと感じる人や、毎日の1杯をもっと飲みやすくしたい人には、カフェ・ジャポーネはかなり使いやすいメニューです。
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