
デロンギの全自動コーヒーマシンは、毎日のコーヒーをかなりラクにしてくれる一方で、お手入れのタイミングが分かりにくいと感じやすい家電でもあります。
とくに初めて買った人は、「毎回どこまで洗えばいいの?」「石灰除去っていつやるの?」「フィルター交換は本当に必要?」で止まりがちです。
でも実際は、全部を毎回完璧にやる必要はありません。ぶっちゃけ、トレイの水を捨て忘れる日があっても、すぐに壊れるわけではないです。
デロンギの全自動は、“ここだけ外さないで”というツボを押さえておけば十分回せます。
この記事では、マグニフィカ、ディナミカ、リヴェリア、エレッタ エクスプロア系を中心に、掃除・石灰除去・ウォーターフィルター交換まで、迷いやすいお手入れをまとめて整理します。
個別テーマを先に見たい方は、
石灰除去の頻度とやり方、
ウォーターフィルター交換、
抽出ユニットの外し方・洗い方、
ミルクが出ない・泡立たない時の確認ポイント
もあわせてどうぞ。
INDEX
- 1 結論|覚えるのは「毎回・月1回・表示が出たら」の3段階だけでOK
- 2 デロンギ全自動コーヒーマシンのお手入れ早見表
- 3 まず毎回やること|放置しないほうがいいのは「トレイ」と「ミルク」
- 4 手動フロッサー機と自動ミルク機で、毎回のお手入れはかなり違う
- 5 月1回の本命は「抽出ユニット」
- 6 本体内部は「コーヒー粉や豆がたまっていないか」を見るだけでも違う
- 7 石灰除去は「面倒になってから」ではなく、表示が出たらやる
- 8 石灰除去のタイミングをラクにするのが「水硬度設定」
- 9 ウォーターフィルター交換は「だいたい2カ月」で覚えるとラク
- 10 除石灰剤・フィルター・ミルク洗浄剤は「豆代とは別の維持費」と考える
- 11 モデル別に見ると、お手入れで差が出るのはここ
- 12 迷ったら、まずこの順番でやれば十分です
- 13 FAQ|デロンギ全自動のお手入れでよくある疑問
- 14 関連する記事も見ておくと、買ったあとで困りにくい
- 15 まとめ|デロンギ全自動のお手入れは、「全部を毎回やらない」がコツ
結論|覚えるのは「毎回・月1回・表示が出たら」の3段階だけでOK

デロンギ全自動のお手入れは、最初から全部を完璧に覚える必要はありません。
まず覚えるべきは、この3つだけです。
- 毎回:トレイまわり、ミルクまわり、軽いふき取り
- 月1回:抽出ユニットの洗浄、本体内部の確認
- 表示が出たら:石灰除去、ウォーターフィルター交換
この整理で考えると、デロンギのお手入れはそこまで怖くありません。
逆に、ここを後回しにしすぎると、味の安定感や抽出の調子に差が出やすくなります。買った直後の基本設定から見直したい方は、デロンギは最初どう設定する?初心者が迷わない標準設定と味の調整方法まとめも参考になります。

デロンギ全自動コーヒーマシンのお手入れ早見表

👉 表は横にスクロールして比較できます。
| タイミング | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 毎回〜汚れが気になった時 | トレイ・カス受け・ミルクまわりの洗浄 | ミルクを使った日はその日のうちに処理 |
| 月1回が目安 | 抽出ユニットの洗浄、本体内部の清掃 | 1週間以上使わなかった後も洗うと安心 |
| 約2カ月 | ウォーターフィルター交換 | 交換後は機種の案内に従って有効化・リセット |
| ランプ・メッセージ表示時 | 石灰除去 | 時間がある時にまとめて実施 |
まず毎回やること|放置しないほうがいいのは「トレイ」と「ミルク」

毎回のお手入れでいちばん大事なのは、トレイまわりとミルクまわりを後回しにしないことです。
コーヒーカス受けやドリップトレイは、数回分まとめて入るとはいえ、汚れたまま置いておくと見た目もにおいも気になりやすくなります。
赤いフロートや満杯表示が出たらもちろんですが、気づいた時にサッと洗う習慣をつけておくとラクです。受け皿の水が気になる方は、今後公開予定の「19134 デロンギ 受け皿に水がたまる」とも相性がいいテーマです。
とくにミルクメニューを使うモデルは、コーヒー側よりもミルク側のほうが汚れを残しやすいです。
ここを後回しにすると、「全自動って面倒かも」と感じやすくなります。ミルク側の不調が出ている方は、デロンギのミルクが出ない・泡立たない時は?ラテクレマと手動フロッサーの確認ポイントを解説も先に見ておくと整理しやすくなります。
慣れてしまえば、トレイの洗浄やミルクまわりのふき取りは1〜2分程度でサッと終わることが多いです。
最初は大げさに感じても、実際は「毎回の小さなひと手間」で済む部分がかなり大きいです。

手動フロッサー機と自動ミルク機で、毎回のお手入れはかなり違う

デロンギ全自動のお手入れで、最初に知っておきたいのが「ミルク機能の違いで、毎回の手間はかなり変わる」ということです。
ブラック中心で使うなら大差なく見えても、ミルクメニューを使い始めると、手動フロッサー機と自動ミルク機では日常の動きがかなり変わります。
ここを先に理解しておくと、買ったあとに「思っていたより手間が違った」と感じにくくなります。ミルク方式の違いを先に整理したい方は、デロンギのミルクフロッサー・ミルクメニューの違い|ラテクレマ Hot/Coolと手動スチームを解説も役立ちます。
マグニフィカ スタート・S・S スマート系の手動フロッサー機

手動フロッサー機は、ミルクコンテナがないぶん構造はシンプルです。
なので、使った直後にノズルまわりをきれいにしておくことが基本になります。
毎日ラテを作る人でなければ、むしろこちらのほうが気楽です。
反対に、ミルクを使うたびに自分でさっと洗う必要があるので、ワンタッチで全部終わるイメージで買うと少しズレます。
イーヴォ・ディナミカ・リヴェリア・エレッタ エクスプロア系のラテクレマ搭載機

ラテクレマ搭載機は、ミルクメニュー抽出後にワンステップで内部洗浄できるのがかなり大きいです。
リヴェリア対応のミルクコンテナ案内でも、抽出後に画面にお手入れボタンが点灯し、ワンステップで内部洗浄できるとされています。
さらに、ラテクレマ系はミルクコンテナを取り外して、そのまま冷蔵庫に保存できるのもラクなポイントです。
ミルクが残ったたびに全部捨てる必要はありません。
ただし、これで完全放置できるわけではありません。
ワンステップ内部洗浄はあくまで日常の時短で、定期的な分解洗浄は別で必要です。ミルクが出ない・泡立たない時は、ミルク不調の確認記事へ進むと切り分けしやすくなります。

月1回の本命は「抽出ユニット」

見落としやすいですが、デロンギ全自動で大事なのが抽出ユニットです。
公式サポートでは、ディナミカ系で「月に一回、または長期間(1週間以上)使用しなかった場合、抽出ユニットのお手入れ」が案内されています。
ここは全自動全般でもかなり参考になります。
やること自体は難しくありません。電源を切ってから抽出ユニットを外し、水洗いして乾かして戻すのが基本です。
ここで大事なのは、食器用洗剤・研磨剤・漂白剤を使わないことです。
公式もこの点はかなり明確に案内しています。
毎日じゃなくていいので、月1回をカレンダーに入れておくとかなり安定します。詳しい手順は、デロンギ抽出ユニットの外し方・洗い方|月1回でいい理由と戻らない時の対処でまとめています。
本体内部は「コーヒー粉や豆がたまっていないか」を見るだけでも違う

抽出ユニットを外したついでに、本体内部にコーヒー粉や豆がたまっていないかも見ておくと安心です。
デロンギのFAQでも、トレイ奥にコーヒー豆やコーヒーカスがたまっている場合は、付属ブラシや固くしぼった布で取り除く案内があります。
ここは大掃除レベルにやる必要はありません。「汚れが見えたら取る」くらいで十分意味があります。
グラインダーまわりの扱いまで見直したい方は、デロンギのグラインダー調整方法|挽き目の変え方・掃除・故障前の確認ポイントもあわせてどうぞ。
石灰除去は「面倒になってから」ではなく、表示が出たらやる

デロンギ全自動のお手入れで、いちばん後回しにするとよくないのが石灰除去です。
公式ケア用品ページでは、除石灰ランプや警告メッセージが表示されたら、除石灰剤1回分(100mL)と水1Lを使って作業する案内があります。
また、定期的な除石灰をしないと内部にカルキが残り続け、故障原因にもなりうると明記されています。
つまり、石灰除去は「味のため」だけではなく、抽出の安定とマシン寿命のためのメンテナンスです。
モデルによって進め方は少し違いますが、デロンギの案内では20〜30分程度かかるケースもあります。
途中で中断できない案内もあるので、時間に余裕がある時にやる前提で考えておくと安心です。石灰除去の頻度と流れだけを先に見たい方は、デロンギ石灰除去はいつやる?頻度・時間・やり方と注意点を解説へ進むと分かりやすくなります。

石灰除去のタイミングをラクにするのが「水硬度設定」

石灰除去を難しく感じる人は多いですが、実は最初にやっておくとラクになるのが水硬度設定です。
デロンギのFAQでは、付属の水硬度チェッカーを水に浸し、色の変化を見て設定する流れが案内されています。
さらに、サポートページでは水硬度を設定しておくと、適切なタイミングで石灰除去のお手入れを案内するとされています。
ここで知っておくとちょっとラクなのが、日本の水道水は軟水がほとんどだということです。
なので、最初にご家庭の水をチェッカーで確認しておけば、必要以上に高い硬度設定のまま使ってしまうのを防ぎやすいです。
つまり、水硬度設定はただの初期設定ではなく、石灰除去ランプの頻度をムダに早めないための下準備でもあります。
ここを最初にやっておくと、あとがかなりラクです。設定だけを詳しく見たい方は、デロンギの水硬度設定とは?日本の水道水で最初にやるべきことを解説も参考になります。
ウォーターフィルター交換は「だいたい2カ月」で覚えるとラク
フィルター交換は、毎日気にしなくていいけれど、忘れやすいお手入れです。
デロンギ公式のウォーターフィルター DLSC002 では、交換目安は使用開始から2カ月と案内されています。
ケアキットの説明でも同じく約2カ月が目安です。
フィルターを入れておくと、水の硬度成分を減らして石灰の付着を軽減しやすくなります。
さらに活性炭で不純物を吸着し、風味面でもメリットがあります。
ただし、ここで勘違いしやすいのが、フィルターを使えば石灰除去が完全に不要になるわけではないということです。
公式も「軽減」と表現しています。
つまり、フィルターは手間を減らす役には立つけれど、ゼロにはしません。
リヴェリアの表示一覧でも、フィルター交換が必要な時は画面で案内が出るようになっています。
表示がある機種は、そのサインに従うのがいちばん確実です。交換のやり方や必要性を詳しく見たい方は、デロンギウォーターフィルター交換は必要?しないとどうなる?目安・やり方・注意点を解説へどうぞ。

除石灰剤・フィルター・ミルク洗浄剤は「豆代とは別の維持費」と考える
デロンギ全自動は、豆代だけで回る家電ではありません。
除石灰剤、ウォーターフィルター、必要に応じてミルクまわりの洗浄剤など、少しずつ維持費はかかります。
ここを隠して「1杯20円だけです」と言い切るより、おいしさと調子を保つための必要経費として先に知っておいたほうが納得感があります。
そのうえで、維持費を少しでもラクにするなら、除石灰剤は都度買いより、まとまった容量のボトルや複数回分を先に用意しておくほうが管理しやすいです。
1回100mL使う前提で考えると、500mLボトルは「そのつど買い足す」手間を減らしやすいです。
フィルターも「気づいたら切れていた」を防ぐために、予備を持っておくと安心です。
消耗品は地味ですが、ここを先に整えておくと、あとでかなり気がラクになります。
純正の除石灰剤やフィルターは、今の価格やセット内容を一度見ておくと、あとで慌てずに済みます。
とくにまとめ買いしやすいボトルや予備フィルターは、先に用意しておくと管理がかなりラクです。


モデル別に見ると、お手入れで差が出るのはここ

デロンギ全自動は、基本のお手入れの考え方は共通していますが、モデルによって“どこに手間が出やすいか”は少しずつ違います。
とくに違いが出やすいのは、ミルク機能の有無、豆ホッパーの構造、水タンクやカス受けの容量です。
ここをモデル別に見ておくと、自分に合う機種かどうかも判断しやすくなります。モデル全体を比較したい方は、デロンギ全自動コーヒーマシンおすすめ比較|マグニフィカ・リヴェリア・エレッタの違いもあわせてどうぞ。
マグニフィカ スタート・S・S スマート

ミルクが手動なので、構造はシンプルです。
毎回のミルクノズルまわりの処理は自分でやる前提ですが、そのぶんミルクコンテナの分解洗浄はありません。
イーヴォ・ディナミカ

自動ミルク対応で、ワンステップ内部洗浄の便利さが出てきます。
毎日の時短と、本格的なミルクメニューのバランスが取りやすいです。
リヴェリア

ミルクまわりはラクですが、2つの豆ホッパーを使うぶん、豆の管理も含めて付き合うモデルです。
石灰除去やフィルター交換の画面案内は分かりやすいです。
エレッタ エクスプロア

ホットもコールドも使えるぶん、ミルクまわりのお手入れは一番意識しやすいモデルです。
その代わり、水タンク1.8L・カス受け14回分で日常の余裕は出しやすいです。
迷ったら、まずこの順番でやれば十分です

まずはこの5つだけ押さえておけば大丈夫です。
- トレイ・カス受け・ミルクまわりは後回しにしない
- 抽出ユニットは月1回洗う
- 水硬度設定をしておく
- フィルターは約2カ月で交換する
- 石灰除去表示が出たら時間を取ってやる
この5つだけでも、デロンギ全自動との付き合い方はかなり安定します。
FAQ|デロンギ全自動のお手入れでよくある疑問

ここでは、デロンギ全自動のお手入れでとくに迷いやすいポイントを、よくある疑問の形でまとめます。
石灰除去、フィルター交換、抽出ユニットの洗浄などは、最初に一度つまずきやすい部分です。
先に疑問をつぶしておくと、買ったあともかなり気持ちがラクになります。
石灰除去はフィルターを使っていれば不要ですか?
不要にはなりません。
フィルターは石灰の付着を軽減する役割です。
完全になくすわけではないので、表示が出たら石灰除去は必要です。
抽出ユニットは毎週洗うべきですか?
毎週必須ではありません。
目安としては月1回、または1週間以上使わなかった後に洗う考え方で十分です。
ミルクコンテナの牛乳が余ったら捨てるべきですか?
ラテクレマ系は、公式でもミルクコンテナごと取り外して冷蔵保存できると案内されています。
毎回捨てる前提ではありません。
除石灰剤は市販品やクエン酸でもいいですか?
まずはデロンギ公式の案内に合わせるのが安全です。
記事では、デロンギ公式の除石灰剤と手順を前提にしています。代用品が気になる方は、デロンギ除石灰剤は代用できる?クエン酸・酢がNGな理由と純正を使うべき理由も確認してください。
関連する記事も見ておくと、買ったあとで困りにくい

はじめての1台として気になっているなら、マグニフィカ スタートの口コミ・評判も先に見ておくとイメージしやすいです。
上位機を買うか迷っているなら、リヴェリアの口コミ・評判もあわせて読むと、お手入れの納得感までつかみやすくなります。
どのモデルを選ぶかまだ迷っている人は、比較記事から戻ってくるとかなり整理しやすいです。
まとめ|デロンギ全自動のお手入れは、「全部を毎回やらない」がコツ

デロンギ全自動コーヒーマシンのお手入れは、最初は難しく見えます。
でも実際は、毎回やること、月1回やること、表示が出たらやることに分けるとかなりシンプルです。
毎回はトレイとミルク、月1回は抽出ユニット、表示が出たら石灰除去とフィルター交換。
まずはこれで十分です。
完璧を目指さなくても、ツボだけ押さえればちゃんとおいしいコーヒーは続きます。
せっかくのデロンギ全自動を、気持ちよく長く使うための土台として、この3段階だけは押さえておくのがおすすめです。
個別に詳しく見たい方は、次の記事も役立ちます。
- 石灰除去の頻度や流れを見たい方は:デロンギ石灰除去はいつやる?頻度・時間・やり方と注意点を解説
- 純正除石灰剤の使い方を見たい方は:デロンギ除石灰剤の使い方|純正は必要?量・やり方・注意点を解説
- フィルター交換の目安を知りたい方は:デロンギウォーターフィルター交換は必要?しないとどうなる?目安・やり方・注意点を解説
- 抽出ユニットの外し方と洗い方を見たい方は:デロンギ抽出ユニットの外し方・洗い方|月1回でいい理由と戻らない時の対処
- 自動洗浄の不調を確認したい方は:デロンギの自動洗浄が動かない時は?故障前に確認したい仕組みと対処法を解説
- 買ったあとの設定を見直したい方は:デロンギは最初どう設定する?初心者が迷わない標準設定と味の調整方法まとめ



































