セラミックフィルターで淹れたドリップコーヒーは、まろやかで雑味の少ないコーヒーに仕上がります。
自宅で本格的なコーヒーが簡単に淹れられるので、ドリップコーヒーをこだわる方に人気のアイテムです。
そんなセラミックフィルターは、繰り返し使えるのでお手入れを行う必要があります。
毎日のお手入れ方法と定期メンテナンス方法を紹介します。
セラミックフィルターを持っている方、購入をためらっている方は参考にしてください。
INDEX
セラミックフィルターのコーヒー粉の捨て方
ペーパーフィルターであれば、フィルターごと生ごみに捨てれます。
ですが、セラミックフィルターは、繰り返し使うのでコーヒー豆だけを捨てる必要があります。
- シンクのゴミ受けに流す。
目の細かいネットを使うと、コーヒーの粉が排水溝に流れずに処理できます。
また、三角コーナーでも良いですね。 - ジョウゴの中にガーゼを敷き、その中に使用済みコーヒー粉を入れる。
- ザルにキッチンペーパーを敷いて、その中にコーヒー粉を入れる。
捨て方は、様々です。
試してみて、やりやすい方法で捨てて下さいね。
他にも、使用済みのコーヒー粉は再利用できます。
コーヒー粉の再利用方法
コーヒー粉を自然乾燥させて、フタのない容器に入れておくと脱臭剤になります。
また、玄関とかベランダ部所のフローリングを磨くとフローリングに艶も出るし、最高の掃除用品になりますよ!
自宅に観葉植物があるなら、肥料にもなります。
もちろん、家庭菜園やお庭の花にもおすすめです。
ただ捨てるのでは勿体ないので、ぜひ活用して下さいね。
セラミックフィルターのお手入れ方法
セラミックフィルターは、基本的に水洗い(お湯洗い)でOK!
普段は、コーヒー粉を捨ててから、サッと水洗い(お湯洗い)しましょう。
お湯で洗うと油分も流れるので、さらに良いです。
フィルターの目詰まりが起きていないか、チェックしてくださいね。
簡単にお手入れできるのは、嬉しいですね。
セラミックフィルターの定期メンテナンスの方法とタイミング
セラミックフィルターは、使い続けると目詰まりを起こします。
使用しているうちに、コーヒーの抽出時間が長くなったり、お湯に対して抽出量が少ないと目詰まりの可能性があります。
その目詰まりを解消するために、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンス方法は2つあります。
- 煮沸
- 焼成(しょうせい)
1つずつ詳しく紹介しますね。
定期メンテナンス方法~煮沸
メンテナンス時期:月1回
- お鍋にたっぷりの熱湯を用意します。
重曹または、ベーキングパウダーをスプーン2杯入れます。 - 10~20分ほど、煮沸します。
- お湯が冷めたら、取り出してぬるま湯でしっかり洗い、重曹(ベーキングパウダー)を落とします。
その後、自然乾燥させます。
- セラミックフィルターは、円錐の形をしています。
フィルターの口を上にして、お鍋に入れましょう。 - 急速冷凍すると、セラミックフィルターが割れる恐れがあるので、ゆっくり冷ましましょう。
定期メンテナンス方法~焼成(しょうせい)
メンテナンス時期:年1回or煮沸で目詰まりが解消されないとき
- コンロの上に網を用意します。
- セラミックフィルターの口を上にして、網の上に置き弱火~中火で約10分ほど素焼きします。
トングなどを使用して、まんべんなく焼きましょう。 - 火を止めて、約1時間ほど自然に冷ましてから、水または、ぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。
- 焼成後のフィルターは、とても高温です。
必ず、冷ましてから触りましょう。 - 急速に冷やしたり、加熱すると割れる恐れがあります。
- 焼成を行うときは、必ず乾いた状態で行いましょう。
内部に水分が残っていると、加熱時に膨張して割れる恐れがあります。
セラミックフィルターを初めて使う場合
念願のセラミックフィルターを手に入れたら、コーヒーをすぐに淹れたいですよね。
でも、その前にひとつ必要な手順ががります。
それは、湯通しです。
湯どおしとは、フィルターに十分な熱湯を注ぎ、お湯だけをろ過することです。
湯通しをすることで抽出スピードが大きく変わります。
ぜひ、湯通ししてからセラミックフィルターを使ってくださいね。
まとめ
セラミックフィルターのお手入れ方法と定期メンテナンス方法を紹介しました。
セラミックフィルターは、コーヒーオイルも抽出できるので、よりマイルドで雑味の少なく美味しいコーヒーを淹れることが出来ます。
ですが、お手入れをしないと目詰まりを起こします。
普段は簡単な水洗い(お湯洗い)で大丈夫ですが、時間のあるときにゆっくりメンテナンスしてあげてください。
毎日のお手入れだけでなく、定期メンテナンスをきちんと行うことで、半永久的に使えますよ!