暑くなる日に飲みたくなるコーヒーと言えばやっぱりアイスコーヒーですよね。
でも自宅でアイスコーヒーを作ってみたら「味が薄い…」「喫茶店みたいなアイスコーヒーの味にならない…」なんて経験のある方も多いのではないでしょうか。
実は、フレンチプレスを使えば、ペーパードリップとは一味違うアイスコーヒーが自宅でも簡単に作れるんです。
アイスコーヒーをフレンチプレスで作る方法とコーヒー粉や水の分量をまとめて紹介します。
INDEX
フレンチプレスを使ったアイスコーヒーの作り方
今回はフレンチプレスを使ってできる急冷式と水出し式の2種類の作り方をご紹介ます。
フレンチプレスはメッシュフィルターでコーヒーを抽出するので、コーヒー豆に含まれるオイルまでしっかり生かした濃厚でコクのあるアイスコーヒーが楽しめます。
基本、アイスコーヒーには深煎りの豆が使われますが、意外とフレンチプレスを使うと中煎りの豆でもおいしいアイスコーヒーができます。
今自宅にある豆を使って試してみましょう。
フレンチプレスを使った急冷式アイスコーヒーの作り方
フレンチプレスで作ったホットコーヒーを氷に注いで冷やして作る急冷式のアイスコーヒー。
飲みたいときに簡単に作れる手軽さが魅力です。
フレンチプレスのメッシュフィルターでコーヒーを濾すため、普段ペーパーフィルターだと抽出できないオイル分までしっかり生かしたコクのあるコーヒーが作れます。
- コーヒー豆(中粗挽き) 20g
- お湯 200ml
- 氷 100g(コーヒーサーバー用)
- 氷 適量(グラス用)
急冷式アイスコーヒーのレシピ
- コーヒー豆を量を計ってミルで挽く
アイスコーヒー用だと深煎りの豆を用意するのが一般的ですが、とりあえずは普段使っているコーヒー豆でも大丈夫です。
豆を挽く時には、フレンチプレスに合わせて中粗挽きにします。 - フレンチプレスにお湯を注ぐ
お湯の量は普段より少ないですが、コーヒー豆全体にかかるようにお湯を半分ほど注いだら30秒間蒸らします。
お湯を注ぎ始めたら4分間のタイマーをスタートさせるのも忘れないように。
蒸らしが終わったら、残りのお湯も注ぎます。 - 氷のセット
4分間の抽出を待っている間に、氷をサーバーに準備しておきましょう。 - サーバーにコーヒーを注いで急冷
抽出が完了したら、プランジャーを下ろして、出来上がったコーヒーをサーバーに注ぎます。
この時にゆっくりとコーヒーを注いで、氷で急冷するのがポイントです。
一気に冷やすことでアイスコーヒーが引き締まった味わいになります。 - かき混ぜて氷を溶かしきる
コーヒーを注ぎきったら、マドラーなどでかき混ぜて、中の氷を溶かしきります。 - カップに注いで完成
氷を入れたグラスにコーヒーを注いだらアイスコーヒーの完成です。
フレンチプレスを使った水出し式アイスコーヒーの作り方
水でじっくりと時間をかけて抽出するため熱による酸化を防いで、豆本来の風味をそのままに引き出して楽しめるのが魅力の水出しコーヒー。
セットして出来上がるまでに時間がかかってしまうのがデメリットですが、急冷式では味わえない水出しコーヒーならではの濃厚な甘みが引き出せます。
大きな水出しコーヒー用のポットで作るのが一般的ですが、フレンチプレスを使えば1,2杯分の水出しアイスコーヒーが簡単に作れます。
- コーヒー豆 23g(中挽き)
- 水 330ml
- 氷 適量(グラス用)
*コーヒー豆が新しいとよく膨らんで、350mlの水を注ぐとあふれることがあるため330mlにしてあります。
水出し式アイスコーヒーのレシピ
- 挽きたての豆をフレンチプレスに入れる
フレンチプレスは少し粗めの豆を使うことが多いですが、水出しの場合は中挽きがおすすめです。 - フレンチプレスに水を半分注ぐ
使用する水は浄水器を通したお水かミネラルウォーターを使うようにしましょう。
最初にコーヒーの粉と水をなじませるために、半分だけ水を注ぎます。 - マドラーで混ぜる
水を注ぐだけだと粉が浮いてきてしまうので、マドラーなどを使ってコーヒーの粉と水を軽くかき混ぜてしっかりなじませます。 - 水を注いで準備完了
残りの水を注いでプランジャーを取り付けたら、水出しコーヒーの準備は完了です。 - 常温で8時間、冷蔵庫で12時間で完成
あとは時間が経てば豆本来の甘みを引き出した水出しコーヒーができあがります。
注意!
実はコーヒー豆はニオイを吸着する作用がかなり高いです。
冷蔵庫で食料品と一緒に入れておくと、フレンチプレスの蓋の隙間から冷蔵庫内の空気を吸着して香りが失われてしまうことも…。
冷蔵庫内で水出しアイスコーヒーを作るなら、ラップをかけてニオイが移らないようにすることもできます。
フレンチプレスで作ったアイスコーヒーの特徴
フレンチプレスを使った2通りのアイスコーヒーの作り方をご紹介しました。
それぞれの抽出方法でできるアイスコーヒーの特徴をおさらいしておきましょう。
- フレンチプレスの急冷式アイスコーヒー…スッキリとしつつもコーヒーオイルでコクのある味わい
- フレンチプレスの水出し式アイスコーヒー…甘みとコクが広がる濃厚な味わい
時間があるならおすすめはやはりフレンチプレスで作る水出し式のアイスコーヒーです。
フレンチプレスで作った水出しアイスコーヒーはそのまま飲んでも最高ですが、牛乳を入れてカフェオレにしても濃厚な味わいで絶品です。
自宅にある豆を使ってフレンチプレスで作るアイスコーヒーの魅力に気づいたら、ぜひアイスコーヒー用の豆も使ってみましょう。
サードウェーブ系の専門店のような、さらにしっかりとした味わいのアイスコーヒーが楽しめます。
澤井珈琲の焼き立てアイスブレンド
NO.1
アイスコーヒー中毒で、今までたくさんのショップさんのコーヒーを注文しては飲み比べてきました。
もうこちらのお店以外のは飲めません。
ホントに絶品です。
ブラックで飲んでも、砂糖ミルクを入れて飲んでもどちらでも美味しい!
最近は、牛乳を3分の1入れて、ノンシュガーカフェオレにハマっているのですが、カフェオレにしてもしっかりコーヒーが感じられます。
超オススメです。
暑い日にはフレンチプレスで絶品アイスコーヒー!
フレンチプレスを使えば自宅でカフェのようなコクのあるアイスコーヒーが簡単に作れます。
急にアイスコーヒーが飲みたくなった時には急冷式で、本格的なアイスコーヒーが飲みたい時には水出し式でアイスコーヒー作りにチャレンジしましょう。
暑い日にはキンキンに冷やしたアイスコーヒーが最高です。グビグビいただきましょう。