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デロンギ全自動コーヒーマシンの自動洗浄が動かない時の確認イメージ

デロンギの全自動コーヒーマシンを使っていて、「電源を入れても自動洗浄しない」「マグニフィカSの自動洗浄が出ていない気がする」と不安になることがあります。

ただ、この症状はすぐに故障と決めつけなくて大丈夫です。

実際には、自動洗浄の仕組みの勘違い、電源の切り方、水タンクの差し込み不足、水回路の空気噛み、抽出口の詰まりなどで説明できることがあります。

特にマグニフィカS系では、使い終わった後に本体前面の電源ボタンではなく、背面の主電源やコンセントを先に切っていると、終了時のすすぎが行われません。

さらに、主電源を先に切る使い方を続けると、抽出ユニットが取り外せない位置で止まってしまうこともあります。

この記事では、デロンギの自動洗浄が動かない・出ていないように見える時に、故障を疑う前に確認したいポイントを順番に整理します。

先に結論

  • デロンギの自動洗浄が動かない時は、まず本体前面の電源ボタンでオン/オフしているかを確認する
  • 背面の主電源やコンセントを先に切ると、終了時のすすぎが走らないことがある
  • 主電源を先に切ると、抽出ユニットが取り外せない位置で止まることがある
  • 節電タップのスイッチで毎回切る使い方は、デロンギ全自動とは相性がよくない
  • 自動洗浄の湯量は少なめなので、出ていないように見えているだけのこともある
  • 機種例では、電源オン時の自動内部洗浄が約60mL、電源オフ時が約30mL程度の案内もある
  • ヒーターが温まっている状態では、電源オン時の自動洗浄が行われない場合もある
  • 水タンクの水量不足・差し込み不足でも、すすぎ動作が不安定になる
  • ポンプ音だけで水が出ない時は、空気噛み・水回路の不調も疑う
  • 片側だけ出ない・ポタポタしか出ない時は、抽出口の詰まりを見る
  • 除石灰ランプやミルク洗浄とは別物なので、表示を混同しない
  • 正しい手順でも動かない、給湯もできない、異音や水漏れがある場合はサポート確認へ進む

 

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まず確認|デロンギの自動洗浄が動かない時の早見表

いきなり修理を疑う前に、まずは見え方から原因を切り分けましょう。

「本当に動いていない」のか、「少量で見落としている」のか、「水が通っていない」のかで見る場所が変わります。

スマホの方は横にスクロールできます。

見え方・症状 最初に確認したいこと 考えられる原因 次に見る記事
電源オン時に何も出ないように見える 抽出口だけでなく、受け皿の水も見る 自動洗浄の湯量が少なく、見落としている/ヒーターが温まっていて洗浄しない場合がある この記事内で解説
電源オフ時に自動洗浄しない 本体前面の電源ボタンで終了しているか 背面の主電源やコンセントを先に切っている この記事内で解説
内部のセット音だけして水が出ない ポンプ音が続くか、水タンク・給湯を確認する 空気噛み、水タンクの差し込み不足、水回路の不調 水が出ない時の確認ポイント
ポンプ音はするのにお湯が出ない 給湯できるか試す 水タンクの差し込み不足、空気噛み、水回路の不調 水が出ない時の確認ポイント
片側だけ出ない・ポタポタしか出ない 抽出口の穴を確認する 抽出口の詰まり、汚れの固着 水が出ない時の確認ポイント
除石灰ランプが出ている 自動洗浄ではなく除石灰表示ではないか 石灰除去のタイミング 石灰除去の頻度・やり方
ミルク洗浄やCLEAN表示が気になる ミルクコンテナ側の洗浄か確認する ラテクレマ・ミルク経路の洗浄 ミルクが出ない・泡立たない時の確認ポイント
抽出ユニットが外れない・戻らない 正しい電源オフ手順で終了しているか 抽出ユニットが取り外せない位置で止まっている 抽出ユニットの外し方・洗い方

 

デロンギの「自動洗浄」は何をしているのか

まず、自動洗浄が何を指しているのかを整理します。

ここを勘違いすると、「洗浄していない」「壊れたかもしれない」と判断しやすくなります。

電源オン時の自動洗浄は、内部を温めながらすすぐ動作

デロンギの電源オン時に自動内部洗浄で少量のお湯が出るイメージ

デロンギの全自動コーヒーマシンは、電源オン時に内部を温めながらすすぎを行います。

これは単なるおまけではなく、抽出前に内部の通り道を整えるための動作でもあります。

ただし、ここで出るお湯はコップいっぱいにたっぷり出るものではありません。

機種によって差はありますが、マグニフィカS系の取扱説明書では、電源オン時の自動内部洗浄のお湯の量は約60mL、電源オフ時は約30mLが目安として案内されているものがあります。

約30〜60mLというと、ショットグラスに少し〜半分ほどたまるくらいの量です。

抽出口をぼんやり見ていると「今、本当に流れた?」と見落としてしまうこともあります。

抽出口だけで判断しにくい時は、ドリップトレイや受け皿に水が増えていないかも見てください。

洗浄時は「内部セット音」と「ポンプ音」を分けて聞く

自動洗浄が動いているか分かりにくい時は、音もヒントになります。

電源を入れると、まず内部で「ウィーン」「ガチャ」というような、抽出ユニットや内部部品が動くセット音が聞こえることがあります。

その後、洗浄に入ると「ブーン」というポンプ音がして、抽出口や受け皿側に少量のお湯が流れます。

  • セット音がして、その後ポンプ音と少量のお湯が出る:正常動作の範囲
  • セット音だけでポンプ音がしない:本体が温まっていて洗浄を省略している、または条件未成立の可能性
  • ポンプ音だけ大きいのに水が出ない:水タンク・空気噛み・水回路側を確認
  • ガリガリ、ギギギなど強い異音がある:無理に使い続けず確認

音だけで故障と断定はできませんが、内部セット音なのか、ポンプ音なのかを分けて聞くと、原因を切り分けやすくなります。

ヒーターが温まっていると電源オン時に洗浄しない場合もある

もうひとつ知っておきたいのが、ヒーターが温まっている状態では、電源オン時の自動内部洗浄が行われない場合があることです。

つまり、短時間だけ電源を切ってすぐ入れ直した時などに、いつもと違って洗浄が出ないように見えても、それだけで故障とは限りません。

「毎回まったく出ない」のか、「直前まで使っていて本体が温まっている時だけ出ない」のかを分けて考えると、判断しやすくなります。

使用後に電源を切る時も、自動ですすぎが入る

マグニフィカS系をはじめ、デロンギ全自動では、使い終わった後に本体前面の電源ボタンでオフすると、終了時のすすぎが入ります。

ここで大事なのは、背面の主電源やコンセントではなく、本体前面の電源ボタンで終了させることです。

この手順を飛ばすと、内部すすぎが行われないまま電源が落ちます。

自動洗浄が壊れているのではなく、正常な終了動作を途中で止めてしまっているケースがあります。

自動洗浄・手動すすぎ・除石灰・ミルク洗浄は別物

デロンギの洗浄まわりで混同しやすいのが、次の4つです。

スマホの方は横にスクロールできます。

洗浄の種類 主な目的 見るタイミング 注意点
自動洗浄 電源オン/オフ時の内部すすぎ 起動時・終了時 湯量は少なめ。出ていないように見えることがある
手動すすぎ 任意で内部にお湯を通す しばらく使っていない時、出が弱い時 機種によって操作方法が違う
除石灰 水回路の石灰分を除去する 除石灰ランプ・デスケール表示が出た時 自動洗浄の代わりではない
ミルク洗浄 ミルクコンテナやノズルの洗浄 ミルクメニュー後 ラテクレマ搭載機ではCLEANや分解洗浄が必要

今回のテーマである「自動洗浄が動かない」は、まず電源オン/オフ時の内部すすぎを指して考えるのが基本です。

除石灰ランプが点いているなら、話は自動洗浄ではなく除石灰のタイミングに移っています。

 

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主電源を先に切ると何がまずいのか

デロンギの前面電源ボタンと背面主電源の違いを確認するイメージ

この記事でいちばん大事なのがここです。

「終了時のすすぎが入らない」だけで終わる話ではありません。

すすぎが飛ぶだけでなく、抽出ユニットの位置が整わないことがある

デロンギは、本体前面の電源ボタンでオフする流れの中で、内部すすぎや終了動作を行います。

この正常な終了手順を飛ばしてしまうと、抽出ユニットまわりの動作も中途半端な位置で止まることがあります。

電源が切れる前に主電源スイッチをオフにしたり、電源プラグを抜いたりすると、抽出ユニットが取り外せない位置で止まることがあります。

つまり、電源の切り方がズレると、単に「すすぎが出ない」だけでなく、抽出ユニットが取り出せない・戻らないといった別のトラブルにつながる可能性があります。

節電タップのスイッチで毎回切るのは相性がよくない

スイッチ付きの節電タップは便利ですが、デロンギ全自動コーヒーマシンでは注意が必要です。

本体前面の電源ボタンで終了する前にタップ側で電源を切ると、マシンのシャットダウンを途中で止めてしまう形になります。

つまり、デロンギ全自動では「本体前面の電源ボタンが主役」です。

節電タップや背面スイッチを使うなら、まず本体前面の電源ボタンでオフし、ランプや動作が落ち着いた後に扱うようにしましょう。

その状態で抽出ユニットやトレイを無理に触るのは避ける

主電源を先に切った後に、トレイや抽出ユニットを無理に引き出したり、押し込んだりするのは避けてください。

位置が整っていない状態で力をかけると、抽出ユニットが入りにくい・取り出しにくい・警告表示が出るといった別のトラブルにつながることがあります。

「いつもはスッと戻るのに今日は重い」と感じたら、その場で力任せに進めないことが大切です。

まずは本体を正しい手順で終了させるか、機種ごとの案内に沿って位置を戻してから確認してください。

 

背面スイッチを先に切ってしまった時の位置戻し手順

デロンギで背面主電源を先に切ってしまった時に位置を戻すイメージ

すでに背面スイッチや節電タップを先に切ってしまい、「抽出ユニットが外れない」「トレイが引っかかる」「戻しにくい」となっている場合は、まず落ち着いてください。

ここで力任せに引っ張るのは避けます。

基本は、マシンを一度通常起動させて、内部の位置を整えてから、正しい手順で電源オフすることです。

  1. トレイ、カス受け、水タンクを無理のない範囲で奥まで差し直す
  2. フロントドアをきちんと閉める
  3. 背面の主電源をオンにする
  4. 本体前面の電源ボタンを押して、通常起動させる
  5. 内部の「ウィーン」「ガチャ」という初期動作音が止まるまで待つ
  6. 警告表示が出ていないか確認する
  7. あらためて本体前面の電源ボタンで正しくオフする
  8. すべてのランプや動作が落ち着いてから、抽出ユニットやトレイを確認する

この手順で位置が戻ることがあります。

ただし、途中で異音がする、警告表示が消えない、トレイや抽出ユニットが明らかに引っかかる場合は、無理に続けないでください。

その場合は、機種ごとの取扱説明書やサポート案内に沿って確認する方が安全です。

 

デロンギの自動洗浄が動かない時によくある原因

ここからは、実際によくある原因を優先度順に見ていきます。

上から順に確認していけば、かなりのケースは切り分けしやすくなります。

本体の電源ボタンではなく、主電源やコンセントで切っている

いちばん先に疑いたいのがこれです。

デロンギは、本体前面の電源ボタンでオフする前に、背面の主電源やコンセントを切る使い方を前提にしていません。

終了時の自動洗浄は、通常のシャットダウン手順の中で行われます。

今まで「使い終わったらすぐ背面スイッチをオフ」「節電タップでまとめてオフ」にしていたなら、まずはそこを直すだけで改善する可能性があります。

水タンクの水量不足・差し込み不足

デロンギの水タンクを奥までしっかり差し込むイメージ

水が足りない、またはタンクがしっかり入っていないと、すすぎ動作は安定しません。

コーヒー抽出は何とかできていても、自動洗浄の時だけ挙動が怪しく見えることがあります。

「最近、自動洗浄しない」と感じたら、まずは水をしっかり入れ直して、タンクを奥まで押し込むところから始めてください。

水回路に空気が入っている

ポンプ音はするのにお湯の出方が弱い、途中で止まる、コーヒーもお湯も出にくい。

こういう時は、水回路に空気が入っている可能性があります。

フィルター交換後、タンクを空に近い状態で使った後、しばらく使っていなかった後に起こりやすいパターンです。

この場合は、給湯で一度しっかり水を通して流れを戻すのが切り分けになります。

抽出口が詰まっている

デロンギの抽出口の詰まりを確認するイメージ

自動洗浄の湯量は少ないので、抽出口にコーヒーかすや汚れがたまっていると、余計に「出ていない」ように見えます。

片側だけ出ない、ポタポタしか出ない時は特に要注意です。

見た目では小さな汚れでも、抽出口の穴は細いので影響が出ます。

表面を拭くだけで終わらせず、穴の詰まりまで確認してください。

しばらく使っていなかった

旅行後や、週末だけ使う家庭では、しばらく使っていない間に内部の流れが不安定に見えることがあります。

長く使っていなかった後に1回だけ電源を入れて、「自動洗浄が壊れた」と決めつけるのは早いです。

手動すすぎができる機種なら、手動すすぎを2〜3回行い、さらに給湯で水の流れを見ると切り分けしやすくなります。

抽出ユニットまわりの汚れ

自動洗浄は万能ではありません。

電源オン/オフ時のすすぎで落とせるのは、あくまで内部経路の一部です。

抽出ユニットやその周辺に汚れがたまっていると、流れが鈍くなったり、動作が不安定に見えたりします。

「自動洗浄が効いていない気がする」と感じた時ほど、実際には手で外して洗うべき場所が残っていることがあります。

 

故障前に試したい対処法

ここでは、実際に試す順番で整理します。

全部を一気にやる必要はありません。上から順に確認していけば十分です。

1. 本体前面の電源ボタンで正しくオフする

最初に修正したいのは、電源の切り方です。

使い終わったら、必ず本体前面のON/OFFボタンでオフしてください。

ランプや動作が落ち着いた後で、必要なら背面の主電源やコンセントを扱います。

これで終了時のすすぎが戻るなら、故障ではありません。

停止手順がズレていただけです。

2. 水を満たし、タンクを入れ直す

次に、水タンクを外して、きれいな水を入れ直してからしっかりセットします。

中途半端な差し込みや、タンクの浮きは不調の原因になります。

ウォーターフィルターを使っているなら、交換直後に空気が残っていないかもあわせて確認してください。

3. 給湯で水の流れを戻す

お湯側から水を通すと、空気噛みの切り分けに役立ちます。

ポンプ音が大きいのにお湯が出ない、コーヒーも出にくい、そんな時は特に確認したい操作です。

「最近、自動洗浄が弱い」と感じる時も、給湯で流れが戻ることがあります。

自動洗浄だけを見て悩むより、先に給湯を試す方が原因を分けやすくなります。

4. 手動すすぎを2〜3回行う

数日ぶりに使う時や、挙動が怪しい時は、手動すすぎで内部にお湯を通します。

すすぎボタンや手動すすぎの操作が用意されているモデルでは、この操作が有効です。

自動洗浄1回で戻らない時でも、手動すすぎを2〜3回行うと安定することがあります。

ただし、手動すすぎの操作方法は機種によって違います。必ず自分の型番に合う説明書や操作方法で確認してください。

5. 抽出口の穴を掃除する

抽出口の表面を拭くだけで終わらせず、穴の詰まりまで見てください。

片側しか出ない時は、ここが原因のことがあります。

固い金属で無理にこするのではなく、まずはやわらかい布で拭き、必要に応じてつまようじなどで表面の詰まりをやさしく取り除きます。

奥まで強く押し込むのは避けましょう。

6. 抽出ユニットを月1回洗う

自動洗浄に頼り切らず、抽出ユニットは定期的に外して水洗いしてください。

ここが汚れていると、抽出もすすぎも安定しにくくなります。

なお、抽出ユニットは電源が入っている状態で無理に外すものではありません。

必ず本体前面の電源ボタンでオフし、正常に終了した後で取り外します。

 

マグニフィカSで特に確認したいポイント

検索では「デロンギ 自動洗浄しない」だけでなく、「マグニフィカS 自動洗浄」で調べる人も多いです。

そこで、マグニフィカSで特に押さえたい点をまとめます。

マグニフィカSは電源オン/オフ時の内部洗浄が前提

マグニフィカSは、電源オン/オフ時に内部洗浄を行う設計です。

つまり、自動洗浄は特別な追加機能ではなく、普段の起動・終了動作の一部です。

逆に言えば、ここが毎回まったく動かないなら、使い方の問題なのか、水経路の問題なのかを切り分ける必要があります。

「出ていない」のではなく「少量で見落としている」こともある

マグニフィカSの自動洗浄は、コップいっぱいにお湯が出る動作ではありません。

電源オン時の目安が約60mL、電源オフ時が約30mL程度の機種もあり、少量のお湯なので見逃しやすいのが実際のところです。

特に電源オン時は、抽出口から出たお湯が受け皿側に落ちていて、「あれ、何もしていない?」と見えることがあります。

まずは抽出口だけでなく、受け皿の水の増え方も確認してください。

主電源オフを先にすると、終了時のすすぎだけでなく後の不調にもつながる

マグニフィカSで多いのがこのパターンです。

節電のつもりで背面スイッチを先に切っていると、終了手順そのものを飛ばしてしまいます。

その結果、すすぎが入らないだけでなく、抽出ユニットの位置が整わず、次にユニットを入れにくい・外しにくい・警告表示が出るといった別のトラブルにつながることがあります。

ここは軽く見ない方がいいポイントです。

 

それでも直らない時に故障を疑う目安

ここまで試しても改善しない場合は、故障の可能性が出てきます。

次のような状態が続くなら、無理に使い続けずサポート確認へ進んだ方が安心です。

  • 本体前面の電源ボタンで正しくオン/オフしても、自動洗浄の動きがまったくない
  • 給湯でもお湯が安定して出ない
  • ポンプ音だけ大きく、水やお湯が出ない
  • 抽出口を掃除しても片側だけ出ない状態が続く
  • 抽出ユニットを洗っても改善しない
  • エラー表示や警告ランプが継続している
  • 異音、水漏れ、異常停止がある

特に、水が出ないのにポンプ音だけ大きい状態を何度も繰り返すのは避けたいところです。

 

修理か買い替えか迷った時の判断目安

修理に出す前に、費用感と年式を合わせて見ておくと判断しやすくなります。

公式の概算修理料金を見ると、軽い気持ちでは出しにくい

デロンギ公式FAQでは、全自動コーヒーマシンの概算修理料金はアナログモデルで22,000円〜、液晶ありデジタルモデルで25,000円〜と案内されています。

もちろん実際の金額は症状次第ですが、「自動洗浄が出ないだけ」のつもりでも、内部部品の交換まで進むとそれなりの負担になります。

保証期間内か、De'Longhi Familyの登録対象かは先に確認しておきたいところです。

旧型を長く使っているなら、現行機と比較してから判断する

使い始めてから年数が経っている機種なら、自動洗浄だけでなく、ポンプ、抽出ユニットまわり、センサー類もまとめて消耗している可能性があります。

修理代が気になるなら、いま売れている現行モデルの価格帯も一度見ておくと判断しやすいです。

 

次に詰まらせないために見直したいお手入れ

自動洗浄が戻った後は、日常のお手入れも見直しておくと安心です。

自動洗浄は便利ですが、抽出ユニット洗浄・除石灰・フィルター交換・ミルクコンテナ洗浄の代わりにはなりません。

  • 使い終わりは本体前面の電源ボタンでオフする
  • 動作やランプが落ち着いてから、必要に応じて主電源やコンセントを扱う
  • 水タンクを空に近い状態で使い続けない
  • 抽出口を定期的に拭く
  • 抽出ユニットを月1回の目安で水洗いする
  • 除石灰ランプを放置しない
  • ミルクメニュー後はミルク側の洗浄も別で行う

 

よくある質問

デロンギの自動洗浄が動かない時のよくある質問

自動洗浄の水が少ないのは故障ですか?

少量なら正常のことがあります。

デロンギの自動洗浄は、コップいっぱいにたっぷり流す動作ではなく、内部回路をすすぐための短い動作です。

機種によって差はありますが、マグニフィカS系では、電源オン時に約60mL、電源オフ時に約30mL程度が目安として案内されているものがあります。

抽出口から少量しか出ない、受け皿に少し水が増える程度でも、動作している場合があります。

電源を入れても自動洗浄しないように見える時は?

まず、水タンクの水量と差し込みを確認してください。

次に、受け皿に水が増えていないかを見ます。

また、直前まで使っていてヒーターが温まっている場合、電源オン時の自動内部洗浄が行われないこともあります。

ポンプ音はするのに水が出ない場合は、水回路の空気噛みや給湯まわりの不調も考えます。

電源オフ時に自動洗浄しないのはなぜですか?

本体前面の電源ボタンではなく、背面の主電源やコンセントを先に切っている可能性があります。

終了時のすすぎは、通常の電源オフ手順の中で行われます。

使い終わったら、まず本体前面の電源ボタンでオフしてください。

自動洗浄の時はどんな音がしますか?

機種や状態によりますが、最初に「ウィーン」「ガチャ」という内部セット音がして、その後「ブーン」というポンプ音が聞こえることがあります。

セット音だけで水が出ない場合は、本体が温まっていて洗浄を省略している場合もあります。

ポンプ音だけ大きいのに水が出ない場合は、水タンク、空気噛み、水回路側を確認してください。

背面スイッチを先に切って、抽出ユニットが外れなくなりました。

まず、力任せに外そうとしないでください。

トレイ・カス受け・水タンクを戻し、扉を閉め、背面の主電源をオンにしてから、本体前面の電源ボタンで一度通常起動させます。

内部動作音が止まるまで待ち、その後あらためて本体前面の電源ボタンで正しくオフしてください。

それでも外れない、警告表示が出る、異音がする場合は、機種ごとの取扱説明書やサポート案内を確認しましょう。

節電タップで毎回オフにしてもいいですか?

本体前面の電源ボタンで正しくオフし、ランプや動作が落ち着いた後なら、必要に応じて主電源やコンセントを扱う流れになります。

ただし、使い終わってすぐ節電タップのスイッチで切るのはおすすめしません。

終了時のすすぎや内部の位置戻しを途中で止めてしまうことがあるためです。

自動洗浄を止めることはできますか?

基本的には、電源オン/オフ時のすすぎは前提動作として考えた方がいいです。

止めることを考えるより、正しく動く状態を保つことを優先してください。

自動洗浄だけで十分ですか?

十分ではありません。

自動洗浄は日常の内部すすぎであって、抽出ユニット洗浄や除石灰の代わりではありません。

抽出ユニットの水洗い、石灰除去、抽出口の掃除は別で必要です。

主電源を先に切ってしまったらどうすればいいですか?

まず慌てて抽出ユニットやトレイを無理に動かさないでください。

本体の主電源を入れ直し、正面の電源ボタンで通常起動・終了できるか確認します。

抽出ユニットが外れない、戻らない、警告表示が出る場合は、機種ごとの取扱説明書やサポート案内に沿って確認してください。

自動洗浄と除石灰は同じですか?

別物です。

自動洗浄は電源オン/オフ時の内部すすぎです。

除石灰は、水回路にたまった石灰分を専用手順で除去するお手入れです。

除石灰ランプやデスケール表示が出ている場合は、除石灰の手順を確認してください。

 

まとめ|デロンギの自動洗浄が動かない時は、電源の切り方と水の流れから確認しましょう

デロンギの自動洗浄が動かない時は、まず故障ではなく、電源の切り方、水タンク、空気噛み、抽出口の詰まりを確認するのが順番です。

特にマグニフィカSでは、本体前面の電源ボタンでオフすることが基本です。

ここを外すと、終了時のすすぎが走らないだけでなく、抽出ユニットの位置が整わず、その後の着脱トラブルにつながることもあります。

節電タップや背面スイッチを使う場合でも、まずは本体前面の電源ボタンで正しく終了させてください。デロンギ全自動では、本体前面の電源ボタンが主役です。

自動洗浄の湯量は多くありません。機種例では電源オン時に約60mL、電源オフ時に約30mL程度なので、受け皿に流れて見落としているだけのこともあります。

 

また、本体が温まっている時は、電源オン時の自動洗浄が行われない場合もあります。毎回まったく動かないのか、温まっている時だけ省略されるのかを分けて見ましょう。

それでも戻らない時は、給湯、手動すすぎ、抽出口掃除、抽出ユニット洗浄まで進めてください。

ここまでやっても改善しない、給湯もできない、異音や水漏れがある場合は、無理に使い続けずサポート確認に進みましょう。

関連する不安がある場合は、下記の記事もあわせて確認しておくと切り分けやすいです。

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