
デロンギの全自動コーヒーマシンを見ていると、最近よく出てくるのが「リヴェリア」です。
見た目が新しくておしゃれなのは分かるけれど、実際に何が違うのか、マグニフィカSやマグニフィカ スタートと比べてどこが上なのかは、商品ページだけだと少し分かりにくいです。
先に結論を言うと、リヴェリアは「豆を入れ替えながら、自分や家族の好みに合わせて、ブラックもミルクも幅広く楽しみたい人」のための上位シリーズです。
逆に、シンプルに1台目を選びたい人や、カフェ・ジャポーネ中心で十分な人なら、マグニフィカ系のほうが話が早いです。
デロンギ全体の機種差から見たい方は、シリーズごとの違いや向いている人を整理した比較記事から先に入ると流れがつかみやすいです。
結論
リヴェリアをひとことで言うと、「豆選びから楽しむ人向けの、パーソナライズ性が高い全自動コーヒーマシン」です。
- 豆を入れ替えて飲み分けたい
- 家族それぞれで好みが違う
- ブラックもミルクも幅広く楽しみたい
- 操作の分かりやすさや見た目も重視したい
こういう人には、リヴェリアはかなり刺さります。
一方で、毎日ほぼ同じ豆で、同じ一杯をシンプルに飲みたいだけなら、リヴェリアまで行かなくても満足できることは多いです。
豆の切り替えまで楽しめる上位モデルを見たい方はこちら


デロンギ リヴェリアとは?

リヴェリアは、デロンギの全自動コーヒーマシンの中でも、従来の「豆を入れて抽出する」だけでなく、豆の切り替え・好みの保存・時間帯ごとの使い分けまで広げたシリーズです。
ここを押さえると、ただの“新型”ではないことが分かります。
2つの豆ホッパーを使い分けられるシリーズ
リヴェリアでいちばん分かりやすい特徴は、コーヒー豆の入れ替えが可能な2つの豆ホッパーです。
デロンギはこの仕組みを「ビーン スイッチ システム」と呼んでいます。
つまり、いつも同じ豆を固定で使う前提ではなく、
- 朝は軽めの豆
- 午後は深煎り
- 家族で好みの豆を分ける
といった楽しみ方がしやすい設計です。
ここで気になるのが、「ホッパーを替えた時に前の豆が残らないのか」という点です。
リヴェリアには Bean Switch の考え方があり、豆を切り替える前に残っている豆を最後の一杯で使い切るか、Grind & Empty でグラインダー内を空にするかを選びやすくなっています。
つまり、単にホッパーを外して差し替えるだけではなく、グラインダー内に残った豆を整理してから切り替えやすいのが、リヴェリアの強みです。
Bean Adaptで豆に合わせた最適化ができる
リヴェリアには、デロンギ独自の「ビーンアダプトテクノロジー」が入っています。
豆の種類や焙煎度、粒度に応じて抽出を最適化する考え方なので、豆を替えた時も方向性を合わせやすいです。
ここがあることで、「豆を替えてもなんとなく合わせる」のではなく、豆に合わせて味を追い込みやすいのがリヴェリアの魅力です。
豆選びそのものにこだわりたい人ほど、この機能の価値は大きくなります。
デロンギに合う豆の選び方から整理したい方は、焙煎度や避けたい豆までまとめた記事もあわせてどうぞ。
4プロフィールとCoffee Routineで使い分けしやすい
リヴェリアは、ただメニューが多いだけではありません。
4人のプロフィール設定に対応し、さらにコーヒールーティンで時間帯ごとの設定保存もできます。
これはかなり実用的です。
- 朝は量多めでさっと飲みたい
- 昼はすっきりした一杯にしたい
- 夜はカフェラテ寄りにしたい
こういう使い分けを毎回手で調整しなくていいのは、日常ではかなり効きます。
3.5インチ液晶で、操作の分かりやすさが強い
リヴェリアは、操作面でもはっきり差があります。
操作は3.5インチのカラー液晶パネルで行います。
好きなメニューをワンタッチで選べて、画面に沿って進めばいいので、これまでのボタン中心の機種より感覚的に使いやすいです。
家族で共有する人や、見ながら直感的に操作したい人にはかなり相性がいいです。
リヴェリアの何がすごいのか
ここからは、リヴェリアを“ただの新型”ではなく、“選ぶ理由がある機種”として見るためのポイントを整理します。
ブラックメニューの考え方が広い
リヴェリアのブラック系メニューはかなり充実しています。
EXAM44035B では、
- アメリカーノ
- スペシャルティ
- エスプレッソ
- エスプレッソラージ
- カフェ・ジャポーネ
- Iced Coffee
- エスプレッソ(コールド)
- アイスコーヒー
といったメニューが入っています。
つまり、ブラック派でも「一種類だけ飲めればいい」という機械ではなく、飲み方の幅を楽しむ前提のマシンです。
さらに、リヴェリアはコールドコーヒーメニューにも対応しています。夏場に冷たい一杯を家で楽しみたい人にとっては、ここも大きな魅力です。
上位の EXAM44055BG では、Iced Coffee・エスプレッソ(コールド)・アイスコーヒーに加えて、別売のラテクレマクールアップグレードセットを使えばコールドミルク系まで広げられます。
アメリカーノやカフェ・ジャポーネの違いを先に整理したい方は、ブラックメニューの飲み分けをまとめた記事や、カフェ・ジャポーネの特徴を詳しく整理した記事もつながります。
アイス系の使い分けまで見たい方は、全自動でアイスコーヒーをおいしく作るコツをまとめた記事も参考になります。
ミルクをどこまで求めるかで型番の見方が変わる
ここはかなり大事です。
リヴェリアは全部が同じ仕様ではありません。
EXAM44035B はミルクフロッサーで、スチームを使って自分でミルクを泡立てるタイプです。
一方、EXAM44055BG / EXAM44055G はラテクレマ™ ホット搭載で、カプチーノやカフェラテなどのミルクメニューまで全自動で楽しめます。
つまり、同じリヴェリアでも、
- ブラック中心+手動ミルクなら EXAM44035B
- ミルクメニューまで全自動でやりたいなら EXAM44055BG / EXAM44055G
という見方をしたほうが失敗しません。
ブラック中心+手動ミルクで十分な方はこちら

ミルクメニューも全自動で楽しみたい方はこちら

ミルクメニューの考え方を先に整理したい方は、ラテクレマと手動フロッサーの違いをまとめた記事も参考になります。
デザイン家電としての満足感が高い
リヴェリアは、機能だけでなく見た目も強いです。
従来のマグニフィカ系よりも、全体の印象がかなりモダンです。
実用機としての延長というより、空間に置いた時の見え方まで含めて選ぶ家電になっています。
毎日見える場所に置くなら、この差は意外と大きいです。
リヴェリアが向いている人
リヴェリアは誰にでも必要な機種ではありませんが、ハマる人にはかなり強いです。
豆を飲み分けたい人
いちばん向いているのはここです。
ビーン スイッチ システムがあるので、豆を替える楽しさをマシン側がちゃんと受け止めてくれます。
「浅煎りと深煎りを日によって替えたい」「家族で好みの豆が違う」という人には、リヴェリアの価値がはっきり出ます。
家族で使いたい人
4プロフィール対応は、ひとり用よりも共有で効きます。
家族で濃さや量の好みが違っても、毎回調整し直さなくていいのはかなり便利です。
ブラックもミルクも幅広く楽しみたい人
ブラック系の幅が広く、上位型番ならミルクまで全自動にできます。
つまり、1台でかなり長く遊べるのがリヴェリアです。
“初めてだけど良いものを買いたい”人
操作が分かりやすく、表示も現代的なので、「初めての全自動だけど、どうせなら長く使える良いモデルにしたい」という人にも向いています。
ただし、この場合は予算と、そこまでの機能が本当に必要かは見たほうがいいです。
味の好みが浅煎り寄り・すっきり寄りなら、上位機種側を見たほうが早いケースもあります。そういう方向が気になっている方は、マグニフィカSで味が合わない時の見直しポイントを整理した記事から来た人にもリヴェリアは相性がいいです。
リヴェリアよりマグニフィカ系が向いている人
ここもかなり大事です。
リヴェリアは魅力的ですが、全員に最適とは限りません。
シンプルさ最優先ならマグニフィカ スタート
マグニフィカ スタート ECAM22020B は、飲みたいメニューをワンタッチで選べるシンプルさが強みです。
メニューはエスプレッソ・スペシャルティ・カフェ・ジャポーネの3軸で、考え方がかなり分かりやすいです。
「まずはブラックメニューを押さえたい」「複雑すぎないほうがいい」という人は、スタートのほうが合います。
最初の1台としてどこまで必要かを整理したい方は、入門機どうしの違いを分かりやすく比較した記事も参考になります。
カフェ・ジャポーネ中心で十分ならマグニフィカS
マグニフィカS ECAM22112B は、コンパクトなボディとカフェ・ジャポーネが魅力の定番機です。
つまり、「日本のレギュラーコーヒー寄りの一杯を、難しくなく飲みたい」なら、リヴェリアまで行かなくても話は早いです。
マグニフィカS系で迷っている方は、型番の違いと選び分けを整理した記事もつながります。
毎日ほぼ同じ豆・同じ一杯なら、リヴェリアはオーバースペックになりやすい
リヴェリアの魅力は、豆の切り替え、好みの保存、メニューの広さにあります。
逆に言うと、毎日ほぼ同じ豆を入れっぱなしで、同じ一杯を飲むだけなら、そこまでの機能を使い切らないこともあります。
そういう使い方なら、マグニフィカ系のほうがコスパに納得しやすいです。
リヴェリアを選ぶ時の注意点
いい機種ですが、買う前に見ておいたほうがいいポイントもあります。
“リヴェリア”の中でも仕様差がある
これを知らずに見ると混乱します。
少なくとも日本向けでは、リヴェリアの中に
- 8メニュー+手動フロッサー型
- 16メニュー+ラテクレマ搭載型
があります。
つまり、「リヴェリアだから全部同じ」ではありません。
ブラック中心か、ミルク全自動まで欲しいかで型番を見分ける必要があります。
水タンク容量は1.4Lで、極端に大きいタイプではない
リヴェリアの水タンク容量は1.4Lです。
そのため、大容量を最優先するタイプではありません。
ただし、そのぶんデザインやサイズ感とのバランスでまとめているシリーズとも言えます。
まずは“何をよく飲むか”を決めると失敗しない
これは全自動コーヒーマシン全般に言えることですが、リヴェリアは特に機能が広いので、先にここを決めたほうがぶれません。
- ブラック中心か
- ミルクも全自動で欲しいか
- 豆を替えたいか
- 家族で共有するか
この4つが見えると、リヴェリアに行くべきか、マグニフィカ系で十分かがはっきりします。
まとめ
デロンギ リヴェリアは、豆の切り替え、好みの保存、メニューの広さをまとめて楽しめる上位シリーズです。
特に強いのは、
- ビーン スイッチ システム
- ビーンアダプトテクノロジー
- 4プロフィール設定
- 3.5インチ液晶による分かりやすい操作
このあたりです。
一方で、全員に必要な機種ではありません。
シンプルさ重視ならマグニフィカ スタート、カフェ・ジャポーネ中心ならマグニフィカS、豆の切り替えや家族での使い分けまで楽しみたいならリヴェリア、この整理で考えるとかなり分かりやすいです。
リヴェリアを検討しつつ、デロンギ全体の中で見直したい方は、最後に全体の違いを一覧で整理した比較記事も見ておくと選びやすくなります。










































