
デロンギ全自動コーヒーマシンを使っていると、「抽出ユニットって毎回洗うの?」「外そうとしても動かない」「戻したのに収まらない」と迷いやすいですよね。
結論から言うと、抽出ユニットは毎回外して洗うパーツではありません。
目安は月1回です。
しかも、やること自体はそこまで難しくありません。
大事なのは、電源を正しく切ってから外すことと、洗剤を使わず水だけで洗うことです。
ここを外さなければ、初めてでもかなり迷いにくくなります。
なお、機種によって抽出ユニットの位置や形、細かい手順は少し異なります。
この記事では、デロンギ全自動の取り外し式抽出ユニットに共通する考え方を中心に、外し方・洗い方・戻らない時の対処を整理します。
先に結論
- 抽出ユニットは毎回ではなく月1回が目安
- 長期間使わなかった後も、抽出ユニットのお手入れをしておくと安心
- 外す前は主電源ではなく、本体正面の電源ボタンでオフにする
- すすぎや停止動作が終わり、作動音が止まってから外す
- 外す時は両サイドの赤いボタンを押しながら手前に引く
- 洗い方は流水でコーヒー粉を洗い流すのが基本
- 洗剤・漂白剤・研磨剤・食洗機は使わない
- 戻した後は、PUSH位置がしっかり入っているか、赤いボタンが外側に戻っているかを確認する
- 外れない・戻らない時は、無理に引っ張ったり押し込んだりしない
INDEX
まず確認|抽出ユニットのお手入れで迷いやすいポイント
抽出ユニットまわりで迷う時は、まず「頻度」「外し方」「洗い方」「戻し方」を分けて考えると整理しやすいです。
スマホの方は横にスクロールできます。
| 迷いやすいこと | 基本の考え方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 毎回洗うべき? | 毎回ではなく月1回が目安 | 長期間使わなかった後も確認する |
| いつ外す? | 本体正面の電源ボタンでオフにしてから | 主電源を先に切ると外せない位置で止まることがある |
| どう外す? | 赤いボタンを押しながら、まっすぐ手前へ引く | 斜めに引いたり、力任せに引っ張らない |
| どう洗う? | 水だけでコーヒー粉を洗い流す | 洗剤・漂白剤・研磨剤・食洗機は使わない |
| 戻らない時は? | 向き・PUSH位置・赤いボタンを確認 | 無理に押し込まず、いったん外して入れ直す |
| 抽出量や出方もおかしい | 抽出口・水回路・石灰も確認 | 水が出ない時の確認も見る |
デロンギの抽出ユニットは月1回でいい?

はい。デロンギ全自動の抽出ユニットは、毎日取り外して洗う前提のパーツではありません。
目安は、月1回です。
デロンギ公式FAQでも、ECAMシリーズの抽出ユニットのお手入れは、月に1回、または長期間使用しなかった場合に行う案内になっています。
デロンギ公式FAQでも、抽出ユニットのお手入れは月1回、または長期間使わなかった場合のメンテナンスとして案内されています。
日常の汚れは、電源オン・オフ時の内部すすぎや、カス受け・水受けトレイ側の日々の手入れでかなりカバーできます。
一方で、抽出ユニットにはコーヒー粉や油分が少しずつたまります。
ここを長く放置すると、コーヒーが苦く感じたり、味がなんとなく重く感じたりすることがあります。
だからこそ、毎回ではなくても、月1回は外して水洗いする意味があります。
逆に、毎回無理に外そうとすると、まだ本体内部で定位置に戻っていないタイミングで触ってしまい、「固くて抜けない」「入れ直したのに収まりが悪い」といった別のつまずきが増えます。
毎回触るより、月1回の定期ケアとして落ち着いて洗うほうが失敗しにくいです。
デロンギ抽出ユニットの外し方

いちばん大事なのは、本体を正しくオフにしてから外すことです。
抽出ユニットは、電源が入ったままの状態では外せません。
ここで焦って引っ張ると、「壊れたかも」と不安になりやすいです。
基本の流れは次の通りです。
- 本体正面の電源ボタンで電源をオフにする
- すすぎや停止動作が終わるまで待つ
- 作動音が止まったことを確認する
- 水タンクを外す
- 抽出ユニットの扉を開ける
- 機種によってはカス受け・水受けトレイも先に外す
- 抽出ユニット両サイドの赤いボタンを押しながら、手前にまっすぐ引き出す
「うんともすんとも言わない」のではなく、まだ外せる位置まで戻っていないことがかなり多いです。
主電源を先に切るより、まずは通常の電源ボタンで終了動作を終わらせてください。
外れない時の見直しポイント
抽出ユニットが外れない時は、力で解決しようとしないでください。
デロンギ公式FAQでも、抽出ユニットが取り出せない時は、本体正面の電源ボタンで正しく電源を切り、作動音が止まってから取り出す流れが案内されています。
デロンギ公式FAQでは、抽出ユニットが取り出せない場合の確認手順も案内されています。
- 主電源ではなく、本体正面の電源ボタンでオフにしたか
- オフ後のすすぎ・停止動作が終わる前に開けていないか
- 作動音が止まる前に触っていないか
- 水タンクや、機種によってはトレイ類を先に外しているか
- 赤いボタンを押さずに引っ張っていないか
- 斜めに引かず、まっすぐ手前に引いているか
- 前回、主電源や電源プラグを先に切っていないか
ここで無理に引っ張るより、いったん手順を戻してやり直したほうが早いです。
電源を切る順番を間違えて抽出ユニットが定位置に戻っていない時は、本体が正しい位置に戻るまで通常手順で電源オフ・オンをやり直す必要があります。
抽出ユニットの洗い方

洗い方はシンプルです。
水だけで、コーヒー粉を洗い流す。
基本はこれで十分です。
デロンギ公式FAQでも、ECAMシリーズの抽出ユニットは、上部を流水で洗い、フィルター部分やレバー周辺などに残ったコーヒー粉を洗い流す流れが案内されています。
機種や取扱説明書によって細かい案内が異なる場合があるため、まずは自分の型番の説明書・公式FAQに沿ってください。
- 取り外した抽出ユニットを確認する
- 抽出ユニット上部を流水でやさしく洗う
- フィルター部分に残ったコーヒー粉を洗い流す
- コーヒーカスを払い落とすレバー周辺の粉残りも洗い流す
- 本体側の収納部に見える粉残りは、必要に応じて乾いたブラシなどで落とす
- 水気を軽く切る
- 向きと位置を確認して本体へ戻す
ここで大事なのは、しっかり洗おうとして余計なことをしないことです。
抽出ユニットは「水だけ」での手入れが基本です。
洗浄力を足そうとして洗剤や漂白剤を使わない方が安全です。
やってはいけないこと
- 食器用洗剤を使う
- 漂白剤を使う
- 研磨剤入りスポンジでこする
- 食洗機に入れる
- 機種の説明に反して水に長時間浸ける
- 外れにくい状態で無理やり引っ張る
- 戻りにくい状態で力任せに押し込む
デロンギ公式FAQでも、コーヒーの油分には金属臭を抑える働きがあるため、食器用洗剤や研磨剤、漂白剤を使わないこと、食器洗浄機も使えないことが案内されています。
「きれいにしたいから洗剤でしっかり洗う」ではなく、月1回、水だけで整えると考える方が分かりやすいです。
抽出ユニットの入れ直しで失敗しないコツ

洗った後は、向きを合わせて、まっすぐ戻すのが基本です。
力任せに押し込むのではなく、位置を合わせてスッと差し込むイメージで戻します。
- 抽出ユニットの向きを合わせて本体に差し込む
- 奥まで入れたら、PUSHの位置をしっかり押す
- カチッと収まる感覚があるか確認する
- 赤いボタンが外側に戻っているか確認する
- 入りにくい時は、無理に押し込まず向きや位置を見直す
- 扉を閉め、水タンクなどを元に戻す
「カチッと収まらない」「赤いボタンが戻らない」時は、正しく取り付けられていないことが多いです。
いったんやり直したほうが早いです。
戻らない時は、赤いボタンとPUSH位置を確認する
抽出ユニットを戻したのに収まらない時は、PUSHの位置をしっかり押せているか、赤いボタンが外側に戻っているかを確認してください。
赤いボタンが片方でも凹んだままなら、正しく取り付けられていない可能性があります。
無理に扉を閉めようとせず、いったん取り出して、向きと位置を合わせてから入れ直しましょう。
デロンギ公式FAQでも、抽出ユニットを戻す時はPUSHの位置をカチッという音がするまで押し、赤いボタンが外側に出ているかを確認する案内があります。
入れにくい時の見直しポイント
- 斜めに入れていないか
- 無理に押し込んでいないか
- PUSHの位置をしっかり押せているか
- 赤いボタンが片方だけ凹んだままになっていないか
- 本体側に粉残りや異物が挟まっていないか
- レバー位置がズレたままになっていないか
入りにくい時ほど、力で押し込まず、いったん外して落ち着いて向きを確認してください。
なぜ「月1回・水洗いだけ」でいいのか

ここは「なんとなくそう決まっているから」ではありません。
抽出ユニットにコーヒー粉や油分がたまると、コーヒーが苦く感じたり、味が本来より重く感じたりすることがあります。
つまり、抽出ユニット清掃は見た目をきれいにするためだけではなく、味を崩さないための手入れでもあります。
一方で、洗い方はあくまで水だけです。
抽出ユニットは「強く洗う場所」ではなく、月1回、水で整える場所と考えると分かりやすいです。
毎日外して触るより、月1回のタイミングで落ち着いて外し、粉残りを確認しながら水で洗う。
このくらいの距離感の方が、初心者でも続けやすいです。
抽出ユニット洗浄だけでは足りないかもしれない症状
抽出ユニットは大事ですが、ここだけ洗えば全部解決するわけではありません。
次のような症状がある場合は、別の場所も一緒に確認してください。
スマホの方は横にスクロールできます。
| 症状 | 抽出ユニット以外に見るところ | 関連記事 |
|---|---|---|
| 水やコーヒーが出にくい | 水タンク・空気噛み・抽出口・水回路 | 水が出ない時の確認 |
| 抽出量が少ない・不安定 | 抽出量設定・抽出口・水回路 | 量が少ない時の確認 |
| 受け皿の水が急に増える | 内部排水・トレイ・水回路 | 受け皿の水の確認 |
| 石灰除去ランプが出ている | 石灰除去・水硬度設定 | 石灰除去のやり方 |
| 電源が入らない・動作に進まない | 主電源・部品装着・ドアまわり | 電源が入らない時の確認 |
| 音が大きい・異音がする | 正常音・ポンプ音・ミル音・部品の戻し方 | 正常音と異音の見分け方 |
水回り・石灰・フィルター・初期設定まで含めて見ると、原因がかなり整理しやすくなります。
よくある質問

抽出ユニットは毎回洗ったほうがいいですか?
いいえ。毎回外して洗う前提ではありません。
抽出ユニットは月1回の定期ケアが目安です。
長期間使わなかった後も、再開前に確認しておくと安心です。
洗剤で洗ったほうがきれいになりますか?
おすすめしません。
抽出ユニットは水洗い前提です。
洗剤・研磨剤・漂白剤を使うより、タイミングを守って水だけで洗う方が安全です。
食洗機は使えますか?
使えません。
抽出ユニットは食洗機ではなく、水洗いで手入れする前提です。
熱や洗剤で部品に負担がかかる可能性があるため、食洗機には入れないでください。
水に浸け置きしてもいいですか?
機種や取扱説明書によって案内が異なる場合があります。
まずは自分の型番の説明書や公式FAQに従ってください。
ECAMシリーズでは、抽出ユニット上部を流水で洗い、フィルター部分やレバーまわりの粉を洗い流す案内が基本です。
赤いボタンが戻らないのですが大丈夫ですか?
そのまま使わず、いったん取り付け直してください。
色付きボタンが凹んだままなら、抽出ユニットが正しく収まっていない可能性があります。
PUSHの位置をしっかり押し、赤いボタンが外側に戻っているか確認しましょう。
抽出ユニットが外れない時は壊れていますか?
壊れていると決めつけなくて大丈夫です。
まずは本体正面の電源ボタンで正しくオフにしたか、終了動作を待ったか、赤いボタンを押しながらまっすぐ引いているかを確認してください。
主電源や電源プラグを先に切ると、抽出ユニットが外せない位置で止まることがあります。
抽出ユニットを洗っても味が重い時は?
抽出ユニット以外に、抽出口の汚れ、石灰、フィルター、豆の状態なども関係します。
抽出ユニットだけで改善しない場合は、お手入れ全体を見直すのがおすすめです。
まとめ|抽出ユニットは月1回、水だけでやさしく整えましょう

デロンギ全自動の抽出ユニットは、毎回ではなく月1回の定期ケアで十分です。
やることは難しくありません。
- 本体正面の電源ボタンで正しくオフにする
- 作動音が止まってから開ける
- 赤いボタンを押しながら、まっすぐ手前に引く
- 水だけでコーヒー粉を洗い流す
- 洗剤・漂白剤・研磨剤・食洗機は使わない
- PUSHの位置を押して、赤いボタンが外側に戻っているか確認する
- 外れない・戻らない時は無理に力を入れない
逆に失敗しやすいのは、急いでいる時に無理やり外すことと、洗剤や食洗機でしっかり洗おうとしすぎることです。
必要以上に難しく考えず、月1回のルーティンにしておけば十分回せます。
抽出ユニットを洗っても水の出方・抽出量・受け皿の水・異音などが気になる場合は、別の原因も一緒に切り分けていきましょう。























