
メキシコのコーヒーと聞いて、どんな味を思い浮かべますか?
日本ではブラジルやコロンビアほど目立たないかもしれませんが、メキシコはチアパス、ベラクルス、プエブラ、オアハカなど、個性の違う産地を持つコーヒー生産国です。
定番のウォッシュドでは、ナッツやチョコレートの香ばしさ、キャラメルのような甘み、穏やかな酸味を楽しめるものが多く、近年は華やかなスペシャルティコーヒーも増えています。
この記事では、メキシココーヒーの味、主な産地、品種、オーガニック事情、SHG・アルチュラなどの等級、おすすめの豆や飲み方までわかりやすく解説します。
・メキシココーヒーはナッツ・チョコレート・キャラメル系の香ばしさと、穏やかな酸味を楽しめるものが多い
・主な産地はチアパス、ベラクルス、プエブラ、オアハカ
・アラビカが中心だが、ロブスタも生産されている
・オーガニックコーヒーでも有名だが、メキシコ産すべてが有機栽培ではない
・SHGやアルチュラは高地産を選ぶ目安になるが、標高基準は全国一律ではない
・初めてならチアパス産のウォッシュドを中煎り~中深煎りで試すと選びやすい
メキシココーヒーとは?アラビカ中心の中米を代表する産地
メキシコでは、南部から東部の山岳地域を中心にコーヒーが栽培されています。
現在の主要産地は、
- チアパス州(Chiapas)
- ベラクルス州(Veracruz)
- プエブラ州(Puebla)
- オアハカ州(Oaxaca)
などです。
アラビカが中心ですが、ロブスタも栽培されています。
| 項目 | メキシココーヒーの特徴 |
|---|---|
| 主な産地 | チアパス、ベラクルス、プエブラ、オアハカなど |
| 主な種類 | アラビカ中心、一部ロブスタ |
| 代表的な品種 | ティピカ、ブルボン、カトゥーラ、マラゴジッペ、マルセレサなど |
| 代表的な精製 | ウォッシュドを中心に、ナチュラル・ハニーなども |
| 味の傾向 | ナッツ、チョコレート、キャラメル、柑橘、穏やかな酸味 |
| よく見る表示 | SHG、HG、Alturaなど |
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メキシココーヒーの味|ナッツ・チョコとやさしい甘みが魅力

メキシココーヒーは産地や農園によってかなり違いますが、定番のウォッシュドでは、
- 炒ったアーモンドやナッツのような香ばしさ
- ミルクチョコレートやカカオ
- キャラメルや黒糖を思わせる甘み
- オレンジやリンゴを思わせる穏やかで明るい酸味
- やわらかな口当たり
- クリーンですっきりした後味
などを楽しめるものがあります。
タイプ: やさしい甘みと香ばしさのバランス型
「酸味だけが強いコーヒーは苦手だけれど、深煎りの苦いコーヒーばかりも嫌」
という方にも試しやすい産地です。
最近のメキシコは「マイルド」だけではない
以前はブレンド向けのマイルドなコーヒーという印象も強かったメキシコですが、現在はスペシャルティコーヒーの面白さも増しています。
近年の品評会では、
- ウォッシュド(Washed)
- ハニー/ナチュラル(Honey / Natural)
- 嫌気性発酵などを利用したエクスペリメンタルな精製
など、異なる方法で作られた高品質ロットが評価されています。
現在のメキシコは「マイルドで飲みやすい豆」から「華やかな高品質ロット」まで幅が広い産地
と考えると分かりやすいでしょう。
メキシココーヒーの主な産地|チアパス・ベラクルス・プエブラ・オアハカ

同じメキシコでも、地域によってコーヒーの印象は変わります。
チアパス|メキシコを代表するコーヒー産地
グアテマラとの国境に近いメキシコ南部のチアパス州は、メキシコを代表するコーヒー産地です。
山岳地帯が多く、ロットによって、
- グアテマラにも通じる透明感のある酸味
- フローラルな香り
- 柑橘系の明るさ
- ナッツやチョコレート
- 後味に続くきれいな甘み
- クリーンな余韻
などを楽しめます。
オーガニック認証を取得した商品も比較的見つけやすい地域です。
初めてメキシココーヒーを買うなら、私はまずチアパス産のウォッシュドから探します。
ベラクルス|コアテペックなど歴史ある産地
メキシコ湾側のベラクルス州も重要なコーヒー産地です。
中でもコアテペック(Coatepec)は、メキシコのコーヒー文化を代表する町のひとつです。
ロットによって、
- ヘーゼルナッツを思わせる甘い香り
- チョコレート
- なめらかで丸みのある口当たり
- 落ち着いたシトラス系の風味
- 花のような香り
などを楽しめます。
プエブラ|スペシャルティでも注目される産地
近年、存在感を増しているのがプエブラ州です。
高品質なロットも多く、品評会で上位に入る農園もあります。
マルセレサなど病害への耐性を意識した品種を使いながら、品質の高いコーヒーを作る農園も見られます。
オアハカ|伝統的な産地と多様な味
オアハカ州も長いコーヒー栽培の歴史があります。
山が多く小規模生産者も多いため、地域によってかなり個性があります。
ロットによって、
ミルクチョコレート、アーモンド、キャラメル、柑橘
などの風味を楽しめます。
メキシココーヒーに慣れてきたら、
「メキシコ産」だけでなく「チアパス」「ベラクルス」「オアハカ」など地域名まで見て選ぶ
と面白くなります。
メキシコはオーガニックコーヒーが多い?
メキシコは、世界有数のオーガニックコーヒー生産国です。
そのため、
「メキシコ=オーガニックコーヒー」
というイメージを持っている方もいるでしょう。
ただし、
「メキシコ産コーヒー=すべてオーガニック」ではありません。
「自然に近い農法」と「有機認証」は別
シェードツリーを利用した栽培や農薬使用を抑えた農法でも、正式な認証がなければ日本で「有機コーヒー」と表示できるわけではありません。
オーガニックを目的に選ぶなら、
- 日本の有機JAS
- USDA Organic
- 生産・輸出地域で利用される有機認証
などを確認します。
日本で購入するときは、まず有機JASマークを見ると分かりやすいでしょう。
メキシコで栽培されているコーヒーの種類・品種

メキシコではアラビカを中心に、ロブスタも栽培されています。
高品質なシングルオリジンで多いのはアラビカです。
代表的な品種には、
- ティピカ(Typica)
- ブルボン(Bourbon)
- カトゥーラ(Caturra)
- マラゴジッペ(Maragogipe)
- マルセレサ(Marsellesa)
- カティモール・サルチモール系
- ゲイシャ(Geisha)
などがあります。
ティピカ・ブルボン・カトゥーラ
中南米で長く栽培されてきた代表的なアラビカ品種です。
現在もメキシコの高品質コーヒーでよく見かけます。
マラゴジッペ|大粒の「エレファントビーン」
マラゴジッペはティピカの突然変異から生まれた大粒の品種です。
豆が非常に大きいため、
「エレファントビーン」
と呼ばれることもあります。
ただし、
大粒だから必ず味も優れているわけではありません。
豆のサイズは特徴のひとつとして考えましょう。
マルセレサなど病害に強い品種も増えている
メキシコではコーヒーさび病の大きな被害を経験したことから、病害への耐性を持つ品種の導入や農園の更新も進んでいます。
一方で、ゲイシャやティピカなど香味を重視した品種も栽培されています。
メキシココーヒーの精製方法|ウォッシュドが定番だが種類は増えている
メキシコの高品質アラビカでよく見かけるのはウォッシュド(水洗式)です。
ウォッシュドでは、
- 雑味の少ないクリーンな口当たり
- 透明感のある酸味
- 豆本来のやさしい甘み
- ナッツやチョコレート系の香ばしさ
- すっきりした飲み心地
などを感じやすくなります。
一方、現在のスペシャルティ市場では、
- 果実感や甘みを楽しみやすいナチュラル
- 甘みや厚みを感じるハニープロセス
- 嫌気性発酵を利用したアナエロビックなどの個性的な精製
も見られます。
そのため、
「メキシコ=ウォッシュドのマイルドコーヒー」
とだけ覚えると、現在のメキシココーヒーの面白さを見逃してしまいます。
メキシココーヒーの等級|SHG・アルチュラとは?

メキシココーヒーを探すと、
SHG、HG、Altura(アルチュラ)、Prima Lavado
などの表示を見かけます。
ここは少し注意が必要です。
SHG=全国一律で「1,700m以上」ではない
日本の販売店やコーヒー解説では、SHGを「標高1,700m以上」と説明する場合があります。
しかし、メキシコでは地域や規格によって基準が異なるため、
「メキシコのSHGは全国共通で必ず1,700m以上」
と固定して覚えない方がよいでしょう。
高地産の品質を判断するときには、
- 具体的な栽培標高
- スクリーンサイズや粒の揃い
- 生豆の状態や水分
- 欠点の程度
- 香り・酸味・ボディ
- カッピングによる味の評価
なども重要です。
SHGという文字だけで判断せず、具体的な産地・農園・標高・精製方法を見る
のがおすすめです。
Altura(アルチュラ)は「高地」という意味
スペイン語のAlturaは「高さ・高地」を意味します。
日本の販売店では、
- メキシコ・アルチュラ
- アルチュラSHG
- プリマ・ラバード(Prima Lavado)
などの名称を見ることがあります。
ただし、
「アルチュラという名前が付けば自動的にメキシコ最高級」
という意味ではありません。
商品を選ぶときは、名称だけでなく具体的な産地や標高、精製方法も確認しましょう。
メキシココーヒーの歴史|18世紀から現在まで

メキシコでコーヒー栽培が始まったのは、18世紀末から19世紀初頭とされています。
カリブ海地域などからコーヒーが伝わり、ベラクルスをはじめ南部・東部へ栽培地域が広がっていきました。
その後、19世紀に産業として成長。
革命や農地改革を経て、小規模生産者によるコーヒー栽培が広がりました。
INMECAFEは1958年に設立
メキシコのコーヒー史で重要なのが、
Instituto Mexicano del Café(INMECAFE/メキシココーヒー研究所)
です。
INMECAFEは1958年に設立されました。
生産技術の支援、集荷、加工、流通などに関わり、小規模生産者を含むメキシコのコーヒー産業へ大きな影響を与えました。
その後1990年代初頭に解体され、現在は協同組合、生産者団体、民間企業などが生産・流通を支えています。
さび病を経験し、品種更新と品質向上へ
メキシコではコーヒーさび病などの影響で、生産量が大きく落ち込んだ時期もありました。
その後、
- マルセレサなど耐病性を持つ品種の導入
- 古くなった農園の更新・再生
- 生産技術や品質管理の改善
- スペシャルティコーヒーへの取り組み
- トレーサビリティの強化
などが進められています。
メキシココーヒーにおすすめの焙煎度と飲み方

| 焙煎度 | 味の傾向 | おすすめ |
|---|---|---|
| 浅煎り | 柑橘、花、明るい酸味 | 華やかなスペシャルティ |
| 中煎り | ナッツ、キャラメル、酸味、甘み | 初めて飲む方 |
| 中深煎り | チョコレート、甘み、コク | 酸味控えめが好きな方 |
| 深煎り | カカオ、苦味、ロースト感 | ミルク・カフェデオジャ |
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初めてなら、私は中煎り~中深煎りをおすすめします。
メキシコらしいナッツやチョコレート系の香ばしさと、やさしい甘み、穏やかな酸味を確認しやすいからです。
まずはハンドドリップでブラック
チアパスなどのウォッシュドなら、まずブラックで飲んでみてください。
中挽き程度で淹れると、
- やわらかな口当たりとクリーンな余韻
- ローストナッツやカカオの香ばしさ
- キャラメルのような甘み
- ツンと前へ出すぎない穏やかな酸味
- すっきりした甘い余韻
を確認しやすくなります。
中深煎りならミルクとも合わせやすい
中深煎りにするとチョコレートやカカオ系の香ばしさが出やすく、ミルクとも合わせやすくなります。
カフェオレやカフェラテ派にも使いやすい豆です。
メキシコらしく楽しむなら「カフェ・デ・オジャ」

メキシコのコーヒー文化を楽しむなら、
カフェ・デ・オジャ(Café de Olla)
も試してみたい飲み方です。
特徴は、
コーヒー+ピロンシージョ+シナモン
の組み合わせ。
ピロンシージョは、サトウキビの風味が残ったメキシコの未精製糖です。
家庭なら黒糖やきび砂糖でも雰囲気を楽しめます。
家庭で簡単に作るなら
- 鍋に水を入れる
- シナモンスティックとピロンシージョ、または黒糖を加える
- 火にかけて砂糖を溶かす
- 中深煎り~深煎りのコーヒーを加える
- 好みの濃さになったら濾してカップへ注ぐ
好みでクローブやオレンジの皮などを加えるレシピもあります。
普通のドリップとはかなり違いますが、
甘いスパイス香とコーヒーの香ばしさ
を楽しめるメキシコらしい一杯です。
メキシココーヒーを選ぶ3つのポイント
1.まず産地を見る
初めてならチアパス。
ナッツ・チョコレート系を中心に、ほどよい酸味と甘みを持つ豆が見つかりやすいです。
慣れてきたらベラクルス、オアハカ、プエブラへ広げてみてください。
2.SHGだけでなく農園や精製方法を見る
SHGはひとつの目安になります。
ただし標高基準は一律ではないため、
- 具体的な栽培標高
- 生産地域・農園名
- 品種
- ウォッシュド・ナチュラルなどの精製方法
- 焙煎度
- 販売店のテイスティングノート
も確認しましょう。
3.オーガニック目的なら認証を確認する
メキシコは有機コーヒーで有名ですが、すべてがオーガニックではありません。
有機コーヒーを選びたい場合は、
有機JASなどの認証表示
まで確認してください。
初めて飲むなら?おすすめのメキシコ産コーヒー3選
メキシココーヒーは、何を重視するかによって次の3方向から選ぶと分かりやすいです。
① クステペック農園 SHG
→ 農園・品種まで見ながら高品質なメキシコ豆を楽しみたい
② メキシコ・アルチュラ
→ マイルドで飲みやすい王道を気軽に試したい
③ チアパス産 有機デカフェ
→ 夜など、カフェインを控えたいときにもコーヒーを楽しみたい
① クステペック農園 SHG|高品質な農園指定の味を楽しみたい方へ
産地だけでなく農園まで選んでみたいなら、チアパス州のクステペック農園は候補にしやすい豆です。
現在流通する商品では、
- チアパス州
- 標高約1,300m
- カトゥーラ、サルチモール、ティピカ
- ウォッシュド
- SHG表記
- Qグレードとして販売される商品
などがあります。
味の方向は、
甘い酸味、マイルドなコク、クリーンですっきりした後味
を楽しみやすいタイプです。
産地だけでなく、農園・品種・精製方法まで確認しながらメキシココーヒーを楽しみたい方へ。
まずは中煎り~中深煎りで、甘い酸味とマイルドなコクのバランスを確かめてみてください。
② メキシコ・アルチュラ|毎日飲める王道・マイルド系を試したい方へ
「まずは気軽にメキシコ豆のバランスのよさを知りたい」
という方なら、メキシコ・アルチュラも選びやすいです。
商品によって違いはありますが、
- クセの少ないマイルドな飲みやすさ
- ローストナッツのような香ばしさ
- やわらかな酸味
- チョコレート系のコク
- すっきりした後味
を楽しめるものがあります。
ブラックだけでなく、少し深めの焙煎ならミルクとも合わせやすいです。
ナッツの香ばしさとマイルドさを楽しみながら、まずメキシココーヒーの基準を知りたい方へ。
初めてなら200g前後から試し、焙煎度と酸味の強さが好みに合うか確かめると選びやすいですよ。
③ チアパス産 有機JAS マウンテンウォーター・デカフェ|カフェインを控えたい方へ
メキシココーヒーでもうひとつ覚えておきたいのが、
マウンテンウォータープロセスのデカフェ
です。
メキシコ・ベラクルス州のDescamex社は、Mountain Water Processで知られるデカフェ加工会社です。
この製法では、
コーヒー豆由来の可溶性成分を含む、水をベースとした飽和溶液
を使い、温度・圧力などを管理しながらカフェインを抽出します。
有機溶剤を利用する抽出方法とは異なる方式です。
日本では、チアパス産の豆を使った商品で、
- 有機JAS認証
- ウォッシュド
- マウンテンウォータープロセス
- キャラメルや黒糖を思わせる甘み
- ナッツやチョコレート系の香ばしさ
を特徴とするデカフェも販売されています。
商品によってはカフェイン除去率99%以上を表示しているものもありますが、
カフェインの除去率や残留量は、購入する商品の表示を確認してください。
「デカフェでも産地や製法まで見て選びたい」という方には、メキシコ・チアパス産のマウンテンウォータープロセスも候補です。
デカフェはカフェインゼロとは限らないので、除去率や残留量も商品ページで確認して選びましょう。
メキシココーヒーについてよくある質問
メキシココーヒーは酸味が強いですか?
全体として強すぎるわけではありません。
定番の中煎り~中深煎りでは、ナッツやチョコレート系の香ばしさと一緒に穏やかな酸味を楽しめる豆が多くあります。
ただし、浅煎りの高品質ロットでは鮮やかな果実系の酸味が出ることもあります。
メキシココーヒーはすべてオーガニックですか?
違います。
メキシコは世界有数のオーガニックコーヒー生産国ですが、通常栽培のコーヒーもあります。
オーガニックを希望する場合は、有機JASなどの認証を確認してください。
SHGはメキシコ最高等級ですか?
高地産を示す重要な表示のひとつですが、
「全国一律の標高基準で決まる絶対的な最高等級」
と考えるのは正確ではありません。
地域や取引規格によって基準が異なるため、具体的な標高や産地、農園、カップ品質も確認しましょう。
アルチュラとSHGは同じですか?
完全に同じ意味とは限りません。
Alturaはスペイン語で「高地」を意味し、高地産コーヒーの名称や流通上の分類として使われます。
SHGも高地栽培を示す名称ですが、商品ごとの標高や産地を一緒に見ることが大切です。
初心者にはどの産地がおすすめ?
まずはチアパスがおすすめです。
ウォッシュドの中煎り~中深煎りなら、
ナッツ・チョコレート・甘み・穏やかな酸味
というメキシコらしいバランスを確認しやすいでしょう。
メキシコ産のデカフェはなぜよく見かけるの?
メキシコにはMountain Water Processで知られるDescamex社があり、水をベースとした方法でデカフェ加工を行っています。
そのため、日本でもメキシコ産の豆や、メキシコでデカフェ加工されたコーヒーを見かけます。
カフェ・デ・オジャにはメキシコ産の豆が必要ですか?
必須ではありません。
カフェ・デ・オジャはメキシコの飲み方・レシピなので、ほかの産地の豆でも作れます。
ただ、メキシコ産の中深煎りを使えば、豆の産地と飲み方の両方でメキシコらしさを楽しめます。
まとめ|メキシココーヒーはやさしい甘みから華やかな高品質豆まで楽しめる

メキシココーヒーは、
ナッツやチョコレートの香ばしさ、キャラメルのような甘み、穏やかな酸味
を楽しめる、バランスのよい豆が多い産地です。
主な産地は、
チアパス、ベラクルス、プエブラ、オアハカ。
伝統的なウォッシュドから、ナチュラルやハニー、実験的な精製まで幅が広がっています。
また、オーガニックコーヒーでも有名ですが、
「メキシコ産=すべてオーガニック」ではありません。
等級についても、
「SHG=1,700m以上の絶対的な最高等級」と単純に考えず、地域・農園・標高・品種・精製方法まで確認する
のがおすすめです。
初めてなら、
「チアパス産+ウォッシュド+中煎り~中深煎り」
から試してみてください。
農園まで選びたいならクステペック農園。
まず王道の飲みやすさを知りたいならメキシコ・アルチュラ。
カフェインを控えたいときにはチアパス産のマウンテンウォータープロセス・デカフェという選択肢もあります。
そこからベラクルスやオアハカ、さらに華やかなスペシャルティへ広げていくと、メキシココーヒーの幅広さを楽しめます。























