
「来客用に4人分のコーヒーを淹れたら、なんだか渋くて美味しくない…」
「1杯分と同じ感覚で淹れたら、お湯が溢れそうになった!」
ハンドドリップで地味に難しいのが、「3〜4杯分(大量抽出)」です。
実は、1杯分のレシピを単純に4倍にするだけでは、濃くて苦いコーヒーになりやすいんですよね。
この記事では、今すぐ知りたい「4人分の豆とお湯の黄金比」と、失敗しないための「3つのコツ」を、分かりやすくまとめます。
INDEX
【早見表】コーヒー4人分の豆の量・お湯の量はこれ!

先に結論です。
4人分(約600ml)を淹れるときの目安は以下の通り。
- コーヒー豆(粉): 32g 〜 40g
- お湯の量(注ぐ量): 640ml 〜 700ml
- 出来上がり量: 約600ml(1人あたり150ml目安)
ポイント:抽出中に粉が吸う分・蒸発分があるので、出来上がり量より少し多めのお湯を注ぎます。
なぜ「10g×4人=40g」で苦くなりやすいの?
「コーヒー1杯=豆10g〜12g」ってよく言います。
でも、4杯分をきっちり4倍にすると、粉の層が厚くなりすぎてお湯が抜けにくくなり、抽出時間が長くなって雑味(渋み・えぐみ)が出やすいんです。
4杯分は、抽出効率が上がる分少し豆を控えめにするとスッキリしやすいです。
・1人分:10g〜12g
・2人分:18g〜20g
・3人分:25g〜28g
・4人分:32g〜35g(まずはここから)
4人分を「苦くしない」3つのコツ

4杯分で失敗しやすい原因はほぼ1つ。
「落ちるのが遅くなって、抽出しすぎる」ことです。
ここを潰します。
コツ① 挽き目を「少し粗く」する
粉が多いほど、お湯の通り道が詰まりやすくなります。
いつも中細挽きなら、4杯分では中挽き(ザラメ糖くらい)に寄せると、お湯が抜けやすくなって苦味が出にくいです。
コツ② 注ぐペースは「太め・テンポよく」
1杯取りのときみたいに「細く・ゆっくり」注ぐと、4杯は時間がかかりすぎます。
4杯分は普段より少し太めの湯で、リズムよく注ぎましょう。
3分〜3分30秒が目安。
これを大きく超えると、渋みが出やすくなります。
コツ③ 器具サイズを間違えない(ここ超重要)

1〜2杯用(V60 01、カリタ101など)で4杯を淹れると、粉がお湯に浸かりすぎて溢れたり、泥っぽい味になったりしがちです。
4人分を淹れるなら、基本は2〜4杯用以上を使いましょう。
・HARIO: V60 02(余裕が欲しければ03)
・Kalita: 102(余裕が欲しければ103)
・Melitta: 1×2(余裕が欲しければ1×4)
4人分ドリップの「基本レシピ」(失敗しにくい型)

「結局どう淹れればいいの?」用に、型を置いておきます。まずはこの通りでOK。
豆: 32〜35g(まずはここ)
お湯: 650〜700ml
挽き目: 中挽き寄り
抽出時間: 3:00〜3:30
手順
① 蒸らし:全体がしっとりする程度(約80〜100ml)注いで30〜40秒待つ
② 2投目以降:太めの湯でテンポよく注ぎ、3分半以内に落とし切る
③ 落ち切ったら、サーバーを軽く回して濃さを均一にして完成
4人分におすすめのドリッパー(迷ったらこれ)

「家族でよく飲む」「来客でも使いたい」なら、味がブレにくい定番が安心です。
HARIO(ハリオ)V60 透過ドリッパー 02
1杯〜4杯まで幅広く対応しやすい万能サイズ。
お湯の抜けがよく、4杯でも詰まりにくいので、苦味が出にくいのが強みです。
Kalita(カリタ)ウェーブドリッパー 185
底が平らなフラットボトムで、粉全体にお湯が回りやすいタイプ。
「誰が淹れても味が安定しやすい」ので、4杯分の失敗を減らしたい人におすすめです。

まとめ:4人分は「豆少なめ・挽き目粗め・テンポよく」

4人分を美味しく淹れるポイントを、最後にギュッとまとめます。
| 項目 | 1杯分の時 | 4杯分の時(ここが違う) |
|---|---|---|
| 豆の量 | 10〜12g | 32〜35g(少し減らす) |
| 挽き目 | 中細挽き | 中挽き寄り(少し粗く) |
| 注ぎ方 | 細くゆっくり | 太め・テンポよく(3分半以内) |
この3つを押さえるだけで、来客でも「美味しい!」と言ってもらえる確率がグッと上がります。
まずは豆32〜35gから、ぜひ試してみてください。


































