コーヒープレスやコーヒープランジャーとも呼ばれるフレンチプレス。
これまで日本では紅茶の道具としてのイメージが強かったですが、コーヒーの特徴をダイレクトに抽出できるのでスターバックスコーヒーなどコーヒー専門店でも採用され、近年注目度が高くなっています。
中には「フレンチプレスを購入してみたいけど、どれがおすすめなのかよくわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では…
- フレンチプレスの選び方とは?
- おすすめのフレンチプレスはどれ?
- フレンチプレスを選ぶ時に注意することは?
といった疑問にお答えします。
これからフレンチプレス使ってコーヒーを楽しみたいと思っている方は、自分にピッタリの抽出器具を見つけるのにお役立て下さい。
フレンチプレスの選び方とは?
様々なメーカーからいろいろなフレンチプレスが発売されているので、意外と選ぶ際に迷ってしまう方が多いです。
そして使い方に合っていないフレンチプレスを選ぶと、使いにくかったり、美味しくコーヒーがいれられなかったりするので、選び方を確認してライフスタイルに合ったものを選びましょう。
1.フレンチプレスのサイズを確認
「とりあえず大きいサイズを選んでおけばお客さんが来ても安心…」なんて選びがちですよね。
ただし、コーヒーの抽出器具全般に言えることですが、フレンチプレスの“大は小を兼ね”ません。
例えば大きなサイズのフレンチプレスで1,2杯分のコーヒーを抽出しようとすると、プランジャーが下まで届かないので、抽出液がしっかり出てこず、おいしいコーヒーがいれられません。
普段使用するのに合わせて適切な量の商品を選ぶことが重要です。
フレンチプレスのサイズ
- 1~2杯 350mlサイズ
- 3~4杯 500mlサイズ
2.フレンチプレスの部品交換があるメーカー品を選ぶ
フレンチプレスの抽出には金属製のメッシュフィルターが使われていますが、実は消耗品です。
使用頻度や使い方にもよりますが、大体半年から1年くらいでだんだんとメッシュフィルターに隙間ができて微粉が多くなったりして、安定したコーヒーがいれられなくなります。
ただし、しっかりしたブランドのフレンチプレスであれば、アフターパーツとしてメッシュフィルターだけで購入が可能なので、交換するだけで新品のような使い心地に戻ります。
無名ブランドの製品より商品価格は高いかもしれませんが、メッシュフィルターを交換しながら使えることを考えると、長い目で見れば決して高くありません。
おすすめのフレンチプレスのブランド
ボダム(BODUM)
1944年創業のデンマーク生まれのキッチンウェアブランドです。
フレンチプレスを語る上では外せないブランドで、 “シンプルで美しいデザインと機能性” をコンセプトにした高いデザイン性が特徴で世界中のデザイン賞を数多く受賞しています。
スペアパーツが部品単位で購入できるので、パーツを交換しながら長く愛用できます。1万円以上する高級モデルもありますが、3,000円前後で購入できるリーズナブルなものもあります。
ハリオ(HARIO)
日本で唯一の自社工場で耐熱ガラスを使用したフレンチプレスを作成しているのがハリオです。
日本製ならではの繊細なデザインが特徴で、カフェなどでもよく採用されています。
こちらもスペアパーツがしっかり揃っているので、長く愛用できます。
おすすめのフレンチプレスランキング7選!
では、数あるフレンチプレスの中でも特におすすめの商品をランキング形式で見ていきましょう。
7位:メリタ MJF-1701
世界的コーヒー用品ブランドであるメリタのフレンチプレス。
しっかりとしたブランドのフレンチプレスながら、2,500円までで購入可能と抜群のコストパフォーマンスが魅力。
交換用のアフターパーツもしっかり揃っています。フレンチプレスのコーヒーを自宅でも試してみたいという方におすすめの商品です。
メリタ MJF-1701の口コミ
網とガラス面がしっかりと接面しておりコーヒー豆や茶葉が漏れることがありません。
購入してよかったです。
ただ、少し洗うのに気を遣います。
薄い耐熱ガラスなので、洗う時は優しくしないと割れそうな感じです。
それ以外は部品もまとまっていて洗いやすく、履きやすいので問題ないかと。
ちなみに価格が高くなりますが、耐久性に優れたステンレスフレームを採用したプレミアムモデルであるMJF-1702もあります。
6位:ボダム シャンボード(CHAMBORD)シリーズ
スターバックスでも採用されてることから見かけたことのある方も多いボダムのシャンボードシリーズ。
1950年代にヨーロッパで広まったフレンチプレスの初代モデルをイメージして作られているので、どことなくレトロでクラシカルな雰囲気も楽しめます。飽きのこないずっと使いたくなるようなシンプルな魅力があります。
スターバックスコーヒーをはじめ、数多くのコーヒーショップに選ばれている商品です。
ボダム シャンボード(CHAMBORD)シリーズの口コミ
お湯入れて4分放置でOKなので、雑な私でも安定した味が出せました。
個人的にはドリップより好きです。
お湯は2回に分けて注ぐという説明を多く見ますが、私は1回派です。
好みの問題だと思うので、好きな回数探すのが良いと思います。
プレスコーヒーの特徴を含むデメリットは
①澱が多い
プレスコーヒーの特徴と割り切っています。洗う時に金網が歪むと増えるのでご注意を。
②フレームとビーカーの締め付けが少し緩い
淹れるときは問題ないですが、洗う時落としそうで怖いです。普通にすっぽ抜けます。
③後片付けが面倒
コーヒーオイルをちゃんと除去しないと次回の味が変わるので、これが少々手間。
洗う時はお水でなくお湯を使うことをお勧めします。
特に①と③はプレスコーヒーの特徴なので、これが面倒だという方は、購入を止めた方が良いです。
5位:ボダム コロンビア(COLUMBIA)シリーズ
ボダムの数多くラインナップされているフレンチプレスの中でもフラッグシップモデルであり、最上級シリーズであるコロンビア。
重厚な鏡面仕上げの18-8ステンレスを使用して、雫を思わせるような楕円形のフォルムが特徴的です。
ステンレスは2重構造になっているため、プレスした後のコーヒーは1時間位は飲み頃をキープできます。決して安くはありませんが、ずっと使えるフレンチプレスを自分や特別な人へ贈ってみるのはいかがでしょうか。
ボダム コロンビアの口コミ
お湯もたっぷり入るし、コーヒーも美味しいです。
食洗機に入れられるのもありがたいし、なんせ割れないのがいいですね〜。
気に入って使ってます。扱い方も簡単だと思います。おすすめです。
粗挽きの豆用意まだでしたが,、早く飲んでみたく、いつもドリップに使っている中挽きの豆を詰まらないようにお茶パックに入れて淹れてみました。
まろやかになりおいしいです。
驚きました。ドリップが面倒になり、購入したので楽になるだけだと思っていたのですが、同じ豆を挽き方と入れ方変えるだけで今後おいしいコーヒーが飲めます。
ステイリッシュですしとても満足。
購入してよかった!
4位:ボダム アイリーン(EILEEN)シリーズ
アイルランドの人気デザイナーであるアイリーン・グレイがデザインしたシリーズのフレンチプレス。
コーヒーメーカーには見えない独特のデザインはインテリアとしてもおすすめです。ダイニングテーブルの上に置くだけでオブジェのような美しさがあります。
ボダム アイリーンの口コミ
簡単においしいコーヒーが飲めてフレンチプレスにしてよかったです。
デザインもすてきなのでそのままテーブルに出せますし、家のどこにでも持って行けます。
お手入れが大変あなのかと思いましたが、中のガラスのビーカーも外せるので洗うこともできて思っていたより簡単でした。
問題なのは日本語の説明書が無い為自分流に納得して美味しく飲む迄に時間が掛かります。
結果的にはコーヒー豆を粗挽のみを使用する事で解決。
コーヒー好きには待つ間の香も大切なので、今回の商品ははカップに注ぐまで香が立たないので、会社等で使用するには最高と思います。
(中がビーカーなのでコーヒーの処理が簡単)
3位:ボダム ブラジル(BRAZIL)シリーズ
ボダムのフレンチプレスの中でも、リーズナブルなのが嬉しいブラジルシリーズ。
ボダムのフレンチプレスメーカーとしての機能性はそのままに、無駄な装飾を省くことでお求め安い価格を実現しています。
落ち着いたカラーバリエーションが多いボダムですが、ブラジルシリーズは豊富なカラーバリエーションの中から選べるのも魅力の一つです。
ボダム ブラジルの口コミ
昨日、コーヒープレスで美味しく淹れる方法を知り、その方法で淹れてみたら超簡単で美味しかったです!
コツは、絶対にかき混ぜないこと!!
粉が中で踊らないように2段階に分けて優しく注ぎ、3~4分待ってやさしくプッシュすることで酸味のある豆もそれは美味しく仕上がりますよ♪
ちなみにプレス用は中挽きくらいがちょうどよいかと思います。
細かいと粉が網を通ってしまいますし、苦みが出やすいです。
インストラクションには、まぜるように書いてありますが、他の方々もおっしゃっているように混ぜずに4分待ち、プラスするととても美味しいです!
濃い目のコーヒーが楽しめます。(コーヒーの量で濃さは多少調整可能だと思います)
フランス人の知り合いが邪道かもしれないけど、と、二杯目もお湯を足していれていたのを思い出し、いれてみました。
二杯目は若干濃さが薄まるので、わたしは一杯目はエスプレッソ的な濃い味で楽しむか、カプチーノやラテにしたり、ピスタチオでアレンジして楽しみ、二杯目はブラックでいただいています。
ちょうどよいサイズ感で美味しいコーヒーが飲めるのでとても満足しています。
2位:ボダム ケニヤ(KENYA)シリーズ
ボダムと聞いて多くの方が思い浮かべるのがケニヤシリーズです。
ボダムらしいシンプルモダンなデザインで世界中に根強いファンが多く、男性女性問わず使いやすいのでギフトにもよく選ばれています。
分量を守って、お湯を入れて、4分間待つだけでプロがいれたような本当においしいコーヒーを作るボダムのこだわりが詰まったフレンチプレスコーヒーメーカーです。
値段も手頃なため、はじめてのフレンチプレスをボダムの中で選ぶならば、ケニヤシリーズを選んでおけば間違いないでしょう。
ボダム ケニヤの口コミ
いろいろ調べてみたところ、この器具は紅茶用の器具だと思っていましたが、実はコーヒー用に作られたもので、コーヒーの油分が程よくコクとして出てくるのでおいしいらしいです。
納得の美味しさです!!
を購入しました。
コーヒー豆の旨味成分を余すことなく抽出してくれます。
今までのコーヒーは何だつたのかと思えるほど、 ヨーロッパの抽出器具のすばらしさを感じます。
後片付けもお湯で流す程度で、それほど手間はかかりません。
せっかくの香りがダメになるので、コーヒー以外の使用は止めておいた方が良いでしょう。
1位:ハリオ カフェプレスウッドCPSW-2-OV
蓋やツマミ、ハンドルがオリーブウッドで作られたカフェプレス・ウッド。
透き通った日本製の耐熱ガラスと見た目の相性は抜群で、コーヒーができあがるのを待つ4分間がゆったりと贅沢に過ごせる落ち着いたフレンチプレスです。
天然の木材が使用されているフレンチプレスは数少ないため、自然派レストランやカフェでもよく採用されています。
日本ブランドのフレンチプレスということで、交換用パーツも購入しやすく、長く愛用しやすいフレンチプレスです。
ハリオ カフェプレスウッドCPSW-2-OVの口コミ
機能的には数ある他のものと何ら変わらないけど秀逸な外観が際立つ。
これで淹れたコーヒー、紅茶はより一層美味に感じるのがデザインの力か。気に入ったあまりもう一つ購入し、コーヒー好きの友人に贈ってしまった。
毎朝コレで淹れるコーヒーが楽しみ。分解して洗うのも全く苦にならないです。
おすすめのフレンチプレスで最高の1杯を!
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フレンチプレスでコーヒーをもっとダイレクトに楽しもう
フレンチプレスはコーヒーの専門家達がテイスティングするのにも採用される抽出方法。豆の特徴をダイレクトに生かした抽出が可能です。
それでいて抽出の難易度は決して高くなく、基本的な方法さえ覚えてしまえば、誰でもおいしいコーヒーが入れられるのが魅力です。
今回のランキングを参考にしながら、自分にピッタリのフレンチプレスを見つけて、コーヒーの楽しみ方をもっと広げましょう。