コーヒーの流行はよく「〇〇・ウェーブ」と呼ばれますが、その「フォース・ウェーブ」とも呼ばれているのが、コーヒーとアルコールを組み合わせた大人なコーヒーカクテルの楽しみ方です。簡単に自宅でも作れるレシピと一緒に新たなコーヒーの楽しみ方についてご紹介します。
INDEX
コーヒーカクテルは「フォース・ウェーブ」!?
コーヒー業界での流行はよく波に例えられ、「〇〇・ウェーブ」と呼ばれます。
「サード・ウェーブ」では、上質な一杯のコーヒーが追求されました。豆の産地や栽培方法、焙煎、抽出、器具の一つ一つにまでこだわり、ハンドドリップで淹れられるのが特徴です。
そして最近、「フォース・ウェーブ」と言われることが増えてきたのが「コーヒーカクテル」です。上質なコーヒーをバーで飲む一杯のようにいただく大人の楽しみ方です。アルコールとコーヒーを組み合わせるのが特徴となっています。
アルコール×コーヒーはメリットだらけ
アルコールとコーヒーは、コーヒーリキュールをはじめこれまで世界各地で愛されてきた飲み合わせです。そしてアルコールとコーヒーの組み合わせには優れた健康効果もあります。
- 痛風予防
痛風の原因としてよく知られるプリン体は、尿酸値を上げる働き がありますが、コーヒーには尿酸値を下げる働きがあることがわかっています。米国のコホート研究で、『コーヒーを多く飲む人ほど痛風発症のリスクが低い』という報告が出ています
- 二日酔い予防
二日酔い症状の定番である頭痛の原因は、体内に残って代謝しきれなかったホルムアルデヒド と言われています。アセトアルデヒドは血管を脳内の血管を拡張させ、拡張した血管が神経を圧迫することで頭痛 が引き起こされます。しかし、コーヒーに含まれるカフェインには反対に脳内の血管を収縮させる作用があるため、カフェインを摂取することでアセトアルデヒドによる二日酔い症状を緩和できます。
自宅でも簡単に作れるコーヒーカクテル
バーで飲むような本格的なコーヒーカクテルも、必要最低限の道具があれば自宅で作ることができます。友達や恋人と自宅で大人のカクテルパーティーなんておしゃれです。
エスプレッソマティーニ
海外セレブがSNSにアップしたことで話題となったエスプレッソマティーニ。マティーニと呼ばれていますが、ウォッカとエスプレッソを混ぜて作られます。エスプレッソの苦味と、コーヒーリキュールの甘みで口当たりが柔らかなで女性でも飲みやすいカクテルです。飲みやすくてもアルコール度数は高いのでご注意ください。
ウォッカ 45ml
カルーア 45ml
ホワイトカカオ 30ml
エスプレッソ 30ml
作り方:
シェーカーに4つの材料を注ぎ、しっかりとシェークした後、マティーニグラスに注ぎ、最後にコーヒー豆を2,3粒を泡の上に浮かせれば完成です。
ロイヤルコーヒー
ホイップクリームが飾り付けられた上品なカクテルのロイヤルコーヒー。バーなどで、コニャックに火を付けてグラスを温める演出がよく作られるカクテルです。演出効果が高いので、特別な人と楽しむのにもおすすめのカクテルです。
ホットコーヒー 100ml
コニャック 30ml
砂糖 適量
ホイップクリーム 適量
温めておいたカップにホットコーヒーを注ぎます。スプーンの上で砂糖とコニャックに火をつけて、燃えているうちにコーヒーへ落とします。最後にホイップクリームを飾り付ければ完成です。
カルーアミルク
普段、お酒を飲まないような女性にも人気の高いカルーアミルク。カルーアミルクとは、コーヒーリキュールの代表格であるカルーアのミルク割りです。コーヒーの風味とコクが特徴のカルーアにミルクを合わせることで、スイーツ感覚で飲めるようなカクテルになります。
カルーア 30ml
牛乳 90ml
グラスにカルーアと牛乳を1:3の割合で氷と一緒に入れて、軽くステアすれば完成です。バースプーンの背を使ってグラスの内側に静かに注いで2層に仕上げるプースカフェスタイルにしてもおしゃれです。
大人のコーヒーカクテルを楽しもう
上質な一杯のコーヒーを楽しむ「サード・ウェーブ」に続き、「フォース・ウェーブ」として人気が高まってきているコーヒーカクテル。アルコールとコーヒーの組み合わせは身体にも健康的な健康効果があります。
必要最低限の道具さえ揃えれば、自宅でも楽しめるので、バー感覚で友達や恋人と一緒に大人のカクテルパーティーを楽しんでみるのはいかがでしょうか。