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ラオスコーヒーの特徴

ベトナムやタイ、カンボジアなどに囲まれた東南アジアの内陸国・ラオス。
日本ではまだコーヒー産地としての知名度は高くありませんが、南部のボロベン高原を中心に、アラビカとロブスタの両方が栽培されています。

以前は「素朴でマイルドなコーヒー」と一括りにされがちでしたが、現在はCatimorやTypicaに加え、Java、Yellow Caturra、Geishaなど多様な品種が登場。
北部ルアンパバーンでは、森林と共生しながらコーヒーを育てる取り組みも進んでいます。

この記事では、ラオスコーヒーの味、ボロベン高原などの産地、品種、精製方法、G1などの等級の見方、焙煎度、おすすめの豆まで分かりやすく解説します。

先に結論|ラオスコーヒーの要点

・代表産地:生産の中心は南部のボロベン高原。ArabicaとRobustaの両方が栽培されています。
・味:Washed Arabicaではチョコレートやナッツ、柑橘、やさしい甘み。NaturalやHoneyでは果実感や濃い甘みを楽しめるロットもあります。
・品種:Catimorが重要な品種で、Typica、Java、Yellow Caturra、Geishaなども栽培されています。
・Robusta:ボロベン高原では標高のある場所でも栽培され、高品質なRobustaにも注目が集まっています。
・等級:G1などの表示だけで味の良し悪しは決まりません。産地・品種・精製・生豆規格・カッピング情報まで見るのがおすすめです。

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ラオスコーヒーの味の特徴|「マイルド」だけではない

ラオスコーヒーの味の特徴

ラオスコーヒーは「酸味も苦味も控えめでマイルド」と紹介されることがあります。しかし、現在流通するコーヒーを見ると、品種や精製方法によってかなり幅があります。

ボロベン高原のWashed Arabicaでは、柑橘やチョコレート、ナッツ、ブラウンシュガーなどを思わせるバランスのよい香味があります。一方、NaturalやHoneyでは、熟した果実やベリー、黒糖、シロップを思わせる甘みの強いロットも見つかります。

タイプ 感じられることが多い香味 特徴
Washed Arabica 柑橘、リンゴ、ミルクチョコレート、ナッツ、ブラウンシュガー クリーンでバランスを取りやすい
Natural・Honey ベリー、ドライフルーツ、黒糖、熟した果実、シロップ 果実感や甘みを感じやすい
Robusta カカオ、ナッツ、麦芽、スパイス、香ばしい苦味 しっかりしたコクとボディ

※スマホの方は横にスクロールできます。香味は産地・品種・精製方法・焙煎度によって変わります。

「ラオス=個性の薄いマイルドコーヒー」と決めつけず、ArabicaかRobustaか、WashedかNaturalかまで確認すると、自分に合う豆を選びやすくなります。

 

ラオスコーヒーの中心地はボロベン高原

ラオスのボロベン高原とコーヒー産地

ラオスコーヒーを知るうえで、まず覚えておきたいのがBolaven Plateau(ボロベン高原)です。

ラオス南部のChampasak、Sekong、Salavan、Attapeuの4県が、現在の国内コーヒー生産の約95.9%を占めています。標高は地域によっておよそ600~1,350m。火山由来の肥沃な土壌と豊富な雨、乾季と雨季のある気候がコーヒー栽培を支えています。

そしてボロベン高原の面白いところは、Arabicaだけでなく、Robustaも標高のある場所で栽培されていることです。

主な地域 特徴
Champasak Paksongを含むラオスコーヒーの中心地域
Salavan 高原北側にも生産地域が広がる
Sekong 山岳部を含み、小規模農家による栽培も多い
Attapeu ボロベン高原南東部の生産地域

※スマホの方は横にスクロールできます。

Paksong|ラオスコーヒーを代表する町

ボロベン高原のコーヒーを探していると、よく目にするのがPaksong(パクソン)という名前です。

高原の中核に位置し、周辺には農園、精製施設、Coffee Research Centreなどが集まっています。現在のスペシャルティコーヒーでも、「Bolaven Plateau」「Paksong」「Champasak」といった産地表示がよく使われています。

初めてラオスのシングルオリジンを飲むなら、Bolaven/Paksong+Washed Arabicaから探すと、王道の方向性をつかみやすいでしょう。

 

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北部ラオスにも新しいコーヒー産地が育っている

ラオス主要コーヒー産地マップ

「ラオスコーヒー=すべてボロベン高原」というわけではありません。

生産量の大部分は現在も南部ですが、北部ではLuang Prabang、Houaphan、Luang Namtha、Phongsaly、Oudomxay、Xiang KhouangなどでもArabicaが生産されています。

中でも日本とのつながりが分かりやすいのが、Luang Prabang(ルアンパバーン)です。

ルアンパバーン|森を残しながらコーヒーを作る

南部ボロベン高原 vs 北部ルアンパバーン

ラオス北部のルアンパバーンでは、森の木々をすべて伐採してコーヒー農園へ変えるのではなく、森林の中でコーヒーを育てるアグロフォレストリーの取り組みがあります。

日本の坂ノ途中も、森林減少への対策と農家の収入づくりを両立する方法として現地でコーヒー生産を支援してきました。

「南部ボロベン高原」と「北部ルアンパバーン」では、生産背景までかなり違うため、飲み比べるとラオスという産地の奥行きを感じられます。

 

ラオスコーヒーの歴史|1915年から始まった栽培

ラオスコーヒーの歴史

ラオスで本格的なコーヒー栽培が始まったのは、フランス統治下の1915年ごろとされています。

当初は北部でも栽培が試されましたが、やがて南部ボロベン高原が適地として選ばれました。初期にはArabica、Robusta、Libericaが持ち込まれ、1920年代にはArabicaのBourbonやTypicaも主要な作物となります。

その後、霜害やコーヒーさび病、戦争や長い混乱によって生産は大きな打撃を受け、Robustaの比重が高まりました。

1990年代以降は栽培・精製設備の改善が進み、現在は量だけでなく、より付加価値の高いArabicaや高品質Robusta、スペシャルティコーヒーの生産にも力が入れられています。

 

ラオスのコーヒー品種|Catimor・Typica・Geishaなど

ラオスコーヒーの3タイプ比較

ラオスではArabicaとRobustaの両方が栽培され、Arabicaにも複数の品種があります。

品種・種類 ラオスでの位置づけ
Catimor ラオスArabicaの重要な品種。耐病性や生産性を背景に普及
Typica 古くから栽培されてきた伝統的Arabica品種
Java 高品質ロットで注目されるArabica品種のひとつ
Yellow Caturra スペシャルティ分野で栽培される品種
Geisha 近年の高品質ロットで登場し、オークションでも評価
Robusta ラオスの主要コーヒー。ボロベン高原では比較的標高の高い場所でも栽培
Liberica 生産量は少ないものの、現在も栽培されている

※スマホの方は横にスクロールできます。

Catimor|現在のラオスArabicaを支える重要品種

ラオスのArabicaでまず知っておきたいのがCatimor(カティモール)です。

CatimorはCaturraとTimor Hybridに由来する系統で、コーヒーさび病への抵抗性と生産性を背景に各国へ広まりました。

以前は「改良品種だから味は劣る」と語られることもありましたが、品種名だけで品質を判断することはできません。完熟チェリーの収穫、精製、乾燥、保管、焙煎まで丁寧に行われれば、高品質なカップになります。

Typica|伝統品種だが「希少=おいしい」ではない

Typica(ティピカ)は、Arabicaの歴史を語るうえで重要な品種です。ラオスでもフランス統治時代から栽培されてきました。

現在はCatimorなどに比べると見つけにくく、品種指定のラオス・Typicaは飲み比べる価値があります。

ただし、「Typicaだから必ず高級」「原種に近いから必ずおいしい」という意味ではありません。産地、精製方法、焙煎度まで一緒に見ることが大切です。

Geisha|ラオスにも注目ロットが登場

「Geisha=パナマ」という印象がありますが、ラオスでもGeishaが栽培されています。

2022年に行われたラオス初のオンラインコーヒーオークションでは、ボロベン高原産Geishaが1kgあたり37.6米ドルで最高入札価格を記録しました。

ラオスは、Robusta中心の生産国から、高品質Arabicaでも評価を広げようとしている段階にあります。

 

高地で育つラオスRobustaも面白い

ラオスコーヒーで忘れてはいけないのがRobustaです。

Lao Coffee Associationによる2023年の加盟企業輸出量では、Arabicaが39%、Robustaが61%。現在もRobustaの比率が大きくなっています。

特徴的なのは、ボロベン高原ではRobustaが標高約800mでも栽培されていることです。一般に低地栽培のイメージが強いRobustaですが、ラオスでは高原の環境を活かした品質向上も進められています。

2025年のLao Green Coffee Competitionでは、Robustaカテゴリー1位が85.98点を獲得しました。

ラオスはArabicaだけでなく、高品質Robustaまで比較できる産地として見ると、さらに面白くなります。

 

ラオスコーヒーの収穫時期|Arabicaは秋から冬

旧い情報では、ラオスのArabicaを「3~5月収穫」とする説明も見られますが、現在のLao Coffee Associationでは次の時期が案内されています。

種類 主な収穫時期
Arabica 10月~1月ごろ
Robusta 12月~2月ごろ

※スマホの方は横にスクロールできます。地域・標高・その年の気候によって前後します。

品質を重視する農家では、チェリーの熟し具合に合わせて複数回に分けて手摘みします。Lao Coffee Associationでは、1シーズンに3回程度の選択収穫を行う例を紹介しています。

 

精製方法|WashedだけでなくNatural・Honeyも

ラオスの高品質ArabicaではWashed(水洗式)が重要ですが、現在はNatural、Honey、さらに発酵工程を工夫したロットまで幅が広がっています。

精製方法 楽しみやすい特徴
Washed クリーン、柑橘、ナッツ、チョコレート
Honey 丸みのある甘み、果実感、やわらかな口当たり
Natural ベリー、熟した果実、黒糖、シロップ系の甘み
Experimental 発酵条件によって個性的な香味が現れる場合がある

※スマホの方は横にスクロールできます。味わいは品種・産地・焙煎によっても変わります。

初めてならWashed、果実感や甘みを強く楽しみたいならNaturalやHoneyという選び方が分かりやすいでしょう。

 

2025年品評会から見るラオスコーヒーの現在

ラオスでは、品質向上を目的にコーヒー品評会や精製・官能評価の研修も行われています。

2025年5月にボロベン高原で開催されたLao Green Coffee Competitionには約80サンプルが出品され、ArabicaとRobustaの両カテゴリーが審査されました。

カテゴリー 1位 スコア
Arabica Nambeng Coffee Cooperative 87.68
Robusta Bolaven Story Coffee 85.98

※2025 Lao Green Coffee Competitionの結果。

さらに、Washed系だけでなく、Naturalや発酵を工夫したプロセスなども出品されています。

現在のラオスは「量を作る産地」だけではなく、品種や精製方法の違いまで評価される産地へ広がっていることが分かります。

 

ラオスコーヒーの等級|G1は「味の1位」ではない

G1は味の順位ではない

以前は「ラオスには共通の等級がない」と説明されることも多くありました。

現在の生豆流通を見ると、Grade 1(G1)などのグレード、Screen Size、欠点数、含水率、密度、カッピングスコアなど、複数の情報を組み合わせて品質が示されています。

ただし、ここで注意したいのは、「G1」の具体的な条件がすべての商品・輸出契約で完全に同じとは限らないことです。

表示・指標 何を見るもの?
G1・G2など 生豆取引で使われるグレード。具体条件はロット・輸出者・取引規格も確認
Screen Size 生豆の大きさ
欠点数 黒豆、割れ、虫害など物理的欠点の状態
含水率・密度 生豆の状態を確認する指標
カッピングスコア 香り・味・酸味・甘み・後味などを官能評価した結果

※スマホの方は横にスクロールできます。

実際のG1商品を見ると分かりやすい

たとえば2025年に流通したPaksong産Typicaのあるロットでは、Grade 1、Screen 14+、0.4 defects/300gという詳細なスペックが公開されています。

これはG1商品が豆の選別状態まで確認できる一例ですが、この数値をそのまま「ラオス全国共通のG1定義」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。

ラオス豆を選ぶときのポイント

「G1だから買う」のではなく、G1+産地+品種+精製方法+焙煎度を見る。

スペシャルティロットなら、カッピングスコアやフレーバーノートも確認すると、さらに選びやすくなります。

 

ラオスコーヒーにおすすめの焙煎度

ラオスコーヒーは「中深煎りが正解」と固定する必要はありません。ArabicaかRobustaか、WashedかNaturalかによって適した方向が変わります。

タイプ 焙煎度の目安 楽しみやすい特徴
Bolaven Washed Arabica 中煎り~中深煎り 柑橘、ナッツ、チョコレート、甘み
Typica 中煎り前後 やさしい酸味、香り、甘み
Natural・Honey 浅め~中煎り 果実感、ベリー、黒糖、シロップ感
Robusta 中深煎り~深煎り カカオ、ナッツ、香ばしい苦味とコク

※スマホの方は横にスクロールできます。実際にはロットごとに適した焙煎度が異なります。

初めてならBolavenのWashed Arabicaを中煎り~中深煎りで試すと、ラオスのバランスのよさを確認しやすいでしょう。

 

ラオスコーヒーのおすすめの淹れ方

ラオスコーヒーをハンドドリップで淹れる

まずはハンドドリップ

BolavenのWashed ArabicaやTypicaなら、まずペーパードリップから試してみてください。

中挽きを基本に、普段使っているレシピから始めれば十分です。湯温を「ラオスだから88~90℃」などと固定せず、焙煎度や豆の状態、ドリッパーに合わせて調整します。

苦味や渋みが強すぎる場合は少し低め、薄く酸味だけが目立つ場合は挽き目や抽出時間も含めて調整するとよいでしょう。

品種や精製の違いを見るならフレンチプレス

Typica、Geisha、Naturalなど、豆が持つ香味や質感まで確認したいならフレンチプレスもおすすめです。

ペーパーフィルターを使わないため、コーヒーオイルを含めた質感やボディを感じやすくなります。

Robustaはミルクを合わせても楽しめる

中深煎り~深煎りのRobustaなら、濃いめに抽出して牛乳や練乳を合わせる方法もあります。

ただし、高品質Robustaなら最初から甘くするのではなく、まずブラックでナッツやカカオ系の風味を確認してからアレンジしてみるのも面白いでしょう。

 

ラオスコーヒーの選び方|産地・品種・精製を見る

こんな人 選び方の目安
まず王道のラオスを飲みたい Bolaven/Paksong+Washed Arabica
酸味が強すぎない豆がいい Arabica+中煎り~中深煎り
伝統品種を試したい Typica
華やかなロットを探したい Geisha・Javaなど品種指定
果実感を楽しみたい Natural・Honey
力強いコクが好き Robusta+中深煎り~深煎り
南部以外も飲んでみたい Luang Prabangなど北部産

※スマホの方は横にスクロールできます。

 

おすすめのラオスコーヒー3選

ここでは、同じラオスでも役割が重ならないように、「深煎り系で試す」「Typicaを飲む」「北部産を体験する」の3方向から紹介します。

1.深煎り系を手軽に試す|加藤珈琲店 ラオス パレス カフェ

酸味を抑えた中深煎りが好きなら、加藤珈琲店の「ラオス パレス カフェ」は現在も購入できます。

公式情報では、標高1,000~1,500mのラオス産コーヒーを使い、少し深めのFull City Roastに仕上げています。芳醇な香り、深いコク、エキゾチックで上品な後味を特徴としています。

購入前に知っておきたいこと

現在販売されている「ラオス パレス カフェ」は、ラオス産豆100%のシングルオリジンではなく、ラオス産とコロンビア産を組み合わせたブレンドです。

「純粋なラオスの産地個性を確認したい」という目的なら、次のTypicaや北部ラオス産を選ぶほうが分かりやすいでしょう。

\ ラオスを使った中深煎りブレンドを確認 /

2.品種で選ぶなら|ボロベン高原 Typica

ラオスの伝統的なArabica品種を飲んでみたいなら、Bolaven Plateau産Typicaを探してみてください。

現在もPaksong周辺ではTypicaのシングルバラエティが流通しており、WashedやHoneyなど複数の精製方法の商品を見つけることができます。

たとえば現在流通するボロベン高原・ダンサワン地区のTypica 100%には、標高1,300~1,400m、Honey精製と明記された商品もあります。

「ラオスはCatimorやRobustaだけではない」と実感するには、Typicaは面白い選択肢です。

\ ラオス産Typicaの現在価格を確認 /

※post_id="12763"は既存登録商品です。公開前に現在のリンク先・在庫・商品内容がラオス産Typicaになっているか確認してください。

3.北部の新しいラオスを飲む|坂ノ途中 ラオスの森コーヒー

ボロベン高原とは違うラオスを体験したいなら、「坂ノ途中 ラオスの森コーヒー」があります。

生産地はラオス北部。ルアンパバーン周辺の森林と共生しながら育てられたコーヒーで、現在の商品はWashed・中深煎りです。

公式では、栽培期間中は農薬・化学肥料を使わず、ビターチョコレートやきび砂糖を思わせる味わいと紹介されています。

ラオス南部のボロベン高原だけではなく、森林と農業を両立しようとする北部ラオスのコーヒーを知る意味でも興味深い商品です。

\ 北部ラオスの森コーヒーを確認 /


※価格・在庫・内容量・クロップ・品種・商品仕様などは変更される場合があります。購入前に販売ページで最新情報をご確認ください。

 

ラオスコーヒーについてよくある質問

ラオスコーヒーはどんな味ですか?

Washed Arabicaではチョコレートやナッツ、柑橘、ブラウンシュガーなどを思わせるバランス型が多くあります。

NaturalやHoneyでは熟した果実やベリー系の甘み、Robustaではカカオやナッツ、香ばしい苦味とコクを楽しめるものがあります。

ラオスで一番有名なコーヒー産地は?

ボロベン高原です。

Champasak、Sekong、Salavan、Attapeuの南部4県が現在の生産の約95.9%を占め、その中でもPaksongはラオスコーヒーを代表する地域としてよく知られています。

ArabicaとRobustaのどちらが多い?

現在もRobustaの割合が大きいと考えられます。

Lao Coffee Association加盟企業による2023年輸出量では、Arabicaが39%、Robustaが61%でした。ただし、これはその年の加盟企業の輸出実績なので、生産比率を永久に固定する数字ではありません。

ラオスコーヒーのG1とは?

G1は生豆取引で使われるグレード表示ですが、「味が一番おいしい」という意味ではありません。

実際の商品ではスクリーンサイズや欠点数など物理的な規格とセットで表示されます。具体条件はロットや取引規格によって確認してください。

Typicaはラオスで希少ですか?

現在のラオスArabicaではCatimorが重要な存在で、品種指定のTypicaはそれほど多くありません。

ただし、希少性と味の良さは別です。「Typica」の文字だけで判断せず、産地・精製・焙煎度も一緒に確認してください。

カルディでラオスコーヒーは買えますか?

カルディでは、時期によってラオス産を含む商品が販売されることがありますが、ラオスのシングルオリジンが常時販売されているとは限りません。

商品は入れ替わるため、購入時にパッケージやオンラインストアの生豆生産国を確認してください。

ラオスの森コーヒーとは?

坂ノ途中が販売しているラオス北部産のコーヒーです。

森林を残しながらコーヒーを育て、農家の収入につなげるアグロフォレストリーの取り組みから生まれました。現在の商品は中深煎りで、ビターチョコレートやきび砂糖を思わせる味わいとされています。

ラオスでは練乳を入れてコーヒーを飲むの?

ラオスを含む東南アジアでは、濃く抽出したコーヒーに砂糖や練乳を合わせる飲み方も見られます。

ただし、ラオスコーヒー=必ず練乳を入れるものではありません。高品質なArabicaやRobustaなら、まずブラックで香味を確認してから好みに合わせてアレンジしてみてください。

 

ラオスは「素朴でマイルド」だけではない

ラオスのコーヒー小屋

ラオスコーヒーは、以前のように「素朴でマイルドな東南アジアのコーヒー」と一言では説明できなくなっています。

南部ボロベン高原ではCatimorやTypicaを使ったWashed Arabica、高地Robusta、Geishaなど多彩なコーヒーが生産されています。

さらに北部ルアンパバーンなどでは、森を残しながらArabicaを育てる新しい取り組みも進んでいます。

初めてなら、

  • Bolaven/PaksongのWashed Arabica
  • 中煎り~中深煎り

から始めると特徴をつかみやすいでしょう。

そのあとTypica、Natural・Honey、北部産地、高品質Robustaへ広げていけば、同じラオスでもかなり違うコーヒーに出会えます。

「ラオス産」という国名だけで選ぶのではなく、産地・品種・精製方法まで見て選べるようになったことこそ、現在のラオスコーヒーの面白さです。

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