最近では、会社や学校にマイボトルを持参している人が増えています。
マイボトルを使うようになって、
- 酸化しにくいホットコーヒーの入れ方はある?
- アイスコーヒーを薄くならないように入れるには?
といった疑問をお持ちになった方もいるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、マイボトルを使ってよりおいしくコーヒーを楽しむための方法をご紹介します。
ホットコーヒーとアイスコーヒー別の入れ方をご紹介するので参考にしてみて下さい。
INDEX
マイボトル用コーヒーの美味しい作り方
では、さっそくホットコーヒーとアイスコーヒー別に、マイボトルでもおいしいコーヒーを飲むための作り方をご紹介します。
マイボトル用ホットコーヒーのおいしい作り方
- 新鮮なコーヒーを使用する
- 粗熱をとってから入れる
実はホットコーヒーの気になるイヤーな酸味の原因は、マイボトルに入れたコーヒーの酸化ではなく、焙煎から時間が経ってすでに酸化したコーヒーの粉を使っていることが原因の場合がほとんどです。
新鮮な豆(焙煎から時間の経っていない豆)を使うだけで、マイボトルに入れたホットコーヒーでもおいしく飲めるようになるので、作り方にこだわる前に一度試してみて下さい。
マイボトル用のホットコーヒーの作り方
- コーヒーの粉はお湯150mlに対して10gが基本。マイボトルのサイズに合わせて調節します。
- ドリッパーにコーヒーの粉をセットして平らにします。マイボトルにはお湯を注いで予熱しておきます。
- 少量のお湯を中心に注いで、30秒間蒸らします。
- お湯を3回から5回に分けて注いでいきます。注いだお湯が無くなる前に次のお湯を注ぐようにします。
- 必要な抽出量になったら、ドリッパーを外し、サーバーを1分間放置して粗熱を取ります。
- サーバーからお湯を捨てたマイボトルに入れて完成です。
粗熱をとった状態でマイボトルに入れているので、酸化しにくいのがポイント。
マイボトルは予熱しているので、一般的な保温水筒なら、朝入れてお昼すぎまでは飲み頃をしっかりキープできます。
関連記事:【保温性能で選ぶ】持ち運び用マイボトルランキング5選
他にも、最近ではマイボトル用のコーヒーバッグという商品も販売されていて便利です。
マイボトル用アイスコーヒーのおいしい作り方
- 氷とコーヒーは1:1で濃いめのアイスコーヒーを作る
- コーヒーの粉の量は2倍
マイボトル用に作るアイスコーヒーは味の調節が難しくて、『飲む頃には氷が溶けて水っぽくなってしまう』なんて失敗談もよく聞きます。
今回ご紹介する『1:1のアイスコーヒー』の作り方を覚えれば、マイボトルのサイズに関わらず、飲み頃のアイスコーヒーをマイボトルで持ち歩けるようになります。
マイボトル用のアイスコーヒーの作り方
- 氷と抽出コーヒーの量は1:1です。マイボトルが300mlなら、150gの氷と150mlのコーヒーを用意します。
- マイボトルに氷と水を入れて予冷しておきます。
- 通常の2倍のコーヒーの粉(150mlなら20g)をドリッパーにセットします。
- サーバーには氷を入れます。
- ホットコーヒーを入れる要領でコーヒーを氷の入ったサーバーに抽出します。
- ホットコーヒーはサーバーの氷ですぐに冷えるので、出来上がったアイスコーヒーと氷を、予冷したマイボトルに注いで完成です。
このアイスコーヒーの作り方は急冷式と呼ばれる方法で、すぐにコーヒーを冷やすことで酸化しにくくなるのが特徴です。
そのまますぐにマイボトルに注げば、5時間ほどは飲み頃のちょっと濃いめくらいのアイスコーヒーが楽しめます。
マイボトル持参のメリットとデメリット
マイボトルを使うことに普段どんなメリットやデメリットを感じていますか?
問題点をはっきりさせると、解決するのにも役立つので、簡単にまとめてみましょう。
メリット
- 圧倒的にコストパフォーマンスに優れる
年間にすると、何万円も節約になることも… - 地球にやさしい
身近なところからできる環境保護で政府もキャンペーンですすめてます。 - コーヒーの種類を自由に選べる
自分好みの味のコーヒーを外でも飲めるのは、コーヒー好きには大きなメリット。
デメリット
- ホットコーヒーは酸化が気になる
抽出されたコーヒーは酸化しやすいのがデメリット。保温ボトルで高い温度がキープされるので、酸化が進みやすく、作り方に工夫が必要。
- アイスコーヒーは氷の調節が難しい
一度作ると少しずつ氷が溶けるので、味の調節が難しく、飲むときには薄くなってしまうことも。ただし作り方で解決可能。 - 洗うのが面倒
衛生のために使ったら洗うのが必須ですが、コーヒーはニオイが付きやすいので洗うのも少し面倒。洗いやすい便利グッズも出てるので活用しましょう。
マイボトルでおいしいコーヒーを持ち歩こう
マイボトルを使ったおいしいホットコーヒーとアイスコーヒーの作り方をご紹介しました。
新鮮なコーヒー豆を使うことと、ちょっとしたコツで、マイボトルのコーヒーはもっとおいしくなります。
今回の記事の内容を参考にしながら、マイボトルでおいしいコーヒーを持ち歩きましょう。