限りなくハンドドリップに近い味わいを追求したコーヒーメーカー『珈琲王』が発売されて早7年。
コーヒー通の間でも話題になりましたが、12月12日についにニューモデルとなる『珈琲王2』が発売されました。
満を持してのニューモデルの登場。
前モデルと比べて何が変わったのか徹底比較していきたいと思います。
INDEX
ハリオの珈琲王2はよりコンパクトに!
(左が「珈琲王」、右が「珈琲王2」)
今回新たに登場した『珈琲王2』の一番大きな変化はサイズ。
珈琲王 | 珈琲王2 |
幅230×奥行240×高さ327mm | 幅165×奥行223×高さ318mm |
高さは若干ですが、幅、奥行きが大幅に小さくなったことで、コンパクトな印象になりました。実際に接地面積でみると、旧モデルから約25%の省スペース化に成功しています。
一般的にコーヒーメーカーはダイニングボードのオープンスペースに置かれることも多いので、幅が小さくなることでスペースが節約できるのは大きなメリットです。
サイズがコンパクトになっただけでなく、チープな印象だった杯数ボタンなどデザインも一新。ゴツゴツしたメカっぽい印象から、おしゃれで洗練されたイメージになりました。
コーヒーメーカーに部屋のインテリアとしての雰囲気を求めている購入層も多いので、今回のデザイン改良で人気がより高まるのではないでしょうか。
個人的には、珈琲王の高さがもう少し低くなればいいのになとも感じますが、サーバーとドリッパーが分かれている独自の構造なので仕方ないのかもしれません。
コーヒーメーカーのサイズはコンパクトでも、容量は変化なし
サイズが小さくなると、心配になるのがコーヒーの抽出できる量ですよね。
頻繁に水を補給したりするのは面倒です。
その点、今回のハリオ珈琲王2では、コーヒーメーカーのサイズはコンパクトになりましたが、容量自体は変わっていないのでご安心を。
珈琲王 | 珈琲王2 | |
1度の抽出量 | 2杯-5杯 | 2-5杯 |
給水タンク | 750ml | 750ml |
2杯-5杯まで抽出できるので、一人用から家族用まで幅広く使えます。
抽出できるコーヒーの量は一般的なコーヒーメーカーと同じくらいなので、新たに購入する方も使うのに容量で困ることはないでしょう。
ハリオ「珈琲王」のおいしさはそのままに
今回のハリオのコーヒーメーカー『珈琲王2』の商品説明のところには、
コンパクトなボディが特徴の珈琲王2は旧来のモデルの機能はそのままに、コンパクト化を実現。
とあり、つまり性能面では評価の高かったハリオの『珈琲王』のままだということがわかります。
ハリオの新旧コーヒーメーカーである『珈琲王』と『珈琲王2』に共通する特徴は…
- V60 円すい形の1つ穴ドリッパー
- 高温抽出93℃
- 21ヶの抽出口でハンドドリップに近づけている
- 蒸らし機能
- 30分の保温機能
コーヒー豆の良さをそのままに最大限引き出す工夫がされているので、他のコーヒーメーカーにはない本物のハンドドリップの味わいに極めて近いコーヒーが入れられます。
操作はピピピの3プッシュのみ
ハリオの『珈琲王2』なら、電源→杯数→スタートの3つのボタンをプッシュするだけでいつでも安定した抽出ができます。
朝の時間がない時にもコーヒーメーカーで簡単においしさコーヒーが飲めるのはうれしいですよね。実際にデザインや操作の雰囲気は動画でも確認してみましょう。
今あるハリオのペーパーレスフィルターも使用可能
付属のドリッパーはペーパーフィルターを使用するタイプのものですが、同じくハリオ製のステンレスフィルターを使用すればコーヒーのオイルまでしっかりと抽出できるので、コーヒー豆本来の深みのある味わいが楽しめます。
ハリオのコーヒーメーカー『珈琲王2』の口コミ
まだ発売されたばかりなのでレビューは少ないですが、数少ない口コミからも高評価なのがわかります。
珈琲好きは買うべきコーヒーメーカー
「ハンドドリップを再現する」ありそうでなかった、こんな画期的な商品が出ていたと早く知っていれば。美味しいコーヒーが大好きな方には、本当におすすめです。
(中略)
ハンドドリップをすること自体、好きですが、ここのところ朝の忙しいときに少し楽して美味しい珈琲が飲みたいなと思っていたところ、こちらの商品を見つけました。
コーヒー抽出に適温、時間で、ハンドドリップを再現。
(もう温度調整ケトルいらない笑)ハンドドリップの命である蒸らし時間を杯数ごとのボタンで調節できるとあって、迷わず購入しました。
飲んでみたら、本当に美味しい。
自分でいれるコーヒーも美味しいが、これが適温で抽出された、雑味が押さえられた本来の豆のクリアな味わいなのかと。
いろいろな豆で飲みたいくらべもしました、どれもコーヒーの個性がわかりやすく抽出されてると思います、美味しくいただいています。
ドリップコーヒーメーカー
スリムでおしゃれなデザイン。いままで使っていたハリオのドリッパーとサーバーも使えて満足です。
ペーパーレスフィルターCFOD-02Bも使えます
コーヒーを入れた後は、ドリッパー内が綺麗なすり鉢状になっています。
一体型もありますが、これくらいシンプルな方が結果として好みに合わせやすいですし、気分に合わせてドリッパーも変えられるので長く使えるような気がします。
ちなみにこれまでは、無印のミル付きマシンを使用していましたが、使いにくい上に掃除も大変でした。
ナイスカットGと珈琲王2の組み合わせに変えましたがほぼ同価格帯ですし、意外でっすが別れていたほうがむしろ使いやすいです。
大きさを気にしないなら在庫処分で廉価な第1世代でも良い気がします。
サイズが気にならなければ、お買い得な前モデルも
今回発売された珈琲王2ですが、大きな変更点はサイズとデザインです。
コーヒーをドリップする性能自体は変わっていないので、サイズが大きくても気にならないという方であれば在庫処分で価格が下がっている前モデルの『珈琲王』の方を選んでもいいかもしれません。
機能は同じですが、『珈琲王2』と比べると約4,000円ほど安く購入できます。
すでに生産終了が発表されているので、気になる方はお早めにどうぞ。
よりスタイリッシュになった『珈琲王2』でおいしいコーヒーを飲もう
新たに登場したハリオのコーヒーメーカー『珈琲王2』。
ありそうでなかったハンドドリップを極限まで再現したドリップコーヒーメーカーです。
前モデルからすでにコーヒーの抽出能力高く評価されていましたが、『珈琲王2』ではさらにサイズがコンパクトになり、デザインもおしゃれで洗練された印象になりました。
「おいしいコーヒーは飲みたいけど、毎朝ハンドドリップしている時間がない」という方にぜひおすすめしたいコーヒーメーカーです。
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