パプアニューギニアのコーヒー豆の特徴

ヨーロッパでは高く評価されているにも関わらず日本ではそこまで知名度も高くなく、知る人ぞ知るちょっとマニアックなパプアニューギニア産のコーヒー豆

今回はそんなパプアニューギニアのコーヒー豆の歴史味の特徴おすすめの農園など選び方まで詳しくご紹介したいと思います。

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パプアニューギニアコーヒーの特徴

パプアニューギニアの位置

よく聞かれるのが「パプアニューギニアってどこ?」という質問。

太平洋のオーストラリアの少し南に位置する世界で2番目に大きなニューギニア島の東半分がパプアニューギニアです。

ちなみに西半分は“コーヒーの女王”と呼ばれるマンデリンを生産しているインドネシアの領土です。
インドネシアと隣り合わせと聞くだけでコーヒー豆の栽培に適した土地が広がっているイメージですよね。

産地としてのパプアニューギニア

 

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コーヒー生産の中心となっているのは、標高1,500mを超えるニューギニア中央高原です。

全体のコーヒー生産量のうち、マウントハーゲンを中心とする西部地方で約45%ゴロカを中心とする東部地方で約30%を占めています。

パプアニューギニアでは「1日で1年の気候を繰り返す」と言われるほど標高の高さによる昼夜の寒暖差が大きく、実の引き締まったコーヒー豆が栽培できます。

熱帯性モンスーンの影響で降水量も安定して年間2,000mmほどあり、火山地帯にあるパプアニューギニアは肥沃な火山灰性の土壌が特徴。

まさにコーヒー栽培のための環境と言えるほど、品質の高い豆を生産するための条件が揃っています。

パプアニューギニアのコーヒーの歴史

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パプアニューギニアのコーヒーの歴史は意外と浅く、1930年代ヨーロッパ人のルター派宣教者がティピカ種のジャマイカ・ブルーマウンテンの苗木を持ち込んだのがはじめです。

数は少ないですが、他にもケニアから移植されたアルシャ種という品種のコーヒー豆もあります。

世界的にティピカ種が少なくなっているため、ティピカ種を多く栽培するパプアニューギニアは貴重なコーヒー産地の一つです。

ポイント
ティピカ種は寿命が長いのが特徴で、パプアニューギニアには樹齢50年を超えるコーヒーの木もあります。

パプアニューギニアのコーヒーの栽培

パプアニューギニアは規模によって3つに分類できます。

  • 大規模農園
    20ヘクタール以上の農地を使いコーヒーを栽培する。
    経営は大企業が行っており、生産量は国全体の約5%ほど。
    品質が高い
  • 中規模農園
    小さな小規模農園が親戚関係や近隣で組合を作り生産管理している。
    総生産量の約15%ほど。品質はまずまず。
  • 小規模農園
    家族経営の数ヘクタールを使った農園。
    総生産量は国の約80%と高いですが、品質はそこまで高くないことが多いです。

このようにパプアニューギニアは農園の規模によってコーヒー豆の品質が変わってくるため、購入する時にはお気に入りの農園を見つけてシングルオリジンの豆を購入することをおすすめします。

後ほどおすすめの農園もご紹介します。
 
 

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パプアニューギニア産コーヒーの味の特徴

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多くのコーヒー栽培国がさび病などの対策で植え替えを行っている中、パプアニューギニアは今でもティピカ種を生産する数少ない国の一つです。

パプアニューギニアのコーヒーには、わずかにティピカ種特有の草のような香りしますが、甘みが強く、マイルドな酸味とコクのバランスに優れたクリーンで繊細な味わいが特徴です。

本来ティピカ種にはあまりコクがないのですが、ミネラルたっぷりの肥沃な火山地帯で栽培されるパプアニューギニアのコーヒーはコクも楽しめるが人気の秘密です。

日本ではパプアニューギニアのコーヒー豆の知名度はまだまだ高くありませんが、こうしたバランスに優れた風味でコストパフォーマンスも高いため、ヨーロッパでは非常に人気が高いです。

また、近年ではスペシャリティコーヒーとして販売できるレベルのコーヒー豆も生産できるようになっているため、これから日本でも注目を集めることが予想されます。

おすすめの飲み方

  • 焙煎 
    繊細な酸味とコクのバランスが味わえるシティーロースト
  • 飲み方
    90℃のお湯でハンドドリップ。
    個性のあるパプアニューギニアの味わいが楽しめます。
    また、豆の特徴をそのまま引き出すフレンチプレスもおすすめです。

パプアニューギニアのコーヒー豆の等級について

パプアニューギニアのコーヒー豆の等級は、スクリーンサイズとその数によって決まっています。

パプアニューギニアの等級の決まり方
等級 スクリーンサイズ
AA 6.95mm以上
欠点数・異物混入なし
A 6.75mm以上
欠点数・異物混入なし
B 6.55mm以上
欠点数・異物混入なし
AB AとBの混合
Aが50%以上
C 5.95mm以上
欠点数が少ないもの
PB ピーベリーを含む丸い豆
異物混入なし

日本でパプアニューギニアのコーヒー豆が販売される時には「パプアニューギニア+AA+〇〇(農園名)」といった表記で販売されています。


おすすめ農園「シグリ」

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パプアニューギニアと言えばシグリ、シグリと言えばパプアニューギニアというほど代表的な農園。

マウントハーゲンの高地にある大農園で、栽培から精製まで非常に丁寧な管理がされています。

雑味がほとんどなく、焙煎度合い応じたそれぞれの良さがあり、初めてのパプアニューギニアに是非オススメしたい農園です。


おすすめ農園「ブヌンウー」

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パプアニューギニアには呼びづらい名前の農園が多いですが、ブヌンウー農園もなかなかの難易度です。

名前は呼びづらくても、ブヌンウー農園のコーヒー豆は非常に高い品質です。

シグリと同じくマウントハーゲンの高地にある大農園で、栽培から精製、コンテナに詰めるところまでを一貫して行う徹底ぶりです。

ブヌンウー農園のコーヒーには、農園内を飛ぶオオルリアゲハのイラストがプリントされています。


パプアニューギニア産のコーヒーを楽しもう

インドネシアの横にあり、コーヒー栽培の条件を満たした環境が広がるパプアニューギニア。

生産されるティピカ種のコーヒー豆はクリーンなバランスが飲みやすい高品質なものです。

シグリやブヌンウーなど、生産体制がしっかり管理されている大農園の豆ならほとんどハズレもないので、パプアニューギニアのコーヒーを試してみるのはいかがでしょうか?

 
 

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