※最終確認日:2026年6月25日
この記事では、メーカー・販売元が公式に公開している情報を優先して、コーヒーのカフェイン量を比べます。
メニューや商品の入れ替え、規格変更によって数値が変わることがあるため、購入前には各社の最新情報も確認してください。
「スタバのベンティはどれくらい?」
「コンビニコーヒーならどれが多い?」
「缶コーヒーやペットボトルは1本飲んでも大丈夫?」
と、カフェイン量が気になることがありますよね。
ただし、カフェイン量は容器の大きさ・商品・抽出方法で大きく変わります。
さらに、スターバックスのようにサイズやカスタマイズによって数値が変わる店もあるため、すべてを一列に並べた「総合1位」を決めるのは正確ではありません。
先に結論
- 家庭でいれるレギュラーコーヒーは、150mLで約90mgが目安
- セブンカフェは、公式に1杯当たりのカフェイン量を公開している
- スタバは商品・サイズ・カスタムで変わるため、注文前に公式の栄養成分ページを見るのが確実
- 缶・ペットボトルは、1本当たり200mgを超える商品もあるため、容量だけで判断しない
カフェインを控えたい方へ
妊娠中・授乳中・妊娠を予定している方、子ども、カフェインに敏感な方、カフェインを含む医薬品を服用している方は、自己判断で多く飲まず、医師または薬剤師に相談してください。動悸、手の震え、不眠、強い不安感、吐き気などがあるときも、摂取を控えましょう。
INDEX
コーヒーのカフェイン量は「1杯・1本当たり」で見る

同じブラックコーヒーでも、185g缶と500mLペットボトルでは、飲み切ったときのカフェイン量が大きく変わります。
比較するときは、次の2つを分けて見ましょう。
- 1杯・1本当たりの量:飲み切ったときに摂るカフェイン量
- 100mL・100g当たりの量:飲み物自体のカフェイン濃度の目安
眠気対策などで量を気にする場合は、まず1杯・1本当たりの量を確認するのがわかりやすいです。
家庭で飲むコーヒーのカフェイン量
厚生労働省が紹介している食品中のカフェイン量では、レギュラーコーヒーは100mL当たり60mgが目安です。
これはコーヒー粉10gを熱湯150mLで抽出した場合の数値とされています。
| 種類 | 基準・条件 | カフェイン量の目安 |
|---|---|---|
| レギュラーコーヒー | 150mL | 約90mg |
| レギュラーコーヒー | 200mL | 約120mg |
| インスタントコーヒー | 粉末2gを使用した1杯 | 約80mg |
エスプレッソは「濃いから必ずカフェインが多い」とは限りません。
1杯の量やショット数、豆、抽出レシピで変わるため、濃さの印象だけで判断しないことが大切です。
スタバでカフェイン量が多い定番メニュー
スターバックスでは、同じメニューでもサイズによってカフェイン量が変わります。
カフェイン量を比べるときは、甘さやミルクの量だけでなく、コーヒーをそのまま使うメニューか、エスプレッソを何ショット使うメニューかを見るのがポイントです。
スタバでカフェイン量が多めになりやすい定番は、ドリップコーヒー、カフェ アメリカーノ、コールドブリュー コーヒーです。
特にドリップコーヒーは、同じサイズで比べるとラテ系よりカフェイン量が多くなりやすいメニューです。

大きいサイズでカフェイン量が多い定番メニュー
| メニュー | サイズ | カフェイン量の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ドリップ コーヒー | Venti | 約430mg | 定番メニューでは特に多め。ブラックでしっかりコーヒーを飲みたい人向き |
| ドリップ コーヒー | Grande | 約345mg | 大きめサイズでも、1杯でカフェイン量が多くなりやすい |
| カフェ アメリカーノ | Venti | 約300mg | エスプレッソをお湯で割った、すっきり飲みやすいブラックコーヒー |
| コールドブリュー コーヒー | Venti | 約235mg | 暑い時期に飲みやすいが、大きいサイズではカフェイン量も増える |
| スターバックス ラテ | Venti | 約225mg | ミルク入りでも、ベンティサイズでは200mgを超える目安 |
| カフェ モカ・キャラメル マキアート | Venti | 約225mg | 甘いドリンクでも、エスプレッソを使うためサイズ次第では多めになる |
特に注意したいのは、「甘いドリンクだからカフェインは少ない」とは限らないことです。
ラテやキャラメル マキアート、カフェ モカも、ベンティサイズではエスプレッソの量が増えるため、カフェイン量は200mgを超える目安になります。
Tallサイズで比べると多めなのは?
| メニュー | サイズ | カフェイン量の目安 |
|---|---|---|
| ドリップ コーヒー | Tall | 約260mg |
| コールドブリュー コーヒー | Tall | 約155mg |
| カフェ アメリカーノ | Tall | 約150mg |
| スターバックス ラテ | Tall | 約75mg |
同じTallサイズで比べるなら、カフェイン量を抑えたい人はラテ系、しっかり入っているかを確認したい人はドリップコーヒー・コールドブリュー・カフェ アメリカーノを見ると判断しやすいです。
カフェイン量は「多いほどよい」わけではありません。
その日に飲んだコーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンク、チョコレートなども含めて合計量を考えましょう。ミルク変更やショット追加などのカスタマイズをすると数値も変わります。
コンビニコーヒーのカフェイン量ランキング|セブン・ローソンを公式値で比較
コンビニコーヒーは、同じ「Lサイズ」や「メガサイズ」でも、チェーンや商品によってカフェイン量が異なります。
ここでは、各社が公開している1杯当たりのカフェイン量をもとに、ブラックコーヒーを中心に比べます。
先に結論
コンビニコーヒーでカフェイン量が特に多いのは、ローソンのメガホットコーヒーです。
1杯で約300mgあり、通常サイズのコーヒーを複数杯飲むのと近い量になります。

※数値は各社の公式表示を確認した時点のものです。地域・店舗・商品規格によって取り扱いが異なる場合があります。
| 順位 | チェーン | 商品 | カフェイン量 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ローソン | メガホットコーヒー | 約300mg | コーヒーMサイズの2倍量。1杯で多くなりやすい |
| 2位 | セブン‐イレブン | アイスコーヒー L・濃いめ | 約170mg | セブンカフェの通常コーヒーでは多め |
| 3位 | セブン‐イレブン | アイスモカブレンド L | 約160mg | アイスの大きめサイズでしっかり飲みたいとき向き |
| 4位 | ローソン | コーヒー M | 約150mg | 標準的な大きめサイズでも、カフェイン量は多め |
| 4位 | セブン‐イレブン | ホットコーヒー L・ふつう | 約150mg | ホットコーヒーLでは「ふつう」が最多 |
| 4位 | セブン‐イレブン | アイスコーヒー L・ふつう | 約150mg | 濃いめよりは少なめだが、Rサイズより大きく増える |
| 7位 | セブン‐イレブン | ホットコーヒー L・軽め/濃いめ | 約140mg | 味わいの違いであり、豆の使用量の差ではない |
| 8位 | ローソン | コーヒー S | 約110mg | 小さめサイズでも100mgを超える目安 |
| 9位 | セブン‐イレブン | アイスカフェラテ L | 約110mg | ブラックより控えめにしたいときの候補 |
| 10位 | セブン‐イレブン | ホットカフェラテ L | 約100mg | ミルク入りのホットメニューでは多め |
ローソンはメガサイズの量に注意
ローソンのメガホットコーヒーは、Mサイズの2倍量です。
カフェイン量も約300mgと多いため、午前中にコーヒーを飲んでいた日や、夕方以降に飲む日には、1杯を飲み切るか少し考えたいサイズです。
眠気対策として飲む場合でも、強い眠気があるときは無理に運転や作業を続けず、休憩や仮眠を優先してください。
セブンカフェは「濃いめ」が必ず最多ではない
セブンカフェでは、軽め・ふつう・濃いめを選べます。
ただし、これは味わいの違いであり、コーヒー豆の使用量による違いではありません。
そのため、カフェイン量は商品ごとに異なります。
たとえばホットコーヒーLは「ふつう」が約150mgで、軽め・濃いめは約140mgです。
一方、アイスコーヒーLは濃いめが約170mgで最も多くなります。
ファミリーマートは数値の確認先を更新後に追加
ファミマカフェは、2025年から新しいコーヒーマシンを順次導入し、ブレンド・アイスコーヒーともに軽め・ふつう・濃いめを選べるようになっています。
ただし、現時点で確認した公式の商品ページ・栄養成分ページには、1杯当たりのカフェイン量は掲載されていませんでした。
数値が確認できる公式情報を見つけ次第、このランキングに追加します。
カフェインを控えたいときの選び方
- メガサイズではなく、R・Sサイズを選ぶ
- ブラックよりカフェラテ系を選ぶ
- 同じ日にコーヒーを複数杯飲むなら、次の1杯は小さいサイズにする
- 夕方以降は量を控えめにし、寝付きが悪い人はカフェインレスも検討する
コンビニコーヒーは手軽ですが、大きいサイズを選ぶと1杯で100〜300mgほど摂ることがあります。
商品名だけでなく、サイズと1杯当たりのカフェイン量を見て選びましょう。
缶・ボトル缶・ペットボトルコーヒーのカフェイン量ランキング
ここでは、サントリー公式にカフェイン量が掲載されている現行商品のうち、容量やタイプが異なる代表的な6品を比較します。
注意:これは全メーカー・全商品の総合ランキングではありません。
各商品の「100mL・100g当たり」の公式値から、内容量1本を飲み切った場合の目安を計算した比較です。

| 順位 | 商品 | 内容量 | 公式のカフェイン量 | 1本当たりの目安 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ボス シルキードリップ微糖 | 360g | 100g当たり 約70mg | 約252mg |
| 2 | クラフトボス 微糖 | 500mL | 100mL当たり 約50mg | 約250mg |
| 3 | プレミアムボス ブラック | 390g | 100g当たり 約60mg | 約234mg |
| 4 | クラフトボス ブラック | 500mL | 100mL当たり 約40mg | 約200mg |
| 4 | ボス シルキーブラック | 400g | 100g当たり 約50mg | 約200mg |
| 6 | ボス 無糖ブラック | 185g | 100g当たり 約40mg | 約74mg |
同じブラックコーヒーでも、185g缶なら約74mg、500mLペットボトルなら約200mgと差があります。
「ブラックだから多い」「微糖だから少ない」とは決めつけず、内容量と100mL・100g当たりのカフェイン量をセットで見るのがコツです。
カフェイン量が気になるときの選び方
少なめにしたいなら小容量を選ぶ
飲み物自体の濃さが同じでも、量が増えれば摂るカフェイン量も増えます。
特に500mL前後のペットボトルコーヒーは、仕事中に少しずつ飲んでいるうちに1本飲み切りやすいため注意が必要です。
「100mL当たり」と「1本当たり」を両方見る
100mL当たりの数値が同じでも、容量が違えば合計量は変わります。
反対に、1本当たりの量が近くても、短時間で飲み切るのか、時間をかけて飲むのかで体感は変わることがあります。
夕方以降は飲む量を控えめにする
カフェインは眠気対策に役立つ一方、遅い時間に多く摂ると眠りにくくなることがあります。
寝付きが悪い、眠りが浅いと感じる方は、午後遅くからは量を減らす、カフェインレスを選ぶなどを試してみてください。
カフェインの1日の目安量は?
日本では、食品からのカフェイン摂取量について一律の上限値は設定されていません。
体質、年齢、体調、服薬状況によって影響が変わるためです。
厚生労働省が紹介している海外機関の目安では、健康な成人は1日400mgまでを参考値とする例があります。
一方で、妊娠中・授乳中・妊娠を予定している方については、海外機関でも1日200〜300mgと幅があるため、自己判断で上限近くまで飲むのではなく、より控えめに考えるのが安心です。

| 対象 | 考え方の目安 |
|---|---|
| 健康な成人 | 海外機関では1日400mgを参考値とする例がある |
| 妊娠中・授乳中・妊娠予定 | 200〜300mg/日の目安が示されている。迷う場合は200mgを超えない意識で控えめに |
| 子ども・未成年 | 大人と同じ基準で考えず、カフェイン飲料を習慣的に多く飲まない |
| 医薬品を服用中・体調不良時 | カフェインを含む医薬品やエナジードリンクとの重なりに注意し、医師・薬剤師へ相談 |
そもそもカフェインとは?

カフェインとは植物に含まれる成分アルカロイドの一種で、コーヒーの豆ができるコーヒーノキの実やカカオなどに含まれます。
そのため実を原料として作られるコーヒー豆やチョコレート、ココアなどには、カフェインが含まれています。
カフェインの効能

カフェインには、摂取量を適量に保てばメリットの大きな効能があります。
- 興奮・覚醒作用
人が眠気を感じる仕組みには、アデノシンという物質が関係しています。アデノシンは脳を興奮・覚醒させるドーパミンやノルアドレナリンといった分泌物質の放出を抑制する働きがあります。
カフェインはこのアデノシンと構造が似ていて、脳内でアデノシンの働きを抑制する作用があります。そのため、間接的に脳を覚醒・興奮させる作用があります。 - ダイエット効果カフェインには、脂肪の分解と関係のあるリパーゼという酵素を活性化させる作用があります。
リパーゼが働くことで、体内に貯えられた脂肪は分解されて血液中に送り込まれ、最後筋肉を動かすためのエネルギーとして消費されます。 - 集中力向上認知機能テストを利用した研究でも、カフェイン摂取後に注意力・集中力が向上することが証明されています。
またスポーツ等の運動機能の向上にも効果があることがわかっていて、運動前の摂取で最大2%ほどポテンシャルが向上すると言われています。
- 利尿作用カフェインには、血管を拡張して流れる血液量を増やす作用があります。
カフェインで利尿作用が促進されると、身体の老廃物も一緒に排出できるため、むくみの予防・解消にも効果があります。
カフェインの副作用

- 動悸一度に大量のカフェインを摂取すると中枢神経が過剰に刺激されて、心拍数の増加、血圧の変化、不整脈といった動悸を引き起こすことがあります。
- 胃痛カフェインが胃酸の分泌を促進するため、空腹時にカフェインを摂取してしまうと、胃を刺激して調子を崩すことがあります。
- 不眠体内にカフェインを取り入れると、約30分で血中のカフェイン濃度が最高値になり、減少するまでには約5時間ほどかかると言われています。
午後になってからカフェインを摂取すると、眠りが浅くなったり、眠りにつくのに時間がかかったりします。
まとめ|カフェイン量は「商品名」より容量と公式表示で見る

コーヒーのカフェイン量は、同じブランドでもサイズや商品によって大きく変わります。
- 家庭のレギュラーコーヒー150mLは約90mgが目安
- セブンカフェは公式の1杯当たり一覧を確認できる
- スタバは商品・サイズ・カスタマイズごとに公式ページで確認する
- 缶やペットボトルは、1本で200mgを超えるものもある
「濃そうだから多い」「ブラックだから強い」といったイメージだけで決めず、1杯・1本当たりのカフェイン量と、その日の合計量を確認しながら、自分に合う飲み方を選びましょう。
参考情報・データ確認先
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