
デロンギの全自動コーヒーマシンを見ていると、次に迷いやすいのが「マグニフィカ スタート」と「マグニフィカS スマート」、結局どっちがいいの?」というポイントです。
どちらも豆から挽きたて・淹れたてのコーヒーを楽しめる全自動ですが、実際に比べると、選び方の軸はかなりはっきりしています。
結論からいうと、できるだけわかりやすく始めたいならマグニフィカ スタート、見た目の高級感や定番らしい操作感、手動ミルクの作り分けまで含めて少し上を取りたいならマグニフィカS スマートです。
この記事では、マグニフィカ スタート ECAM22020BとマグニフィカS スマート ECAM25023SBの違いを、操作性、ブラック系メニュー、豆量調整、ミルクの扱い、サイズ、価格感、向いている人で整理していきます。
先に結論
- わかりやすさ重視ならマグニフィカ スタート
- 見た目の高級感と定番感を重視するならマグニフィカS スマート
- どちらも自動ミルクではないので、ボタン一つでラテを作りたい人は別機種を見たほうがいい
- 迷ったらスタート、価格差に納得できてデザインや手動ミルクの扱いやすさも欲しいならS スマートで考えると選びやすい
※この記事の比較は、マグニフィカ スタート ECAM22020BとマグニフィカS スマート ECAM25023SBを前提にしています。
INDEX
- 1 マグニフィカ スタートとS スマートの違いを比較表でチェック
- 2 いちばん大きな違いは「Touchで始めやすいスタート」か「見た目も定番感も強いS スマート」か
- 3 メニューの分かりやすさは、マグニフィカ スタートがやはり強い
- 4 豆量調整は「3段階で迷いにくいスタート」か「つまみで詰めるS スマート」か
- 5 ミルクはどちらも手動。ただし、S スマートのほうが「作り分け」はしやすい
- 6 S スマートを選ぶ理由は、実はデザインがかなり大きい
- 7 価格で選ぶなら、基本はスタート。ただし実売は差がかなり縮むことがある
- 8 お手入れの方向性は、この2台なら大きく変わらない
- 9 どっちがおすすめか
- 10 こんな人にはこっち
- 11 よくある質問
- 12 まとめ
マグニフィカ スタートとS スマートの違いを比較表でチェック

※価格は掲載時点で確認できた公式価格と実売価格の目安です。セールやポイント還元で変動します。
※表は横にスクロールできます。
| 比較項目 | マグニフィカ スタート | マグニフィカS スマート |
|---|---|---|
| 型番 | ECAM22020B | ECAM25023SB |
| 立ち位置 | 新しい入口モデル | 定番寄りの中堅モデル |
| 操作部 | Touch | Button & Dial |
| ブラック系メニューの見え方 | エスプレッソ / スペシャルティ / カフェ・ジャポーネを前面で選びやすい | カフェ・ジャポーネ / スペシャルティなど人気メニューを楽しめる |
| 豆量(濃さ)の調整 | 3段階で選びやすい | 豆量調整つまみで好みに寄せやすい |
| ミルクの扱い | 手動フロッサー | 手動フロッサー+フロス調整つまみ |
| デザイン | シンプルなブラック基調 | シルバーを基調としたスタイリッシュなデザイン |
| サイズ | 幅240×奥行440×高さ350mm | 幅238×奥行440×高さ350mm |
| 重量 | 8.9kg | 9.32kg |
| 水タンク容量 | 1.8L | 1.8L |
| カス受け容量 | 14回分 | 14回分 |
| ポンプ圧 | 最大15気圧 | 最大15気圧 |
| 公式価格の目安 | 97,800円 | 128,000円 |
| 実売価格の見え方 | 7万円台後半から見かけやすい | 7万円台後半まで下がることがあり、差がかなり縮む場面もある |
| 向いている人 | はじめての1台で迷いたくない人 | 見た目や操作感にも満足したい人 |


いちばん大きな違いは「Touchで始めやすいスタート」か「見た目も定番感も強いS スマート」か

この2台は、どちらも豆から挽いて抽出する全自動ですが、毎日触ったときの印象はかなり違います。
マグニフィカ スタートは、Touch操作と、エスプレッソ・スペシャルティ・カフェ・ジャポーネの3つを前面で選びやすい分かりやすさが魅力です。はじめて触る人でも迷いにくいです。
一方のS スマートは、Button & Dialとバックライト付きダイレクトボタンで、定番らしい操作感があります。さらに、シルバーを基調としたデザインなので、キッチン家電としての見映えまで含めて選びたい人にはこちらのほうが刺さりやすいです。
ブラック系の軸は実質かなり近く、差が出るのは見た目と操作感

この2台は、どちらもブラックコーヒー寄りの楽しみ方ができる全自動です。
スタートはエスプレッソ・スペシャルティ・カフェ・ジャポーネを前面で分かりやすく見せるタイプで、S スマートもカフェ・ジャポーネやスペシャルティなどの人気メニューを楽しめます。なので、この比較でブラック系メニューの方向性そのものに大きな差は出にくいと考えて大丈夫です。
そのうえで差が出るのは、メニュー数の多さというより、どれだけ直感的に選べるか、操作したときの感触が好みに合うか、見た目に満足できるかです。
メニューの分かりやすさは、マグニフィカ スタートがやはり強い

スタートの強みは、飲めるコーヒーが最初から見えやすいところです。
エスプレッソ・スペシャルティ・カフェ・ジャポーネの3つを前面で選べるので、「何が飲めるのか」がかなり直感的です。デロンギ全自動を初めて買う人には、この分かりやすさは大きなメリットです。
S スマートも人気メニューを楽しめますが、入り口としての分かりやすさでは、やはりスタートのほうが一歩前です。
デロンギ全体のシリーズ位置づけから見たい場合は、全体比較の親ハブも先に読むと整理しやすいです。
豆量調整は「3段階で迷いにくいスタート」か「つまみで詰めるS スマート」か

毎日使うときに意外と効いてくるのが、濃さの調整感です。
マグニフィカ スタートは、豆量を3段階から選べるので、かなり直感的です。今日は軽め、今日はしっかりめ、という感覚で使いやすいです。
一方のS スマートは、豆量調整つまみが用意されていて、Max/Minの間で好みに寄せやすい作りです。ざっくり3段階で済ませるより、少しずつ自分好みに詰めたい人にはこちらのほうが合います。
つまり、悩まず使いたいならスタート、細かく寄せたいならS スマートです。
設定や濃さ調整の考え方を先に整理したい方は、初心者向けの標準設定をまとめた記事も役立ちます。
ミルクはどちらも手動。ただし、S スマートのほうが「作り分け」はしやすい

ここが今回の比較でいちばん誤解しやすいところです。
まず前提として、どちらも自動ミルクではありません。どちらもミルクフロッサーを使って自分で泡立てるタイプです。なので、「ボタン一つでカフェラテまで自動で作ってほしい」という人向けではありません。
ただし、S スマートにはフロス調整つまみがあります。カプチーノ向けのふわふわ泡と、カフェラテ向けの温めミルク寄りの状態を切り替えやすいので、手動の中ではミルクの作り分けがしやすいのがメリットです。
つまり、どちらも手動ではあるものの、手動ミルクを少しでも失敗しにくくしたいならS スマートのほうが向いています。
とはいえ、自動ミルクのラクさまでは行かないので、毎日のようにラテをワンタッチで飲みたいなら、次のイーヴォ比較まで見たほうが後悔しにくいです。
「手動は面倒だから、もう少しラクにしたい」と感じるなら、マグニフィカS スマートとイーヴォの違い比較が次に役立ちます。
S スマートを選ぶ理由は、実はデザインがかなり大きい

S スマートの強みをひとことで言うなら、シルバーを基調としたスタイリッシュな見た目です。
スタートはシンプルなブラック基調で、良く言えばスッキリ、悪く言えば実用寄りです。いっぽうS スマートは、見た目の段階で「少し上のモデル感」があります。
キッチンに出しっぱなしで使う家電だからこそ、ここは意外と大事です。性能差だけならスタートで十分でも、見た目の満足感でS スマートを選ぶ理由はしっかりあります。
価格で選ぶなら、基本はスタート。ただし実売は差がかなり縮むことがある

この比較で最後の決め手になりやすいのは、やはり価格です。
公式掲載価格では、マグニフィカ スタートが97,800円、マグニフィカS スマートが128,000円で、差は小さくありません。
ただし、ネット通販ではこの差がそのまま出るとは限りません。実売ではS スマートが大きく値下がりして、価格差がかなり縮む場面があります。
そのため、基本は価格を抑えやすいスタートが有利ですが、実際の販売価格を見て差が小さいなら、S スマートのデザインや定番感まで含めて選ぶ理由が出てきます。
現在、S スマートがどれくらい値下がりしているかは一度チェックしておくのがおすすめです。


お手入れの方向性は、この2台なら大きく変わらない

最後に気になるのが、お手入れです。
スタートもS スマートも、どちらも豆挽きから抽出、内部洗浄まで全自動です。日々のカス捨てやトレイ洗浄などを前提に使う点も共通しています。
つまり、この2台の比較で「どっちのほうが掃除が劇的にラクか」を期待するより、毎日のメンテナンスの方向性はかなり近いと考えたほうが分かりやすいです。
差が出るのは、お手入れよりも操作感、見た目、価格差です。
どっちがおすすめか

最初の1台として失敗しにくいのは、マグニフィカ スタート

今から最初の1台を選ぶなら、やはりマグニフィカ スタートをおすすめしやすいです。
理由は、Touch操作、3つの分かりやすいメニュー、豆量3段階が、いまのデロンギ全自動の入口としてかなり整っているからです。
「まずは失敗しにくい1台がほしい」「どれを買えばいいか分からない」という人には、こちらのほうが入りやすいです。
S スマートを選ぶなら、デザインと定番感に魅力を感じるかがポイント

一方で、S スマートが中途半端かというと、そんなことはありません。
シルバーブラックの見た目、Button & Dial の定番感、そして手動ミルクの作り分けがしやすい点は、スタートにはない魅力です。
ただし、この比較では自動ミルクになるわけでも、ブラック系メニューが大きく増えるわけでもありません。だからこそ、価格差に納得できるかがかなり大事です。
こんな人にはこっち

マグニフィカ スタートがおすすめな人
- デロンギ全自動を初めて買う人
- どんなメニューが飲めるかを分かりやすく把握したい人
- タッチ操作のほうがしっくりくる人
- できるだけムダなく始めたい人
マグニフィカS スマートがおすすめな人
- シルバーブラックの見た目が好みの人
- Button & Dial の定番的な操作感が好きな人
- 手動ミルクも含めて少し上のモデル感がほしい人
- 実売価格を見て価格差に納得したうえで選びたい人
よくある質問

S スマートのほうがミルクに強いですか?
どちらも自動ミルクではありません。ただ、S スマートはフロス調整つまみがあるので、手動の中ではミルクの作り分けをしやすいです。ワンタッチでラテまで作りたいなら、この2台ではなく上位機種を見たほうが分かりやすいです。
どっちが初心者向きですか?
初心者向きなのはマグニフィカ スタートです。理由は、Touch操作と3つの分かりやすいメニューがかなり素直だからです。
どっちが安いですか?
基本はスタートのほうが安く見えやすいです。ただ、実売ではS スマートの価格がかなり下がって、差が縮むことがあります。最終判断は今の価格を見て決めるのがおすすめです。
掃除やお手入れはどちらがラクですか?
この2台の比較では、掃除の方向性は大きく変わりません。どちらも内部洗浄まで全自動で、日々のメンテナンスを前提にしたモデルです。
まとめ

マグニフィカ スタートとマグニフィカS スマートの違いをひとことで言うなら、Touchで始めやすいのがスタート、シルバーブラックの高級感と定番感を取りにいくのがS スマートです。
スタートは、わかりやすさと価格の素直さが強みです。S スマートは、見た目の満足感、Button & Dial の操作感、手動ミルクの作り分けがしやすい点が魅力です。
どちらも自動ミルクではなく、ブラック系メニューの軸も大きくは変わりません。だからこそ、ここではミルクのラクさよりも、操作のわかりやすさ、見た目、価格差で選ぶほうが失敗しにくいです。
- 全体のシリーズ位置づけから見たいなら:デロンギ全自動コーヒーマシン比較の親ハブを見る
- 自動ミルクまで含めて次を見たいなら:マグニフィカS スマートとイーヴォの違いを見る
- もっとベーシックな定番機との違いを整理したいなら:マグニフィカ スタートとマグニフィカSの違いを見る





































