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コーヒーの原点とも言えるコーヒー産地であるエチオピア

東アフリカに位置する連邦共和国エチオピアは、現在高品質なコーヒーとして世界中で飲用されているアラビカ種コーヒー発祥の地です。
中でも「イルガチェフェ」は、世界トップクラスのプレミアムコーヒーです。

今回は、そんなエチオピアのコーヒー豆の特徴について、また各産地や農園などの魅力についてご紹介します。

 

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エチオピアのコーヒー豆の特徴

エチオピアの位置

エチオピアは、アフリカ最大のコーヒー生産国であると同時にコーヒー消費国でもあります。

現地の人々にもコーヒーを飲む習慣がしっかり根付いており、朝・昼・晩とコーヒーを飲む方も少なくないそうです。
そのため、エチオピアで生産されるコーヒーの約半分は国内消費されています。

コーヒー豆産地としてのエチオピア

コーヒーベルト内に位置するエチオピアのコーヒー豆は、国土の大部分を占める山岳地帯で栽培されています。

肥沃な土壌と適度な降水量、比較的温暖な気候など、コーヒーの栽培に適した栽培環境が整っています。

エチオピアのコーヒー豆の産地は広範で…

  • 南西部 カッファ地方
  • 南部 シダモ地方
  • 東部 ハラー地方
  • 西部 レケンプティ

といったエリアがコーヒー栽培で有名です。

エチオピアのコーヒー豆は生産地域の名前をそのまま銘柄としていることも多いので、「シダモ」といった名前はコーヒー好きなら一度は聞いた事があるはずです。
特にシダモ地方のすぐ近くにあるイルガチェフェ村は、香り豊かなスペシャリティコーヒー産地として有名です。

スタッフ
南西部のカッファ地方の“カッファ”は「コーヒー」という単語の語源になったと言われています。

エチオピアのコーヒー豆の歴史

エチオピアの少年

野生で生育していたアラビカコーヒーの原種、エチオピアのコーヒー豆の歴史は、今から1000年以上前にさかのぼります。

カッファ地方ではじめて「コーヒー」が発見されたのが6世紀ごろと言われていて、9世紀ころにはエチオピア南西部の高原で人の手によって栽培されるようになりました。

実はコーヒーの起源に関しては諸説あるのですが、エチオピアに伝わるコーヒー発見に関しては「カルディの伝説」と呼ばれています。

西暦850年頃、エチオピアのヤギ飼い、カルディは、不思議な赤い実を食べたヤギが興奮しているのを見つけました。
そこで、自分も食べてみたら不思議と気分爽快に…。
それを知った近くの修道僧は、夜の宗教儀式時の眠気さましにコーヒーの実汁を利用し、そこは眠らずの修道院になったという話です。

実はコーヒー豆の販売で有名な「カルディ」のショップ名はこの伝説から取られています。
限定のトートバッグなどにもこの伝説にまつわるイラストがされています。
ぜひ次回カルディに行く際に確認してみてください。

後にエチオピアのコーヒー貿易は、イエメンのモカ港を介して行われるようになり、「モカコーヒー」と呼ばれるようになりました。

そのため、エチオピアコーヒーの銘柄は、「モカ」の後に生産地名をつけて「モカ・シダモ」や「モカ・ハラー」など記載されていることが多いです。

現在、エチオピアでは農林水産業が国内GDPの半分を占めており、サトウキビや豆類、綿、ジャガイモなどの農作物に加え、コーヒーは主要輸出品として国の経済を支えています。

エチオピアのコーヒー豆栽培

エチオピアのコーヒー豆栽培は、ほかの国と異なる特徴的な部分が多いです。

まず、エチオピアでは、ティピカを始めとする幅広い「在来品種」が栽培されており、その多くが既存の知られている品種名でひとくくりにできません。

在来品種とはコーヒーの原種のことで、エチオピアのコーヒーノキの多くは、自然林の中で交雑されて、雑種化しているためブルボンなどの既存の品種に当てはめることが難しいのです。

例えば、パナマのエスメラルダ農園で一躍有名になったゲイシャ種も、もとは1931年にエチオピアで発見された品種。

現在流通している品種のほとんどがティピカ種を祖としているのですが、このゲイシャに関してはティピカとは異なる起源を持った品種です。
どのようにゲイシャが生まれたのかはまだはっきりわかっていません。

スタッフ
ゲイシャが注目を集めたのは2004年。
エスメラルダ農園のゲイシャは、それまでのコーヒーの歴史の中で最高値で取引されました。
1kgあたり5,000円という破格の落札価格で購入され、その後も2007年まで連続で国際品評会で1位に輝き、2008年からはついに「エスメラルダ農園のゲイシャ種のみ」という別枠のオークションが設けられた歴史を変えたコーヒー豆です。
卸値で5,000円/kgなので、私たち消費者が購入する時には3,000円/100gくらいの価格になります。

エチオピアのコーヒー栽培は、主に自宅周辺で他の農作物と一緒にコーヒーを育てている農家が多いです。

今でも一部のコーヒーは野生育ちで、不思議とさび病などにも強く良質なコーヒー豆になります。

エチオピアのコーヒー豆は、主にウォッシュトナチュラル製法で生産処理されています。

コーヒー生産者は、ほとんどが2へクタール以内の小規模農家で、自前の生産処理場がありません。
そこで、さまざまなコーヒーチェリーは、ウォッシングステーションという生産処理場に持ち込まれて精製処理されています。

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エチオピアのコーヒー豆の味の特徴

エチオピアのコーヒーは、全般的にフルーツのようで花のようでもある、鮮やかな酸味と風味で知られています。

生産地域によって変わってくるものの、より高い酸味とボディ感、複雑な風味が魅力です。

  • イルガチェフェ
    エチオピア南部、シダモ近郊のイルガチェフェ村。
    ここで栽培されるコーヒーは、ピーチやブルーベリーのような甘くフルーティな香りと強い酸味に軽いボディ感が特徴です。
    中には、レモンのような爽やかな風味を持つ豆もあり、コーヒーがもともと果物であることを思わずにはいられません。
  • シダモ
    エチオピア南部のシダモ県では、標高1500~2200mでコーヒーの高地栽培を行っています。
    モカ・シダモは、なめらかな酸味と芳醇な香り、そして豊かなコクとチョコレートを連想させる甘くまろやかな後味が特徴です。
  • ハラー
    エチオピア東部の標高2000m級の高地ハラー県。
    高地栽培のハラーは、エチオピア最古のコーヒー豆の一つで、濃厚なボディ感とスパイシーな香りが特徴です。
    ちなみに、ロングベリーのモカ・ハラ―は、最高級品として扱われています。

おすすめの飲み方

エチオピアコーヒーをいただくときには、お好みの風味に合わせて調節しましょう。

チョコレートのようなフレーバーを出したいなら深煎りに、逆にフルーティな酸味を楽しみたいなら浅煎り中挽きにします。

いつもどおりハンドドリップで楽しむなら、お湯の温度を少し低め(90度以下)にして抽出してみてください。
エチオピアならではの複雑な酸味や、「世界最高の香り」とも言われるフルーティで花のような香りが楽しめるはずです。

そしてせっかくなのでエチオピアの現地の人たちの飲み方もご紹介します。

いつもどおりにコーヒーを1杯入れたら、1杯につきひとつまみの塩を加える、これだけです。

日本でも“塩コーヒー”や“バターコーヒー”が流行ったことがありますが、原理としては同じで塩分を加えることで香りがさらにたち、甘みが強く感じられるようになります。

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エチオピアのコーヒー豆の等級について

エチオピアでのコーヒー豆の等級は、コーヒー豆300g中の欠点豆の数によって決められています。

等級条件
G1欠点豆が0~3個
G2欠点豆が4~12個
G3欠点豆が13~27個
G4欠点豆が28~45個
G5欠点豆が46~90個

おすすめの農園~ゴティティ農園

ゴティティ農園は、エチオピア最高峰のコーヒー「イルガチェフェ」の生産地であるイルガチェフェ村にあります。

ナチュラル製法で生成されたコーヒー豆は、レモン、ベリー系の風味に落ち着いたフラワリーな香りで、余韻には上品な甘さが楽しめます。

苦みがほとんどないコーヒーは、飲んだ後に口に広がる甘いアロマに夢中になること間違いありません。
ゴティティ農園のコーヒーは、アメリカスペシャリティコーヒー協会で認定されたスペシャリティコーヒーです。

焙煎度をダーク・フルシティ・シティ・ハイ・ミディアムハイの5段階から選べます。
自分へのご褒美に最高級のエチオピアコーヒーを試してみるのも贅沢です。

 

おすすめのエチオピアコーヒー~シャキッソ村Tade GG農園&イルガチェフ村イルガチェフ農協


「シャキッソ村Tade GG農園&イルガチェフ村イルガチェフ農協」はエチオピアの人気銘柄である「モカ・イルガチェフェ」と「モカ・シダモ」の両方を楽しめるお得なセット。

どちらもエチオピア南部の高原で作られた無農薬、有機栽培のコーヒーです。

イルガチェフェのフルーティな香りとさわやかな酸味、甘くて軽い飲み口が楽しめ、シャキッソ村のモカ・シダモはハニープロセスでハチミツのような甘みがプラスされ、ベリー系の甘みとまるで紅茶のような香り深いコクが味わえます。

こちらは、初回限定1000円(送料込み)で2大コーヒーが100gずつたっぷり楽しめるので、はじめてのエチオピアコーヒーにおすすめです。

コーヒーの原点でもあるエチオピアコーヒーを楽しもう

エチオピアは、栽培しているコーヒー豆から栽培方法まで多くのコーヒー生産国と違いユニークで不思議な魅力のコーヒー生産国です。

エチオピアコーヒーついて語るとき、アラビカ種発祥のさまざまな在来種は、まるでワインを鑑定するような複雑さと楽しさを感じさせてくれます。

また、野生のコーヒーノキを自然任せで有機栽培していても、コーヒーは自ら魅力的な味を作り出してしまいます。
このような魅力あふれるエチオピアコーヒーは、世界のコーヒー好きを虜にしてやみません。

スタッフ
今までエチオピアはカップオブエクセレンス(COE品評会)を行っていませんでしたが、ついに2020年5月に開催されることになりました。
COEに選ばれたコーヒー豆はかなり高額で取引されるのはおそらく間違いないですが、機会があるなら試してみたいですね。
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