コーヒーをドリップした後、コーヒーかす(コーヒーがら)を見ながら「何かに使えないのかな?」と考えたことのある方は少なくないのではないでしょうか?
もしいつもそのまま捨ててしまっていたら、もったいないです!
実はコーヒーかすは、ちょっと工夫するだけで、生活を快適にしてくれるアイテムに再利用できるんです。
今回の記事ではそんなコーヒーかす(コーヒーがら)の再利用の5つのアイディアをご紹介します。
消臭剤&脱臭剤として
まずは、すでに有名ですが、消臭剤&脱臭剤として再利用する方法
です。
コーヒーかすは、一般的な消臭剤によく使われている活性炭と構造が似ていて、多孔質な構造により、いやなニオイを吸着する性質があります。
特に濡れた状態のコーヒーかすの場合、脱臭効果は活性炭の5倍にもなります。
そのため冷蔵庫や、靴箱、クローゼットなど、ニオイが気になるところならどこにでも置くことができます。
濡れたまま使う方法と、乾燥させて使う2つの方法があるので作り方をご紹介します。
2.小皿に取り出してニオイの気になるところに置く。
消臭力が乾燥させたものより強い
のでおすすめです。
そのまま長期間放置するとカビの原因になるので、2~3日毎に取り替えて使用しましょう。
2.乾燥したらお茶パックやストッキングなどに詰めて、ニオイの気になるところに置く。
電子レンジでチンするとすぐに乾燥できます。
2,3週間で交換するようにしましょう。
2.油汚れ落としに
油をたくさん使う料理をした後の調理器具や食器は、ベトベトで洗うのも大変です。
そんな時には、コーヒーかすを油汚れ落としに使えます。
多孔質な構造で油もしっかりと吸い取ってくれます。
使い方は簡単で、大さじ1杯のコーヒーがらとお水を油で汚れた調理器具やお皿にかけたら、クッキングペーパーで拭き取るだけです。
洗剤を使わず、スポンジも汚れないので、エコで食器洗いの時間も短縮できます。
肥料として
庭やベランダで花や野菜を育てている方に試して欲しいのが、コーヒーかすを肥料として使う方法です。
コーヒーかすの表面には細かい空隙がたくさんあるので、土に混ぜると通気性が向上して、微生物が生息しやすく植物が育ちやすい土壌が作れます。
作り方も簡単なので試してみましょう。
・ダンボール
・コーヒーかす
・おがくず
< 腐葉土の作り方 >
1.ダンボールの7分目くらいまで、腐葉土とおがくずを入れる。
2.毎日、淹れた後のコーヒーかすを入れて、その都度混ぜる。
3.約30日ほどで完成。夏になると虫が来るので、混ぜた後はゴミ袋などをかけるようにしましょう。
金属・ガラス製品の掃除に
コーヒーかすには、適度な油分が残っているので、金属・ガラスの光沢を出すための研磨剤や錆止めとしても使用できます。
消臭剤を作る時と同じ要領でコーヒーかすを乾燥させて後、ストッキングに入れたら完成です。
蛇口やお風呂の鏡など、汚れが気になるところをこすると、汚れ落としと錆止めが一度にできます。
虫除けとして
アウトドアの時に活躍するのがコーヒーかすの虫除けです。
蚊はコーヒーの匂いや煙を嫌うため、近づいてきません。
火を付けても、お灸のように煙を出しながらじわじわ燃えるだけなので安心です。
他にも、コーヒー好きの方たちはコーヒーかすの再利用の方法をいろいろ試しているので、AGFのホームページを見てみると、面白いアイディアが見つかるかもしれません。
「みんなでふぅトーク」のテーマ【どうしてる?コーヒーの抽出かすの使い道】に寄せられたコメントを集計してみました
まとめ
毎回コーヒーを淹れる度にでるコーヒーかす。
そのまま捨ててしまわずに一工夫するだけで、生活を快適にしてくれるアイテムになります。
今回記事でご紹介した情報を参考にしながら、コーヒーかす(コーヒーがら)を再利用してみましょう。